リリコ雑記

徒然なるままに、思いつき日記。

おんな城主 直虎 第34-35回

2017年09月05日 15時29分20秒 | 大河ドラマ

実は、あとちょっとで虎松の役が変わってしまうらしい「おんな城主 直虎」。

時が過ぎるのは早いものですねー。

・・・と、感慨に耽るのは後にして。

そんなこんなで、怒涛の2週間分の感想、行きます。

 

第34回 「隠し砦の龍雲丸(三悪人)

十字架に掛けられた政次を前にして、怒りを隠しきれない直虎より。

 

「おのれ政次。よくも我を騙してくれたな……!!」

「……ふっ、殿も馬鹿なお方だ…。黙って騙されていれば、幸せだったものを」

「ふざけるな!! 井伊家は、お主の好きにはさせぬわ!!」

「ふふ、それはどうかな……?」 (不敵な笑みを浮かべる政次)

「喰らえ! 井伊家スペシャル・直虎ファイヤー!!!」

(・・・と言ったかどうかは知らないけど、政次の胸に槍を突き刺す直虎)

「……先に、地獄の底で、お待ちしていますぞ………。殿………」

(どばっと血を吐きながら息絶える政次)

 

直虎の愛と正義が井伊谷を救う!!

今までご視聴、誠に有難うございました!!(完)

 

・・・とまあ、こんな感じだったかな。(↑脚色し過ぎ)

十字架に磔られた政次さんを槍で突き刺した直虎さん。

さながらロンギヌスの槍のごとし

(あ、場所も目的も違うけどな………まあいいや……)

 

領主としての覚悟というか、偽りなき選択とでも言うか。(どっかで聞いたな)

自分で言うのも何だけど、カッコイイ事書いたな

って先週は思ったんだけどね。

 

今週になって、唖然としました。

 

 

政次ロスが酷かったのは、

視聴者の方じゃなくて、

実は直虎の方でした

 

 

って 凄いオチ来たー!!

 

 

でもさ、ちょっと酷くね?

だってさ。

あれって、政次の嘘を守る為なんだ。って思っていたのに。

一晩かけて、覚悟決めてやったんだろうなって、こっちは思ったのにさ。

 

今週の直虎さん、ガチで鬱状態です。

自分の手で政次を殺してしまった事実を受け入れられず、錯乱状態。

何かある事に「小野か?」って庭へ駆け寄るそのシーンは、実に痛いものでした。

 

あの壮絶なラストが全然活かされていない今週号。

政次ロス酷過ぎて、記憶ごと抹殺ってどゆことですか?

 

つか、直虎がこんなんじゃ、あんな死に方選んだ政次が浮かばれません。

 

彼の死を無駄にするなー!!

って言いたい。

 

今週の直虎見て確信しました。槍を突き刺したあのシーンは、

考えナシの行き当たりばったりな行動だった

って弟の意見が正しかったんだ……。

 

つかさ、井伊家の領主としての覚悟、どこに行ったんだよー。

何だよ、期待させんなよ。

くっそ。

先週の感想を美しく書き過ぎてしまって損したわ

 

って、思いました。(怒)

 

……さて。

直虎がショックのあまり、己を見失っていても、時代は許しちゃくれません。

気賀では大変な事が起こってました。

 

武田勢を迎え撃つ拠点の一つとして、今川軍、気賀を制圧。

元々商人の町だった気賀なので、軍事力の前ではひとたまりもなかったと思います。

 

因みに、城主だった方久は、部下と一目散に逃げてしまったけどさ。

やっぱ、ちゃっかりしてますね。

そんな方久と比べると、お頭って、やっぱ武士の子だったんだなって思いました。

義理堅くて、気賀の人々を見捨てられなくて、みんなを逃がそうとしてるし。

そして、仲間たちと最後まで運命を共にしてるし。

やっぱ、お頭はカッコイイです。

 

それはそうと、徳川勢が放つ大量の弓で気賀の人々が射殺されてゆくその場面、

チャン・イーモウの映画「HERO」のワンシーン、そのものでしたね。

(みんなこぞってあのシーンを真似し過ぎだ…)

 

てっきり気賀の民衆を助けてくれるのかと思いきや、「我が徳川勢に抵抗したから」

って理由にしといてのジェノサイドを目の前にして、さすがに呆然状態の方久。

これには言葉も有りません。

 

戦国時代、無常です。

 

そんな中、次々と倒されてゆく仲間を目の前に、一人でも助けようと奮戦するお頭。

……だったんだけど。

 

背後から槍を突き刺され、絶体絶命の龍雲丸。

彼を突き刺した、その人物は……

 

何と、直虎でした。

 

 

何で???

 

 

と思ったその瞬間、まさかの夢オチ。

って、

 

政次殺しに引っ掛けすぎだ

 

「夢の中で、人を殺してしまった……」と泣いている直虎さん。

南渓和尚が「夢の中だから大丈夫」みたいな事言って慰めてたけど、

いや、実際に政次殺した後なんですけど???

 

何、寝言言ってんだよ

ってツッコミ入れたくなるこのシーン。

 

 

誰か助けて下さい。(いやマジで)

 

 

まあそれそうと、これの件で、ワタクシますます

家康が嫌いになりました。(爆)

(いや、元々好かんかったけどね) 

 

いよいよ次週は、お頭とさよなら確定なのか……!?

 

ドキドキしながら次週を待つべし! 

 

 

第35回 「レヴェナント:蘇りし者」←じゃなくて「蘇えりし者たち」

うっかり野生のクマに襲われて、生死の境を彷徨ってる間に息子が目の前で殺され、

復讐の為に壮絶なサバイバルをする主人公の話ですね。

……ってそれは映画でした。

 

「夢か!!」

みたいなオチだったんだけど、実際に気賀が襲われた事を知り、急いで駆け付ける直虎。

しかし、目の前の光景は惨状でしかなかった。

水に囲まれて美しかった城内はめちゃくちゃになってて、敵も味方も泥に塗れ、

折り重なって死んでいて。

呆然とする直虎を余所に、生存者を探し始める僧侶の方々。

我に返った直虎も、一緒になって生存者を探し回るけど、誰一人として応えない。

その時、直虎は、ある物を見つけてしまった。

 

見覚えのある、赤い水筒だった。

 

お頭ー!!!

 

って思った。

 

そうか、ダメだったんか

 

敵の誰かに、政次のように槍で突き刺され、事切れていた。

そう思ったその瞬間。

「まだ、息がある」

って漏らした直虎さんの言葉で、確信しました。

 

 

やっぱミラクル起きたんかい

 

 

政次殺したその直後に、お頭まで亡くしちゃったら、きっと直虎さん、

立ち直れないよねー

って思ったから、さすがに今回は殺さなかったんだね。

 

そっかー。

ミラクル路線行きましたかー。

 お頭だけは生き残るのか、って書いたけど、ほんと、その通りになっちまったな。

 

さて、この気賀攻め。

徳川家の家臣たちは、大沢さんを降伏されたことで大満足だったけど、

阿部サダヲの家康はこんなハズじゃなかった感がいっぱい。

 

…なので、今川氏真さんとの和睦を成立させました。

これ以上、お互いの戦力を削り合うだけの戦争を終わらせる事にしたらしい。

で、掛川城を頂いて、今川氏真との事は一件落着。

……って事にしたんだろうけどさ。

 

ま、武田側からしてみたら、それってただの裏切りだけどな。(苦笑)

 

そんな今回の戦いでは、井伊谷三人衆も酷い目に遭ったらしい。

井伊家に理解示してた鈴木さんは討死しちゃったし。

近藤さんは大怪我して瀕死の状態だし。

 

因果応報とか?そういうヤツですかねー。

 

ところで助かったお頭は、「自分だけが生き残ってしまった」

と直虎さんに言ってたけど、直虎自身、

「何も出来ないのに、自分だけが生き残る」

と嘆いてました。

 

 

そっか……。

自覚あったんか………。

 

 

ま、あんだけやって自覚なかったら、ただの「空気読めない人」だからね!(おい)

 

それはそうと、逃げた井伊谷のみなさん、お元気そうで。

そして何故か、今更に小野但馬守ごっこが流行っているんだとか。

 

ま、今更だけどね!(爆)

 

囲碁の千日手、本当に何とかした方がいいと思います。(そっちかい

 

そんなこんなで次週。

いよいよ井伊家が潰れるらしいです。

あんなんやっても、無くなる時は無くなるんだなー。

 

っていう、無常を感じつつ。



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