息子のK

その前の期間=サマースクールになるが、
新1年生は新学期からの足並みをそろえるためサマー中の勉強が義務だった。
新しい学校は、幼稚園から高校まである大きな学校で敷地も広い。
幼稚園ライフとは全く違う勉強中心の生活がスタートした。
サマーに通いだし、K

「とっても自由なんだよ。」 の連発。
今まで幼稚園では、どこへ行くにも先生の監視のもと動かなければならなかった。
しかし、サマースクール1日目から野放しの新1年生。
食堂では、お小遣いで自由に昼ごはんを買い、
適当に場所を見つけ食事を済まし、その後の昼休みは自由に遊ぶ。
K

なので、どこで遊ぶのか、いつまで遊べるのかなど 初めはわからなかったらしい。
数日たって、実は午後の勉強時間を告げる鐘の音があることに気づいたようだが。
2週間目には 徐々に慣れてきて、友達と遊びの範囲を広げ 校庭や校内探検を楽しんでいる。
あそこの階段とここの階段はつながっていた とか
給水機があった とか
外で売っているお菓子やジュースを校門ごしに買ってみた とか
毎日 勉強よりも この自由な学校ライフが楽しくてたまらない様子。
サマーの初日はK

子供たちを監視する人がいないのだ。
監視の行き届いた幼稚園しか知らなかったので、
いつもどこかで子供を見ていてくれる大人(先生)の目がないことに少し不安を覚えた。
が、目の前で派手にすっ転び ぎゃーぎゃーと泣きだした小学生を
すぐさま助けたのは、中学生の女の子達だった。
医務室へ連れて行き 介抱してあげている姿に そうか、小・中・高と
続きの学校(校内)では 普通に “上の子が下の子の面倒”をみているのだと気付き安心した。
K

帰宅時間は3時
集団下校というものはなく、各自がお迎え車や、バイク、バイクタクシー、ミニトゥクトゥク(乗合バス)、大型バス、
ライトバンなんかで一斉に帰る。
どこの世界でも通学する子供たちは 小さいながらたくましいなあと思う。
校門の外にずらりと駐車している車から 自分の乗るライトバンを見つけ出し、
40度近い気温で暑くなった車内で 人数がそろうまで待つわけだから。
いつからK


お迎えに行き 帰りの車内では 小一時間たっぷりと2人から
“今日の出来事”を聞くのが楽しい。
でも 気になることが1つ。
K

みんなで席につき、いただきますで始まる日本の給食システムを想い浮かべると
K

寂しくないの?
お友達は?
とたまらず聞いてしまう。

食事が済めが一緒に遊んでいるわけだから いいのか。
「家で食べるときは 家族みんなで食べるけど 外はいいの」
K

外で食べる食事は誰と食べようと、一人だろうと あまり関係ないらしい。
もともとタイは食事というものに時間をかけない国だ。
食堂の風景はどこの学校も同じで きちんと座って食べる子ももちろんいるが、
ふらふら歩きながらお菓子を食べている子
後ろ向きに座って食べる子
あちこちに移動しながら食事する子だっている
それをいちいち注意する人はいない。
これがタイ式なのだ。
少し寂しそうだが、K

そうだ、ここはタイなのだ。
そして 今日が最終日のサマー
来月から着る新しい制服と教科書がそろった。(重かった~)

中をチラリと見てみたが、!!またっ!こんな小さな字・・・ というものが
何冊もあり げんなりしてしまった(虫めがね必須でしょ~

基本 タイ語はトーサンと、日本語は私と勉強 だが、
トーサン不在の時は これと格闘するのかと思うと 今から頭が痛い~

お兄ちゃんK



始めました~。

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K坊の気持ちも分かります。
タイ人は日本人より目が良いんでしょうかぁ…
老眼にもなりにくいのかなぁ~
同じお米の国アジアでも ”お食事事情”はかなり異なりますよね。子供は食事を食べたっけ?と感じるのでは?と思うくらいです。これがタイなんでしょうね~。
基本的に乗り物に乗って物を読む習慣のある国じゃないから、さほど悪くならないんでしょうか。でも 今はパソコンや携帯文字入力なんかで 変わってきそうですね。