goo blog サービス終了のお知らせ 

タイに暮らす:ウチのハーフキッズの日本語&タイ語

2005年生まれのお兄ちゃんK 妹のMちゃん。
好きなものを見つけた2人は今自分で日本、日本語の世界を切り拓いている

♪OOにあるもの 何でしょか?♪

2012年02月03日 | タイ文化


日本の童謡で

 「八百屋さんにあるもの 何でしょうか?」に始まり、

次々と そこにあるものをあげていく歌(ゲーム)があります。


歌では わざと間違えて「めだか! ん?」みたいなリアクションが

面白くて 何度聞いても飽きず そのフレーズを真似したり、違うバージョンを作ったり。

子供たちも大好きです。


ふと、思いついた私


子供たちもタイ2年が過ぎたところだし

お寺バージョンで歌ってみよう!と。


(絶対 日本の感覚ではない物が飛び出すに違いないぞ)


(まず 日本に2年いた間 教会へは行っても

お寺へは1、2度しか行ったことがなかったKとM。 


タイに来てからは 幼稚園で2カ月に1回くらいお寺へ行って

“タンブン”(功徳を積む行為)したり、お坊さんの説法を聞いたりするので 

2人には お寺はかなり親近感のある場所になっているはず。

それに このウチはお寺が真となり。

ウチの正面の門からこんな角度で お寺が見えちゃいます。




一歩ウチを出たら お寺。 




幼稚園でもここへ来る他、

お坊さんの托鉢風景、凧揚げをしたり、お寺のお祭りに行ったり、出家式の行列を見送ったり、

と今の生活から切っても切れない存在のお寺。



♪~リズムにのって さぁー! お寺にあるもの何でしょーか?♪ ハイ

お坊さん     いるいる。

オレンジの服     あるある。 (お坊さんがよく袈裟を干しているので)

一休さん     いるいる。 (小僧さん)

     いるいる。
 
 (タイでは 家で飼えなくなった犬や、野良犬をお寺へ送る週間があると聞きます。
 
 子供たちの恐怖は 凧揚げ中に時たまのっそり出てくる セントバーナード・・・私も怖い)

鐘     あるある。 (大きい銅鑼が下がっていて、朝6時はその鐘の音が目覚まし時計)

ご飯     あるある。 (幼稚園でお寺へ行った時、功物として持っていくものが食べ物だから 

 二人とも あるある~だって)



もう ないかな? と聞くと 

まだまだギブアップが嫌なようで 絞り出すように


音楽トラック

ダンスする人


が出ました。



たぶんこれは、おめでたい出家式でお寺にやってくる一行

トラックに巨大なスピーカーを積みこみ、ライブでどんちゃか音楽

鳴らし 音に合わせてくねくね踊りをする親戚たちを見ているから出てきた答え。


ウチは、どうしてもこういった行事の一行を避けられない

位置にあるので 堪忍して お寺入りを待ちます。


まぁー その爆音たるや 尋常じゃないんですって。

しかも トラックの運転ものろのろだからまいる

ウチがその爆音リズムに合わせて ビリビリと揺れるんですから半端ないです。

毎度 ウチの窓ガラスが割れるんじゃないかと思うほどです。



ちょうど KとMのお昼寝中に どんちゃかやってきたりすると、

飛び起きて何事かと外へ

そんな陽気な人達を見て一緒に踊りだすM

それでも口を開け根性で寝ているKを見ていると

本当にタイ人化したなぁと思う私です。




にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へにほんブログ村


始めました~。
クリックしてくださると、励みになります

歯が抜けたら・・・(タイ編)

2012年01月30日 | タイ文化

つい先日のこと、一緒に住むタイ人のAちゃん(4歳)の下の歯が抜けました。

もともと虫歯だらけのAちゃんだったので、ぐらぐらすると言われても

虫歯だろうとあまり真剣に取り合っていなかったのですが


は年長さんだけど、ぐらぐらの気配すらないし、日本にいる姪っ子は

小1でやっと初めて歯が抜けたから まだまだ先のことと思ってました。



実際 ご飯を食べているとき

 「とれた―!!!」 

と言われて びっくり

ホントだったんだ ごめんね、Aちゃん

まあ まあ めでたいこと。

大人の歯が生えてくるんだから。



さて、抜けた歯

日本では “下の歯は屋根に、上の歯は縁の下に”と、

次に生えてくる永久歯がしっかり生えるよう願いを込めて放り投げる

という習慣のもとに 私も小さいときに そうした記憶があります。


Aちゃんの歯は取りあえず 食後までこんな風に入れておいて・・・

(歯が抜けることがすごく特別に感じたKとMは 

早速 瓶に保管してあげてました。)




食後:義母に一応確認を取りました。

タイでは歯が抜けたら どうするか。


義母 「抜けた歯は 屋根に向けて投げるんだよ」


よーっし 同じだ。

Aちゃんは 小さい小さい自分の歯を大切そうに手の平に乗せ

とMの見守る中 えいっと上に投げました。



Aちゃん 初歯抜け おめでとう

丈夫な歯が生えますように・・・。



歯が抜けたら の話になったので、色々検索してみたところ:

日本他:

中国、ベトナム、タイ、シンガポール、カンボジア等、東アジアと東南アジアでは

「新しい歯がまっすぐ生えるように願いを込めて “上の歯は屋根、下の歯は地面に放り投げる”」
 習慣。

(こんな時 日本もタイも同じアジアなんだなぁと感じます)



東欧 アフリカ 南アメリカでは

「丈夫な歯をと “家の屋根に放り投げる”」 習慣。

 投げるときには丈夫な歯をもってこーいとお願いする相手があり、

ブラジルではことりや ヨハネさま、ボツワナではお月さま、グルジアではネズミ、モルドバではカラス、

インドではスズメ、スリランカではリスと多種多様。

(ネズミやリスは 丈夫な歯のイメージだけど、鳥???)

カメルーンでは

「いい歯をもってこーい」と言いながら歯を屋根に投げ、それから家の周りをぴょんぴょん

片足とびでまわるんだとか。

(ウサギの真似?楽しそうだけど、恥ずかしそう)



アメリカ、カナダ、メキシコ、エルサルバドル、グアテマラ、コロンビア、デンマーク、イギリス、フランス、

スペイン、オーストラリア等
では

「歯を枕の下に置くと、夜中に誰かが歯とプレゼント(金貨)を交換してくれる」
習慣。

(これは 妖精が使者となって 歯とプレゼントを交換するというお馴染の話。

・・・でも すごい出費
         

 ロシア、アフガニスタン、バングラ
では

「ネズミの歯みたいに丈夫で白い歯がもらえるように、“ネズミの巣穴に放り込む”」
習慣。

(日本では滅多にネズミの巣にお目にかかれないから想像つかないけど、タイなら・・・

でも 我が子の抜けたをネズミにあげるなんてっ! 絶対 却下)



中近東の国では

「新しい歯を持ってきて!とお日様に向けて投げる」習慣。

お日様からもらった歯だから ピカピカ光ってる。

(これは いいかも。自然に笑顔になっちゃいそうな習慣。)



中央アジア キルギス
では

「抜けた歯をパンに丸めこみ、ネズミに食べさせる」習慣。

(食べさせられるネズミも大変だぁ~)



他、コスタリカ、チリ辺り
では、

歯を芸術作品として、金メッキを施しイヤリングやキーホルダー、ペンダントを作る人もいるとか。

乳歯を1つ1つケースに入れ 保管し、将来子供へ贈り物する話も聞いたことがあります。


いずれの国にしても、子供の健やかな成長を祝い、願う心があることが分かりました。


と 色々な国では 色々な方法があるね、と説明すると お兄ちゃんのK


 「ボクの歯が抜けたら 枕の下に入れたいなぁ。妖精が来て朝 プレゼントに代わってるんでしょ?20回ももらえるじゃない」 


・・・20回=20本(乳歯の数)! 


(ママのお小言は一切記憶に留めない君―!)そういう記憶だけはやたらと良いわね。

というか、選びなさいなんて 一言もいってないぞ。


あなたは どう割っても立派なアジアの子ですから、

20回上に投げたり、下に投げたりするんですよっ

で話がまとまりました。





にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へにほんブログ村


始めました~。
クリックしてくださると、励みになります。



へびから学べ

2011年12月09日 | タイ文化



本心をいえば 蛇からなど学びたくなんかないんですが
必要に駆られるとは こういうことなんですね。

日本にいた時は へびに遭遇するなんて あるかないかの
生活をしていた私は、タイに来てから ありとあらゆる場面でヘビに遭遇してきました。

へびとの思い出:古い順)

*田舎で一人暮らしをしていたとき、部屋に細くて緑色のヘビが入ってきてしまった。

*その家の前の芝生には いつもヘビの抜け殻があった。
(調べたらヘビは1カ月に1回のペースで脱皮するんだそうです。そんなに頻繁に?でも1カ月以内にいたことの方が驚き。)

*スネークファームに言った時、「触ってごらん」と外国人にヘビを勧めるタイ人スタッフがヘビに噛まれていた。(外国人全員が引く。)

*夫から“家で捕獲したコブラと2ショットの友人写真”を見せられた後、
子供と遊んでいたら、家の庭でヘビに遭遇。
そして 自分の車のボンネットからヘビが出這入りしていることを人に伝えられ 
ヘビとの絡み連続3回。


*そしてつい先日 いつも遊ぶ公園の滑り台の上に緑ヘビ発見。


もともとヘビが多いのは、ヘビが東南アジアに集中しているということもありますが、
ここが田舎ということもあり 遭遇率もぐんとアップするようです。


子供たちと、ここタイ東北の夫の実家暮らしを選んだ理由に、

“子供たちに田舎生活から学んで欲しい“

というのがありました。

自然豊かとはいい面もあり、時には危険なこともあります。

これからもタイの田舎生活が続く子供たちには
1つ1つ見て、感じて、時に危ない思いをしながら、
そこから学ぶ“タイで生きる術“を身に付けてほしいと思いが強いです。


「OOは 危険なもの。」

昆虫1つでも日本と認識が異なるものが多いので、
身近にいる義父母から(私も)学びます。

このカエルは触ると 液体を吹き出し、それで目をこすると失明する恐れがある。

キング―という毛虫(ヤスデの仲間)は、触ると後々何かしらの病気になる。

トッケー(大トカゲ)は、家の守り神のイメージだけど、攻撃性があるから手を出すと噛み、噛まれると病気になる。

とか

ヘビを見たら、すぐその場を離れること。
は “鉄則”。


日本で育った私は、ヘビ=滅多に遭遇できない珍しい生き物の認識が危険より勝っており、 
当時、初めてヘビが部屋に入った時 あまり危険なものという感じがせず、
1mくらいの距離から悠長に眺めていました。

でも これはものすごく危険な行為だったいうのが今だから分かります。
無知”であることが 一番怖いです。
いきなり飛びかかってくる恐れがあることや 細くても猛毒を持つヘビだったら・・・。



もともと 上野動物園に行っても、
爬虫類館でほとんどの時間を過ごすのが好きだった長男K

タイに来ても お気に入りは、
隣の県にある“コラートZOO”の最近できたばかりの“爬虫類館”
東南アジアですもん、日本とは比較にならないほど 量も種類も豊富です。

猛毒を持つ“キングコブラ”は、ケージ越しに見ても 威圧感を感じるほどです。



そんなKの横で一言(脅しでも何でもないです)
「タイは こういうヘビさん達が外に平気でいるんだからね。よく色形を覚えてよ」

そこのところを子供たちにも理解してほしい と願っていたら 
願ってもないチャンスがいくつもあるここでの暮らし。
(大体 蛇が多すぎです。)


どっからどう見ても魅力的とは思えない爬虫類館、付き合いで入ること3回。
前回は 看板もなしに、地味に愛しのペット(ヘビ)と遊ぶお兄さんとお姉さんを発見。

近づくと “無料”“抱っこ自由”“写真自由”と言うではありませんか。
(でもその裏には、“何があっても自己責任”という暗黙のルール)
普段なら絶対に触れないけど、ここで触っておいたら、今後野生の蛇に近づこうなど
考えなくなるかなと思い、GOサインを出しました。

ヘビ好きのKは 恐る恐る近づき、



近づき・・・



もっと近づいて・・・



やっとお近づきになれました。

オマケ写真:


タイ人ってホントにいたずら好きです。
トカゲ担当のお兄さんのこの顔っ、
蛇に集中しているKの腕にトカゲをくっつけて驚かせようとしてます。
(オレンジ蛇担当のお兄さんから 
空いた右手で“よせっ!”と制止パンチをくらってました。)

 慣れたのか、いたずらお兄さんを無視して
べたべた。



危険なものとボディータッチができたことで刺激満点。

興奮の冷めないKは、家に帰っても
寝るまで“へび”の感触温かさ舌の色長さなんかを
おじいちゃんおばあちゃんに聞かせてました。


それ以来 日本から持ってきた動物図鑑の
“へび”のページを見ることが日課に。

(今まで「(振り仮名があっても)漢字あるから、読んで」だったものが、
興味対象に代わると、せっせと自分で読むようになり感心してます。)

そして、自分の抱っこしたヘビが“にしきへび”だということが分かったらしいです。

「そうかぁ、大きくて長いけど、おとなしいヘビなんだね。」

「あ、でも、小さくても 猛毒を持つへび ってのもいる。」

「大きくて 危ないのも・・・」

「ボク 見分けられないよ・・・。取りあえず 逃げるね」




息子よ。それでいいんですヨ。

一人でいるときに、ヘビに遭遇して、

へびを抱こうなんて思わなくても。

見分けられるより、ヘビに遭遇したら 何はともあれ逃げなくては。



と ヘビの会話をしていると、長女のAちゃん(タイ人)

「知らないの?ヘビを見つけたら 警察官に言うんだよ。そしたら、警察官がどっかに売るんだって。」

(へ、へぇ そうなの。どんな常識よ。)


でも聞くと 相場は3000B~10000B程度だそうです。(1万円~3万円)
ヘビに噛まれた人の血清確保のためで、最終的には国立へび研究所に送られるそうです。
血清にもタイプが沢山あるので、実際噛まれたら、噛んだヘビを捕獲して病院へ急ぐ が常識らしいですが。


「ヘビに出会ったらどうする?」の質問に

1年半前は:

「ちょっと見ていたいかも」

から 今は:

「死にたくないもん、絶対 逃げる」

に なりました。


でも Kの中には もっと知りたい、もっと近づきたい という想いが
残るらしく、パラリとめくると こんなものを発見。
(上の2つも どうだかなぁ ですが 稼ぎは ちょっとずつ上がってる?)



どうぶつえんの人になるよ は虫るい(館)の人とになるよ





そして 私も蛇から学ぼうと 蛇に関する“タイの諺”を検索してみました。

(日本語だと“蛇の道は蛇”“蛇に睨まれたカエル”“やぶ蛇”とか もちろん良いイメージはなくて、
どこか威圧的な感じがします。)

タイ語ではどうでしょう。

まず 我が家でよく使うへびの慣用句が、

「食べたあとすぐ寝ると へびになるよ」

(怠け者め、手足を使わないとなくなるよ、へびみたいに)牛じゃないんですね。


(以下 参考web タイのことわざ )
「鶏は蛇の足を見た 蛇は鶏の乳房を見た」

ไก่เห็นตีนงู งูเห็นนมไก่

蛇には足がないのにそれが見えたといい、鶏にも乳房がないのにそれが見えたという。
つまり、両方ともお互いの秘密や策略を知っているということ。


� 「蛇を投げても戻って来る」

ขว้างงูไม่พ้นคอ


邪魔扱いして排除しても戻ってきてしまうという意味。

� 「蛇の尾を掴む」


จับงูข้างหาง

危険なことをするという意味。
蛇の捕まえ方から出来た諺の1つで、頭でなく、尻尾を掴んで捕まえたら、蛇に噛まれる危険があり、気をつけないと、後で悪いことが起きるという意味。

� 「蛇を叩いてカラスに与える」

ตีงูให้กากิน


蛇を叩くのは危険な行為で得るものはなく、しかもせっかく叩いてもカラスが持って行ってしまう、何かをした結果 よい結果が出ず、逆に悪いことを招いたり、自分自身が危ない目に合ったりするという意味。

� 「蛇を叩いて背骨を折る」

ตีงูให้หลังหัก

蛇を敵に例え、敵を討つなら 徹底的にせよ、さもないと後で復讐され不利な立場になるという意味。

� 「蛇、魚を知る程度」

รู้งูๆ ปลาๆ

何かの分野について、知識が浅く・少しの知恵しかないこと。

� 「コブラの喉を盗む」

ล้วงคองูเห่า

権力者をコブラに例え、恐れずに権力者から物を盗むという意味。

� 「蛇使いは蛇で死ぬ」

หมองูตายเพราะงู

自分の詳しい得意分野で失敗すること。
(日本語の”サルも木から落ちる””弘法も筆の誤り”と同じ タイ語はヘビでした。)



� 「蛇頭じじぃ」


เฒ่าหัวงู


蛇の頭は悪だくみをする意味から、若い女性を騙していかがわしい行為をする年老いた男性の意味。


タイ語(諺)でも 蛇=忌み嫌われ、危険、敵対するものというイメージ通りやっぱり
いい意味で使われてませんでした。





にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へにほんブログ村


始めました~。
クリックしてくださると、励みになります。



タイ人に一歩近づく息子&クリスマスモード

2011年12月04日 | タイ文化

12月になりましたー

世の中はイルミネーションで街が煌めき始め、
デパートではクリスマスグッズが売られ
12月と言えば やっぱりクリスマスっ!

のはずが・・・ 

ここはタイ東北部の田舎。
30キロほど車を走らせデパートまで行けばそこそこ感じられるものの
今の時点では、家の周り、幼稚園(学校)ではまだまだクリスマス「ク」の字もない。

というのも、まずはコレが過ぎないと。

12月5日は タイ国国王陛下のお誕生日父の日」。
今年で84歳になられるそうです。


5日のために国道脇には国旗が数メートルおきに並び、
金縁の額に入られた国王の肖像画ばかりが目につく12月初め。


英邁な君主として国民一般の敬愛の的である国王様。

さて、ココ(夫の実家)にもそんな国王様の国王グッズが山程ありました。

探すまでもなく、目につくものが多いこと多いこと。
とにかくカレンダーが毎年“国王カレンダー“らしいです。
過去物カレンダーを片づけない主義(国王カレンダーを捨てるなんて!)なのか、
とにかく古い物から今年のまで掛けっぱなし。







このカレンダーは、下のも国王様。


(スタンド式カレンダーも)


(食器棚のブロマイド発見)



タイ生まれだけれど、2年の日本生活でタイ式をすっかり忘れた我が息子K
去年4月にタイに戻ってきた時はタイ語ゼロリセット

1年半を過ぎてやっと言葉にさほど不自由しなくなり、
幼稚園にも楽しく通えるようになりました。


毎朝 幼稚園で聞く8時の国歌(&国歌斉唱も)、
続く国旗掲揚(その他諸々30分の朝礼…)は、子供たちにどのくらい浸透しているのかしら。



夕方6時にTVで流れる国歌が聞こえると、遊んでいても直立不動するように。

まさに習慣の賜物です。


まだタイに来て1年もたっていない頃、
国王様の存在を教えたことはなかったけど、(国王カレンダーを指して)


「どなたか知ってる?」と聞くと

「(知ってるに決ってるでしょ)王様でしょ!」と言うK


幼稚園児ででも言葉の壁を超え、その偉大なオ―ラから?存在を理解させるくらい偉い方なのです!



今年は2度目の12月5日=父の日なので 2日(金曜)に行われた
幼稚園の「父の日イベント」もそれなりに楽しめたようすのK



そうだ、一体 K”国王の呼び方””お名前”は知っているんだろうか?
聞いてみよう。


「質問です。王様は タイ語では 何と呼ばれているでしょうか?」

「・・・あ、ประเทศไทย(=タイ王国)でしょ?」

答えとしては、違うけど、この認識は決して間違いではないぞ。

王様ありきのタイ国。

国歌の初めは、その言葉から始まるし。


ふむふむ。

お教室がこれですから察しはついたのかな。


(ホワイトボード右上には、国王様と女王様の2ショットが飾られてます)



チャンスなので、義母に聞くと・・・

「王様をお呼びするには、色々あるけど、
一番一般的なのは「ในหลวง」(ナイルアン)だね。
他にも公式の呼び方で「พระบาทสมเด็จพระเจ้าอยู่หัว」
(プラ・バート・ソム・デット・プラ・チャオ・ユー・フォア)
とかあるねえ。」


2つ目、舌を噛みそうです。(とにかく身分が高く神様レベルの王様)
この長い呼び名は、テレビの“王室ニュース“でよく耳にするなぁ。

タイ国内では、お名前を直接呼ぶことはないけど、日本では
プミポン国王陛下とか、ภูมิพลอดุลยเดช」(プーミポン・アドゥンラヤデート国王陛下)
なんかも聞きますね。


海外の新聞では、称号の「Rama IX」(ラマ9世)なんかも見るし。


とにかくこれを機に、
は、国王の
お名前と、呼び方をタイ語でマスターしました。


今日、一歩タイ人に近づいた?



でも やっぱりクリスマスを感じたいK
呼ばれて行ってみると
子供たちで作ったレゴツリーにゴテゴテと髪の毛につけるゴムやらピンが装飾してありました。

そしてホワイトボードに一言。




「天狗のかくれみの」のことかっ!?

ぅわっ 弱ったなぁ、こんなお願い 予想外っ

どうしようぅ。。。

当日はサンタさんが着て帰っちゃったから
見えない ということにするしかないわ



にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へにほんブログ村


始めました~。
クリックしてくださると、励みになります。

タイ語が小さい・・・

2011年10月08日 | タイ文化


“タイ語”


なぜゆえ こんなに小さく 書く???


まず 幼稚園で配布されるプリント類に始まり、タイ語のメール、手書き物

私にとってタイ語全てが、小さい。(と思うのは私だけか???)


小さく書けば書く程 バランス良く見えると言えば 見えなくもないが、

やっぱり 見やすい大きさかと問われると いいえ。



特に 文字を習う子供目線で見始めると それはないだろうと思う程

小さい気がする。


日本で ジャポニカノートに4マスノートを発見したとき 

「うわぁ~ 大きなマスだ~ でも これに書くことにより、バランス良く、

きれいに文字が書けるようになるんだろう」と その必要性を知ったもの。



息子Kが 去年ココの幼稚園の年中さんに編入した時から

配布されるノートは 普通の“大学ノート”。



毎日の日付、その日の活動内容、次の日の宿題を白板から写してくる。


このマスに書くの!?と はじめは驚いた。


年長さんの今では きちんと収まるように タイ語を書いてこれるようになったが

同じ大学ノートを渡して日本語を書くとなると 2段使って書くK


担任の先生に曰く 

字が大きいですねは」・・・


大きいことは良いことだ。

マイナスに取らないよう、「大きく書きなさい」とウチでは言ってるけど

タイ語のスタンダードがよくわからんのです。



学校からの配布物も歩きながらは絶対読めない。(外国人の私は特に。)

不親切なことに 大切なことが更に小さいフォントで書かれていたりするから

外国人目線からだと いつも見逃しがち。



例)日付けのハンコの大きさと比較するとタイ語フォントの小ささがわかります。



例)鉛筆の大きさとの比較を見よ!

そして よく宿題にある “活動日の絵” を描いて下さい。


それが、この枠内!



ちんまりと仕上げ。


こんな狭い場所に子供の頭の中にある“楽しかった活動の日”を凝縮させよ!というのが

そもそも無理なんじゃないかと思う・・・。


学校の方針なのか、一度も大きな紙をもらったことがない。

保管が楽?なのか 小さく収めようとするのは 文字だけでなく

その他のことにも及ぶのか・・・???




幼稚園の配布物くらい 少し大き目でもいい気がする。

日本の幼稚園に通っていた時は 字は先生の直筆だったり、

カラー紙に印刷したり、 

かわいいイラストも一緒になった配布物で見ていて楽しかった。



タイの学校では幼稚園でも“学校”と呼び、

子供が学校へ通いだしたら、子供を子供らしく扱わないのが普通らしい。



知人のタイ人に聞くと・・・

“タイ語は1つの言葉が日本語より多くの文字を使うから 本能的に文字を小さく書いてしまうのではないか”

という自論を説いてくれた。



ほんとぉ~?


ほとんどの知人がタイ語を書く時 小さく書いているという意識はないそうだ。



そして発見!

タイ語が小さい訳


おそらくですね、

子音の上下や左右につく母音、声調記号が場所をとるために、

子音そのものの大きさがぱっと見 ABCやあいうえおより小さいのではないかということ。

外国人の私からだと ぱっとタイ語の単語綴りを見て、一番大きい子音に目が行くけど

もしかしらた、タイ人は 子音&母音&声調記号すべてで作られる1つの言葉をひと固まりで見てるから 

さほど子音1つ1つが小さいと感じないのかもしれない。


印刷物のタイ文字が小さい訳は(勝手な解釈で)分かったけれど、

せめて学校で初めて習う国語教育としての“タイ文字”くらい 

大きく書いて教えてほしいなぁ。



にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へにほんブログ村

うちの事情&ファミリーメンバー

お兄ちゃんKは2014年小学3年生、Mちゃんは新一年生になりました。 2008-2010年を日本で過ごし、その後タイの 東北チャイヤプーム県のパパの実家で、じいじ&ばあばに甘えっぱなしの2年間暮らしU+27A12012年3月から南部スラタニー県(パパの勤務先)で家族4人暮らしがスタート。 K&Mのタイ語力は目覚しいほどにアップ。現在 兄妹間は どちらかが日本語で話せば日本語に、タイ語で話せばタイ語に という言語スタイル。