堀北真希「アタシんちの男子」2009-06-23

堀北真希「アタシんちの男子」2009-06-23

最終回らしくないダラダラとしたストーリーだった。今回、シナリオライターはいつもより制約の多いシナリオを要求されたのかもしれない。

ただ、それにしてもラブストーリーも時田（山本耕史）の反乱もどちらも中途半端な流れで終わってしまった。

原因はヒロイン以外でセリフがそれなりにある登場人物がたくさんいすぎたことだろう。

そのため、そのキャラクターに対して何らかのエピソードを用意する必要が出てメインストーリーがおざなりになったように見えた。

そして、こんな終わり方がフジテレビのドラマの特徴になりつつある。「ラストフレンズ」の最終回よりはマシだったが。

最後に堀北真希だが、このドラマのようなキャラクターはうまく演じることができるようになったと感じる。

恥ずかしさを捨てることができるようになったのだろう。

次のドラマはしとやかな女性で暗くも明るくもないキャラクターを演じてみてもらいたい。

現状だとドラマのストーリーに負けすぎる演技になるきらいがあるので、こういった真逆の演技をうまく演じて自分が光ることができるようになれば、また竹内結子に近づくと思う。

6年の演技中、3年で急速に伸ばしてきた才能なら無理な注文でもないと思っている。

天才と個人的には思っている才能を生かして欲しい。

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