微笑みの国

タイとか山とか

谷川岳縦走失敗

2012-09-09 21:46:00 | 
当初の予定
1日目:天神尾根~谷川岳山頂~大障子避難小屋
2日目:大障子避難小屋~万太郎山~平標山

結果としては1日目の往復で帰ってきてしまいました。

いつものように天神尾根から谷川岳山頂を目指すも霧で真っ白で何も見えないまま山頂に着き、
西に進路を変え宿泊場所の避難小屋に向かって歩いて行きました。
視界が10mくらいしか無い似たような景色のところを長時間歩いて来たので気分的に疲れましたがコースタイム通りで到着しました。
オジカ沢の頭を下り始めたところでようやく少し霧が晴れてぼんやりと万太郎山が見え、関越トンネルを抜けた
湯沢の町並みが遠くの方に見えました。
さて、明日は8時間の行程を頑張るぞという気持ちでのんびりしていたら15時すぎから次第に風が強まり始め
夜に雨が降ることはよくあるし明日は晴れるだろうくらいの気持ちでいたところ風は治まるどころか逆にますます強くなり
台風のような暴風になりました。テントも持って行ってましたけどテント張ってたら新潟側に飛ばされてたかもしれませんね。
結局、ドラム缶型避難小屋に吹き付ける風の音と鍵の閉まらなく立て付けの悪いドアのガタガタ音のせいで
一晩中一睡もできず朝を迎えました。

2日目は8時間の行程を予定していて下山後のバスの時間も考慮すると翌朝は3~4時に出発する必要がありましたがその時間に外を見ると
強風はまったく収まる素振りがありませんでした。この状態で濃い霧の中を3m先すら見えないような状態で歩き、
強風の中で高度を300mほど上げたうえ確実に風が治まるところへ着くのは6時間後ということを鑑みると
谷川岳肩の小屋へ2時間かけて戻った方が良いという判断をして、4時半までもう少し明るくなるのを待って引き返しました。

5年ほど前に上州武尊でもドラム缶型避難小屋に泊まった時もろくな思い出が無いので、もう泊まりたくないですね。
今回のような悪天候ではテントだったらどうなってたかわかりませんけど、避難小屋の真っ暗な中に一晩中居るという孤独感には
耐えられません。
谷川岳はこのコースも含め土樽へ抜けるコースや馬蹄形縦走もいつかはやりたいと思っていますけど避難小屋はもうこりごりなので
しばらくは機会がなさそうです。


PENTAX K-7 / DA 35mm limited
オジカ沢の頭を下り始めようやく視界が開けてきたところ。
写真中央が大障子避難小屋


PENTAX K-7 / DA 35mm limited
ドラム缶型避難小屋の大障子避難小屋

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1 コメント

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Unknown (fah)
2012-09-10 22:10:17
山頂が曇ってたけど
いつも気持ちいいですね。
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