リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

「義経」第四十五回

2005年11月14日 17時55分59秒 | 大河ドラマ

 静ちゃんと別れ、熊野へ向かいながら逃避行を続ける義経一行ですが、その道は雪道で険しい。
しかも追っ手の追跡の厳しいこと。


 一方静ちゃん、途中で大勢の武士に囲まれちゃって、結局的に為す術もなくさらわれちゃってるし。
忠信さん、お約束通り(爆)足滑らして山道転落して、行方不明になっちゃってるし。

義経、そんな静ちゃんの助けを呼ぶ声を聞いちゃいます。


そういえば、弁慶の居所を察知したり、静ちゃんの危機を悟ったりしていても、
他の郎党の声は聞こえないんだね、 義経さん

他の郎党との格差激しいじゃんよ

せめてみんなの声は聞いてあげようよ。なーんて思ってしまった今週。


そんな今回のあらすじはコチラ


ところで、頼朝によって 天下の草創(てんかのそうそう) を宣言されてしまい、法皇さまには各国に守護・地頭を置くように許可を(強引に)申請。

あまつさえ、鎌倉の意向を無視した官職の方々をことごとく“解官”しろ、と要求。
この中には平知康まで入っていたからさすがにご立腹の後白河法皇ですが、なんせ頼朝が 「天下一の大天狗」 と称したとおり、転んでもただでは起きない模様。

義経が頼ってきたら匿うように、寺院たちにこっそりと指示を出しておきます。
そして、いざとなったらまたしても義経を利用するつもりみたいですが、そうは問屋が卸さない。


頼朝は次々と武力にモノを言わせて法皇を追い詰めていっちゃいます。
さすが、頼朝。
あの法皇でさえも、たじたじです。


まあ、今までのやり方がよくなかったんだろうなー。きっと。
院生を守る為に、自分にとって都合のいいようにしか動かなかったからね。

でも、それを許さない頼朝さんが素敵に見えてしまうのです。

いや、義経は可哀想なんだけど、それとはちょっと違って、あの古狸の後白河院をぎゅう、と言わせちゃう辺りが爽快です。



一方、義経の方では、どーゆーところからかは知りませんが、めっちゃ正確な情報を常に運んでくる弁慶によって、鎌倉の動向あんど後白河院の動向をも知ることに。


そして四国地方に逃げていたハズの行家さんも、とっ捕まって斬首。
やっぱダメだったかー。
行家さんも、最後の最後まで往生際が悪くてしょーがなかったけどね。




ところで、父が話していたんですけど、こうやって身内全てを排除して葬り去ってしまった頼朝って、結局自分の家も滅ぼす原因を作ってしまったんじゃないか、と話していました。

いい例が、豊臣秀吉。
結局彼も身内全てを排除してしまった為に、晩年は自らを滅ぼす方向へ向かってしまい、彼が死んだ後、一代きりで終わってしまったのがそれだというワケで。

頼朝の場合、何代もしない内に北条家に全部乗っ取られ、源家は滅んでしまったから言われればそうかもしれません。

そんなところを上手ーく進めたのが徳川家康。
彼らの失敗を全部知っていたからこそ、徳川家は長い間栄えたのかなあ、とは思いますが。




さて、それはさておき。
自分が頼って来たら、寺に匿うようにとおふれが回っていたことに、法皇さまは自分を見捨ててはいなかったのだ、と希望の光が。
頼朝に脅されてのことに違いない、と あくまでも人の良い義経、後白河法皇宛に
追討の院宣」 を取り消して。 と言伝を。


しかーし、後白河法皇。頼朝の軍勢に脅されたように、結局、

義経には、しばらく逃げてもらおう」 ということに決定。
すっげー誠意のない人達です。(爆)


結局当てにならない後白河。
そして義経たちは新たな場所、っつーか、京の都に逃げることに。

『灯台下暗し』、とはまさにこのことです。

ところで、殆どの郎党と合流。喜三太こと電車男とも久々ですね。
そろそろ出てこなきゃマズイだろー。って思っていた矢先だったので、まさに お約束通りな大河ドラマです


運命は巡り廻って、みたいなカンジですが、今回はまた、久々にあのキンキラ屏風がご登場。

ところで大いなる疑問ですが、幼少の頃、嫉妬に燃えた宗盛さんが石つぶてを投げてその屏風に幾つかの穴を開けたはず。
それなのに、何時の間に修繕したのかその穴がまったくないんですけど、何で?

牛若丸の落書き残ってんのに、何でそれは綺麗さっぱり消えちゃってんの?

清盛さまの念力? (←んなーワケない)




ここにきて、ようやく平泉へ向かう決心をした義経。
いよいよ最終回に向けてダッシュか、と思うと寂しい限りですが、まだまだ困難は待ち受けているのよね。




今回はそれよりも、捕らえられて六波羅に閉じ込められた静ちゃんが素敵でした。

北条時政の詰問にも動じず、きりりとしたその表情は素敵です。


静演ずる石原さとみちゃんの表情が、またいい。



そしてそして……!!

来週は「しずやしず」ですよ。

石原さとみちゃんの静ファンは必見です!!

迷わずビデオをセットだー



頼朝の前で舞を踊らされる静御前。

彼女の独壇場でございます。
どんな風になるのか、ちょっと楽しみではございますが。


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