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Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

OMD E-M5 MKIIでリモート撮影

2015年03月02日 | E-M5 MKII
各社のWi-Fi機能を持つコンデジ・一眼カメラは、スマホやタブレットを使ってリモート撮影が行えます
手持ちのカメラでも、ソニーのコンデジ DSC-WX300、パナソニックのミラーレス DMC-G6で多分行えますが試したことがない(笑)

今回新発売のOMD E-M5 MKIIを買ったので、ネタ作りで試してみました
スマホを持っていないので、まず、iPod touchにオリンパスのアプリ「OLYMPUS Image Share」をインストール


カメラとの接続は簡単


リモート撮影を行うライブビューモード
タッチAF、ズーミング(電動ズームレンズ)、撮影モード、絞り、シャッター速度、露出補正、ホワイトバランス、ISO感度、連写・セルフタイマー設定が出来ます
MKIIにM.ZD 12-50mm F3.5-6.3 EZを装着したときにiPod touchで見られるライブビューモード画像


M.ZD 45mm F1.8で撮った写真
絞り開放、EV +1.0
ピントはばっちり合っていますね


ただ、実際使うことは無いでしょうね

一方、より現実的なのは、ワイヤレスレリーズモード
通常の夜景は2秒のセルフタイマーでいいのですが、花火撮影ではレリーズ(リモートケーブル)が必須ですね
でも、純正品は6,000円と高い
このワイヤレスレリーズモードならバルブ撮影のロック機能も使えて重宝しそう


その他、OLYMPUS Image Shareでは、
・撮影画像のスマホへの転送
・JPEG画像へのアートフィルター適用
・スマホのGPSタグをカメラに転送して写真に追加
などの機能があります

雨梅が楽しみ

2015年02月28日 | E-M5 MKII
明日はせっかくの日曜日なのに雨の予報
でも、雨の撮影を楽しみにしています

22日も雨上がりの梅を楽しみに出掛けたのですが、ウメジローやタンチョウ散策のため集中できなかった(笑)
先週の写真
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)






明日は日照が望めませんが、しっとりと雨に濡れた梅を堪能しようと思います

OMD E-M5 MKII レビュー4:40Mハイレゾショット

2015年02月25日 | E-M5 MKII
OMD E-M5 MKIIの新機能で注目していたのは「40Mハイレゾショット」
これは、0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに40M(4,000万画素)センサー相当の高解像写真を生成する機能です
写真展で、A1サイズやA2サイズに引き伸ばした作品を何度か展示したので高画素・高解像度の写真に興味があるのですが、いまさらキヤノンのフルサイズ機を買う気がしない
ミラーレス一眼で撮れれば申し分ないですね

23日の朝は雲が良い感じで出ていたのでE-M5mk2+M.ZD 12-40mm F2.8 PROと三脚を持って岡山城へ
でもハイレゾショットの予習を全くしていなかったので、iPodにダウンロードした取説を見ながら撮影(笑)


まず、通常の撮影画像(JPEG撮って出し)


カメラ内合成された40Mハイレゾショットの撮って出し


8回撮影するので水面や水鳥がぶれていますね
1秒程度のスローシャッターの感覚でしょうか
使えるシーンを考える必要がありますね

ハイレゾショットは、JPEGでは40Mの解像度ですが、RAWでは64M!
帰宅して、ハイレゾショットをRAW現像しようと思いましたが、ハイレゾショットのRAW画像がない!
通常撮影のRAW画像は確かにあるのに、なぜ?
取説を改めて見ると通常撮影とは別に、ハイレゾショットでは画質選択が必要

改めてJPEG+RAWの設定をして試し撮りをしてみました
今度は、JPEGファイル(14MB)、ORFファイル(102MB)、ORIファイル(16MB)の3つのファイルが生成
このうちORIファイルはハイレゾショットの1枚目の16M画像で、Olympus Viewerでの現像が可能
一方、64MハイレゾショットのRAW現像に、現時点ではOlympus Viewer 3が対応していません
Adobe Photoshop 64bit版(CS5以降)を用いて、専用プラグインをダウンロードして行う必要があります


一般にはハイレゾショットの用途は、風景撮影が多いのでしょうね
1~2秒程度のスローシャッター撮影をイメージすればいいので、風のない日ならば花も撮れそうです

そこで今朝は三脚を持って、岡山後楽園へ行き、ハイレゾショットで梅の撮影に挑戦
機材は、E-M5 MKII+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO

普段は絞り開放で撮るのですが、解像度を比較するためF5.6まで絞りました
ハイレゾショットでは、シャッターを全押ししてから露出を開始するまでの時間の設定ができます
今回は満を持して8秒に設定
主役の花を10倍の拡大表示でピント合わせを行い、撮影開始


ブログでは高解像度の画像の比較が難しいのでGANREFのレビューを御覧ください
1.OLYMPUS Viewer3で現像したハイレゾショット1枚目のRAW画像(16M)
2.カメラ内合成された40Mハイレゾショット
3.Photoshop CCで現像した64Mハイレゾショット
をオリジナルサイズで見られます
上記の写真を見ると8枚合成された写真の不自然さはないですね

わかやすいように、64M写真の主役部分を等倍で切り出した画像と、16M写真を切り出して同じサイズに拡大した写真を比較します
左:64M、右:16M


条件さえ揃えばキノコの撮影にも使えそう
普段三脚を使わないのでそこがネックになりますが(笑)

OMD E-M5 MKII レビュー3:野鳥撮影

2015年02月23日 | E-M5 MKII
昨日の記事でE-M5 MKIIの画質が悪いという誤解があってはいけないので、今日はジャスピンの写真をアップ
ヒヨドリは動きが遅いので良い被写体になります
デジタルテレコンを使わない、望遠端のノートリミング写真
OLYMPUS Viewer 3で明るさだけ調整して現像
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


実はこの写真を等倍で見て驚きました
等倍の切り出し画像


カメラよりこのレンズ(40-150mm F2.8)に負うところが大きいかもしれませんが

OMD E-M5 MKII レビュー2:野鳥撮影 ウメジローに挑戦

2015年02月22日 | E-M5 MKII
今朝は小雨の中を岡山後楽園へ
雨の日の撮影仕様で出かけたので、機材はE-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PROのみ
ところが日が差し始めてメジロたちが現れました
300mm相当では厳しいので、Fn4のHDRボタンを押してワンタッチで「デジタルテレコン」に変更

明るさの調整とスクエアのトリミングを行っています




雨滴が飛び散る様子もバッチリ


EOS 40D+EF100-400mm F4.5-5.6Lとの感覚的な比較ですが、AF速度と精度はかなり落ちますね
リサイズの写真ではわかりにくいですが、メジロのピントが甘い
ピントのヒット率もかなり低い

でも、「花がメインだけど出来ればウメジローも」というスタンスの人にはピッタリかも
少なくとも静物を撮影した時の画質は、mk2+40-150mm F2.8のほうが格段に上です

OMD E-M5 MKII レビュー1:ファーストインプレッション

2015年02月21日 | E-M5 MKII
早速OMD E-M5 MKIIで撮ってきました
撮影時間は30分しかなかったので、使用した第一印象をアップします
なお、E-M1、E-M10を使ったことが無いので、あくまでも旧モデルのE-M5との比較です

今朝は冷え込んだので岡山後楽園に霜がおりていました
MKIIの最大の特徴であるバリアングル液晶モニターを活用(笑)
芝生の霜を前ボケに背景に浮かび上がった紅梅を、地面すれすれのローアングルから縦構図で撮影
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


次は梅林へ
広くて見やすいEVF(電子ビューファインダー)で撮影開始
驚いたのが10倍に拡大表示した時のクッキリ感が凄い!
私は静物を撮るとき必ず7-10倍に拡大表示してピントをシビアに追い込むのですが、E-M5ではどうしてもぼやけた映像でした




もう1つ楽しみだったのが、カスタマイズできるボタン・レバーがMKIIは豊富なこと


E-M5(写真下)でカスタマイズ出来るのは、Fn1、Fn2とムービーボタンの3つ
一方、MKIIはFnボタン4つ、ムービーボタン、プレビューボタン、レバーの7つ

何度か書いたように私は普段「親指AF」で撮影します
E-M5では、Fn1:拡大 Fn2:AEL ムービーボタン:AF/MF切り替え に設定
MKIIでも3つのボタン・レバーは、これらの設定に必須ですが、4つのボタンが余る
そこで、とりあえずFn4のHDRボタンを「デジタルテレコン」に設定しました

これが結構便利
野鳥撮影など咄嗟のシャッターチャンスにデジタルテレコンを適用できる
今日は鳥を撮る時間がなかったので梅の撮影でデジタルテレコンを活用(笑)