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Wedge2025年6月号【特集】日本のコンテンツが世界へ羽ばたく時

2025-06-09 | 番外編の番外編

JR東海さんが出している『Wedge(ウェッジ)』は東海道・山陽新幹線のグリーン車や書店で幅広く読まれており、ビジネスパーソンを中心に高い評価を得ているらしい雑誌。
ふだんは気にも留めていなかったが、日本アニメコンテンツの文化論・産業論で割と骨太そうな特集だったので、
書店に寄った際ついつい目を惹かれて購入しました。

日本のマンガ・アニメなどのコンテンツ産業が世界で大きな注目を集めている現状を踏まえ、政府の「新たなクールジャパン戦略」のリブート(再起動)や、さらなる成長に向けた戦略的課題を多角的に分析している目玉特集号。
特に、コンテンツ産業を「基幹産業」として捉え直し、単なる文化発信ではなく経済的・社会的な価値創造の視点から議論している点が、読者の関心を集めているようです。

歴史から紐解いたり、ビジネス視点からの今後の課題を浮き彫りにしたりと、内容は多岐に渡るが
特に今回の特集で響いたデータは全産業から見たコンテンツ産業の存在感の大きさだ。
主要比率こそ自動車産業が抜きんでているものの、貿易統計上ではコンテンツ産業が目覚ましく伸びており半導体や鉄鋼をすでにしのぎそうな勢いを見せている。

行政のみならず周辺産業の目が一気にエンタメに向かっている動向など、大手総合商社がこぞってエンタメの事業部を立ち上げ投資を積極化している情勢についても触れられています。
今後も、日本文化を軸とした新たなビジネスモデルの創出と、グローバル市場でのさらなる成長が期待されます。
これからもまだまだ目が離せません。

喫茶店でケーキセットを頼むのを我慢して、缶コーヒーを飲みながらベンチでしばしサラ読みしてしまいました。
700円しますが、最近本屋行っていないなぁ、とお思いの方は良かったらこれを口実にしてお買い求めください。

特集「日本のコンテンツが世界へ羽ばたく時」―――「Wedge」25年6月号

 



※2025/6/9追記
これに先立つ関連事項として、↓の記事をリンクしておこうと思います。
なんだかタイトルで検索しても検索で埋もれてしまっているので救済・再評価のために。
コンテンツに関するなかなかの論考でありますので
手前味噌、自画自賛、我田引水ではありますがよかったら見ていってください。

(参考リンク)
コンテンツは、恨みを買わない商材だ - P突堤2





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