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リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

ほんとにあった怖い話2015

2015年09月06日 22時37分03秒 | ドラマ関連

今年もやって参りました。ほんこわ!

って感じの、今年の「ほんとにあった怖い話」。

 

ウチでは、こういう話を見ていると、

怖い話は自ら積極的に見るものではない

と厳しく非難されるので、続けて見ることも出来ず、こっそりと見てました。

ま、ようやく今年分を観れてよかったですが。

 

そんな今年のラインナップは

「どこまでも憑いてくる」(主演:玉森裕太)

「憑依の祠」(主演:中条あやみ)

「奇々怪々女子寮」(主演:観月ありさ)

「嵐の日の通報」(主演:斎藤工)

「黒い日常」(主演:高梨臨)

「つきあたりの家族」(主演:又吉直樹)

の6編。

 

ま、最後の話はいつも怖くない話なので、(どちらかというと、いい話に近い)

不思議な体験をしたんだねって感じでしたが。

つか、又吉先生の方がよほど幽霊っぽかったんだけど。(笑)

 

さて、そんな今回は何故か、子供たちに交じってパンサーの向井さんがいたけど

あれって又吉さん絡みで出たのかなー。

 

今、向井さんは又吉さんと同居してるって話らしいけど、

あれは生霊なんですよ

って向井さんがわざとボケていたら、とある男の子から

「それってボケですか?」

と、強烈な突っ込みを入れられて、撃沈している向井さんが面白かった。

 

今日の「本当にあった怖い話」は、それよりも怖い、生霊話からのスタート。

主演の玉森さん主演の「どこまでも憑いてくる」です。

現実的に、死んだ霊よりも生霊の方が厄介らしいですね。

あれ、本人が自覚してないままに飛ばすらしいので。

 

一番有名な生霊は、源氏物語に出てくる六条御息所かなー。

やっぱ、恋情絡むと女は怖いね。って話。

 

でも、

ストーカーと生霊、どっちが怖いんだろうね

 

 

さて、肝心のドラマの内容は、というと。

彼が実家に戻る所から始まるんだけど、そこから先、意外にも話が進まず、

本格的な話は、家族全員が「白い服の女を見た」と話し合う所から。

原因は彼に勝手に好意を寄せた女性が、ストーカー紛いの行為を始め、

それに恐れ慄いた彼が逃げるように実家に戻ってきた、というのが真相で。

しかも、てっきり幽霊かと思われてたその女性は、生霊だったらしい。

結局、母の知人にお祓いしてもらって、ふうやれやれ。

 

って所に、最後のダメ押しの最大の恐怖シーンが……

 

ってこっちは覚悟して見てたんだけど、

そこまで行き着くのにやたら長かったので、

何かもっと凄い演出があるのか?とドキドキしていたら。

 

 

まさかの巨人オチで驚きました

 

 

うん。そりゃー驚くわー。

つか、扉を開けるのが鬱になるレベルだね

 

って思ったけど、今までに無かった演出だなー、と。

どちらかと言うと、外国のホラー映画っぽい演出でしたね。

 

 

 話として面白かったのは、2番目の「憑依の祠」。

毎日、同じ時間、夢の中に出てくる祠が日に日に、本人に近づいてゆき、

気が付いたら祠の中にいたって、やっぱ少し怖いよね。

しかも、中に白装束の女の人がいて、(巫女さん?)

夢の中で、徐々にこちらに向かって振り返ろうとするのが更に怖い

でも、主人公は目が覚めたので助かったー。

と思っていたら。

 

部屋の明かりを点けた途端、

その女の人がベッド脇に座ってた

 

これは怖い!!

でもこれで終わりかい!! オチないな!

 

と思ったんだけど。

 

その祠の中にいた女性にどうして狙われたのか、

どういう経緯でその夢を見るようになったのか、説明がまったく無いからね。

 

でも、思ったのは、彼女の寝てるベッド、広いですねー。

普通はシングルだけど、彼女のベッドはダブルくらいあったと思うよ。

 

 

そして、ここで恐怖郵便のコーナー。

「奇々怪々女子寮」と、お化け屋敷のような女子寮での恐怖体験話。

観月ありさちゃんが演じてます。

色々と事情があって、女子寮に住み込み、働かなければならなくなった主人公。

しかーし。

その女子寮は曰くつき

さっそく引っ越してきたその日に、部屋の前の電気が切れかかってるって、

ちょっとイヤン。

 

つか、管理人さん。

蛍光灯くらい、さっさと取り換えて下さいよー!!

って言いたい。

だってそれがアンタの仕事じゃんよ。

 

不気味なのはずらっと並んである洗濯機。

その中の一つが、突然動きだし、夜中にガタガタ鳴ってて非常に迷惑ですね

 

夜中、隣の部屋が妙に騒がしいと思って、文句付けに行こうと思ったら、

そのお隣さんから静かにしろと怒られる始末。

前にいた人も騒がしかったとお隣さんはブツブツ言ってましたが。

(↑結局、お隣さんは、騒がしいことは何もしていなかったと、納得はしてくれました。)

 

風呂場では、湯気が不気味な女の顔を形作るし。

 

最初は平気な顔をしていた寮の住人たちは、次々と去ってゆくし。

(隣の部屋の人とか、ずっと主人公を元気付けてくれてた足立梨花ちゃんとか)

 

そして、最大の恐怖は主人公の身にも降りかかる。

 

ゆっくりと、濡れた姿の女が、主人公の部屋へと迫る!

ガンガンと攻撃されるドアを、必死で守る観月ありさ。

しかーし。

 

部屋の中央の沁みから黒い女の影がー!!

 

って、本当に全身真っ黒で驚いた。

 

 

……ま、それから色々とあったみたいだけど、

(↑ここはナレーションでそう言ってた)

その人は無事、本人の夢だったエステテシャンになれたらしいです。

よかったね。

 

疑問は一つあるんですが、

幽霊?はどうして洗濯機に憑りついてるんですかね

 

そこで事故ったの?

いや、風呂場なら分かるんだけどさ。

 

つか、髪の毛がみっちり付いてくる洗濯機なんてゴメンですけどね。

 

因みに吾郎ちゃんから子供たちへ、何故女の人が黒いのか

という質問をしてみたら、

「髪の毛で(覆われていて)黒かった」は分かるんだけど、

最も笑ったのは、

洗濯層の裏がカビで黒くなっているからだそうです

 

納得だ!!(笑)

 

 

そして、迷惑な幽霊では「嵐の通報者」。

嵐の日に殺された女性が無念のあまり、斎藤工くん演じる

若い警察官の前に現れる、という話ですが。

 

どうして幽霊はいつも、関係のない第三者に

付き纏うんですかね。

 

そんなに無念なら、いっそ、

犯人に付きまとえばいいじゃん。

 

 と、いつも思うわけで。

 

あれって、親切な人に頼ってくるって事なのかな。

どっちにしても迷惑なので、犯人に取り憑いて下さい

 

そっちが正しい祟り方でしょ。

 

因みに、高島政伸さんも出ていて、霊感の強そうな刑事さんやってました。

実は、ドラマ「ボーダー」みたいだったのかな???

 

ま、最初は事故だと思われていたものが、殺人事件に切り替わって

再捜査が始まったみたいなので、よかったね。

 

だから、その為にも犯人に付き纏えばよかったのに

と、同じことを思った私でした。

 

 

そして、これはミステリーな「黒い日常」。

取引先の事務所に行って、書類を届けて受領書をもらって。

それだけの仕事(せいぜい10分ほどで終わる)のハズなのに、

何故か5時間も掛かっていて、その間、上司からの

電話もメールも気付かなかった

というミステリー。

 

その上司は竹中直人さんが演じてました。

何度も連絡を入れた理由は、取引先から、何時まで経っても書類が来ない

とのクレームだったようで。

でも、主人公は確かにその会社のビルに行ってたし、事務所で書類も渡したし。

受領書も名刺も貰ったし。

 

そこで確認してみたら、受領書自体、墨みたいに黒くなっててひしゃげてて、

文字は歪んで書かれている。

名刺も確認してみると、これもまた、墨で塗りたくられたように黒くなってる。

 

その上司、その名刺に書かれている名前を見て青ざめました。

 

何と、その名刺の相手は

火事ですでに亡くなっているという

 

じゃあ、主人公が会ってたのは、誰なんですかね???

 

後日、その事務所が入っているビルを確認しに行ったら、

建物があった場所は、ただの空き地になっているという

驚きのオチが

 

って事は、現在無いはずのビルに行き、取引をしていた主人公は、

 

その間、一体どこにいたの?

 

って事。

まさか、異空間にでも連れ去られていたのかな?

 

まあ確かに、あのビルというか、事務所自体が不気味な雰囲気だったけど。

何故かエレベーターは作動中にも関わらず動いていなくて、

主人公は階段を使って上の階まで行ってたし。

その間、真っ黒い髪の毛のようなシミを見て、不気味だと思ってたし。

 

この話は、始まり部分が彼女の背中側から追いかけるように撮っていて、

面白いな。と思っていたんだけど、そういう演出だったのねー

と、空き地を確認した映像でで分かりました。

 

でも、死んだ人の名刺持ってるとか、その人と電話繋がるとか、

やっぱ不気味だよね。

こういうの、昔話でもあるようなホラー話だけどさ。

 

ところで、ラストの方で

中村アンちゃん演じる主人公の友人は、

電話の向こうで何を聞いたのかなー

そっちが気になる。

 

 

そしてラストの「つきあたりの家族」は又吉先生が主人公。

つか、

先生の方が不気味に見えてしまうのはどうしてなんでしょうか。(苦笑)

 

某八戸市で飲食店(どちらかというと、ちょっとランク上の、お品書きが出るようなお店)

で、料理のことだけで人生を埋めていた主人公が出会った幽霊の家族の物語。

 

お店に来る常連の役の高島礼子さんから、「マスターは結婚しないの?」

とか、「絶対、家族を持った方がいいわよ」と強く勧められていたけど、

主人公にはその気はなくて。

 

でも、確かに、その時彼は少しだけ疲れていたらしい。

そんな時、突き当りの部屋に帰る、作業服を着た一人の男性の姿を見掛ける。

最初は、「この人も頑張っているんだな」程度に思っただけだったんだけど。

 

そのうち、彼らの家族(奥さんと、小学生の娘さんの姿)も見るようになる。

それは何度も続いていた、そんなある日。

 

その突き当りに住んでいる住人が引っ越すというので、

てっきりあの家族だと思っていた又吉先生。

だけど、管理人さん曰く、そこは長いこと空き部屋だったらしい。

やっと入ったと思ったら、すぐに出て行くというので、文句を言ってましたが。

で、又吉先生、管理人さんに「あれ、家族がずっと入ってたんじゃないんですか?」

と聞いてみるも、そんな事は無い、と不思議がる管理人。

確かに、その部屋の主は、あの見掛けた家族ではなく、若い男で。

 

そこで又吉先生、確かに、あの時間に小学生が歩いているとか、

よく考えたらおかしいじゃん?

 と、単純な事に気が付いたら、本当に可笑しくなったそうで、

突然笑い出して管理人さんを不安にさせてました(苦笑)

 

結局、あの突き当りの部屋で何があったのか、

あの家族は何なのか、何故あの部屋へ入ってゆくのか、

全然分からないままに終わったんだけどね

 

何かメッセージを残したかったのかも、って主人公は言ってたけど、

 

毎晩、家族の幽霊が部屋に来ちゃう、

その部屋の住人が可哀想じゃん?

 

しかもメッセージって、何だよー!

(“家族はいいぞ”って?でも、一家で死んだんでしょ?だから出るんでしょ?)

 

つか、幽霊家族が出た部屋の前に置かれていたカエルの置物が

自分の部屋の前に置かれていたら、普通は不気味だと思うよね?

 

でも、それ、磨いてお店に飾っちゃうんだ……。

と、ある種の凄さを感じました。

 

ま、何事もなかったのなら、別にいいんですけど。

 

今回は、全体的に、振り返ってどーーん!

とか、ガラス戸を閉めた途端にバーン(と映る)!!

 

…ではなく、主人公の傍でそっと囁きかけるとか、そういう感じが多かったかな。

車での移動モノが無かったのは意外でしたが

 

あと、全体的に幽霊は黒かったなー。と

 

 

意外にも、一流俳優陣が脇役で出ていたので、何気にゴージャスな

「ほんとにあった怖い話2015」。

子供たちの反応が可愛いのでいいですねー。

 

「夢に出そう」って怖がって泣いてる子供たちに向かって

「今夜夢に出るよ」って笑う吾郎ちゃんが

ナチュラルに鬼畜だと思いました

 

未だに「イワコデジマ」がどういう意味の呪文なのか分かりませんが。

 

弱った心の隙間に憑りつくのが霊と宗教なので、

皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。



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