ブログのカテゴリーに「魔法の杖」というのがあります。
これは次女がもっと小さかったときに、クリスマスに魔法の杖が欲しい、と本気だったので私と夫が、魔法使いからと称してクリスマスに魔法の手紙を送った後、次女がどうやって魔法の杖を作っていったか、その後のクリスマスに、魔法使い(になりきった私と夫)が次女にどんな手紙を書いたか、どんなプレゼントをあげたか、について書いたものです。
その後の結果を書いていなかったので、自分の記録の為にこれを書いておきます。
このカテゴリーの最後のエントリーは2012年の4月。
次女はもうすぐ10才になるところでした。まだその頃は魔法の手紙を信じていました。
しかし、2012年のクリスマス前、彼女は言いました。
「ママ、今年はもう魔法使いの手紙、要らないよ。あれ、ママとパパが書いたんでしょ?」
・・・・・・・・・
ああ、やっぱり10才までだったか、と思いました。
いつになったら、魔法使いの正体が私と夫だと気がつくのかな、なるべく遅いといいなあと思いつつ、そろそろ気がつく年頃だろうなとわかってはいましたが、次女にそういわれたときは、ちょっと寂しかったです。私も夫もとても楽しみながら魔法の手紙を書き、魔法のプレゼントを考えていましたから。(でも10才までよく疑いもせずに信じてくれたなあと、感心もしているのです)
2012年の夏に見つけて、クリスマスに魔法使いから、という事であげよう、と予定していたタリスマン(お守り)についての本は、私と夫から、ということになり、2012年のクリスマスは魔法の手紙も、魔法使いからの手紙もありませんでした。
今でも次女の本棚には、今まで貰った魔法使いからのプレゼントの魔法の本が並び、机の上にはクリスタルが大切に置いてあります。
いつか彼女が大人になって、新しい経験をしたり、辛い事や悲しい事にであったとき、これらの少女時代の思い出が、彼女を励まし見守り、力づけてくれるといいなあ、と思うのです。
現在11才になった彼女は読書に夢中。ほとんどテレビを見る事もなくなり、時間があると本を読んでいます。お気に入りの本は、魔法使いやドラゴンや妖精が出てくるファンタジー。
学校では結構しっかりしているらしいのですが、彼女の頭の中にはやっぱり未だに魔女や妖精や人魚なんかが住んでいるらしく、一緒に森や川沿いに散歩に行くと、彼女独特の視線で、私は気がつかなかった物を見せてくれます。
ほうきに乗って自由に空を飛べる魔女にはなれないかもしれないけれども、次女ちゃん、きっと貴方は空を飛ぶ能力に勝るとも劣らない魅力を持った素敵な大人になると思います。
これからも、いつまでも元気で、貴方らしくいてください。
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