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papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

Go to 因島!(4)

2010年07月19日 | Go To 因島

>>Go to 因島!(3)の続き

ライブ後、片づけをしてお祭りの屋台を見て回った。

どっと疲れてたけど。

お祭りを少し楽しんだ後、荷物はキャンプ場に置いたまま、車で因島の観光に出かけた。
ake3さんお勧めの白滝山と五百羅漢へ。


白滝山は標高227mで、数字的にはさほど高いイメージはないけど、実際は狭い島内に峻険な角度でそびえ立ち、登り道はハードな急坂だった。

白滝山は因島を一望出来る因島随一の山。
瀬戸内海に浮かぶ島々を遠くの方まで見渡せた。
山頂付近に着いた時はちょうど夕日の時間帯だったので、海がキラキラ黄金色に輝いて綺麗だった。

五百羅漢は白滝山の頂上付近にある羅漢像石仏群のことで、江戸時代に主に作られたそうだが、独特の漫画チックな柔らかい膨らみが特徴的で、今まで見たことのない温かみのある造形が良かった。

五百羅漢以外にも、命を絶った許嫁を忍んだお相撲さんが、供養のため海岸でその娘の化身の大岩を白滝山の山頂まで運んだ「恋し岩(※)」や、自然が長い年月をかけて削りとった不安定な状態で立つ大岩など、見どころ十分。
それと、自然のありようも楽しめた。
高所だからか、自然豊かだからかは分からないけど、山の所々から春の小鳥のコミニュケーションが聴こえた。
季節は繁殖シーズンなのかな?
小鳥達は狭い島内の空に舞って、山々の梢に停まって、必死に声を鳴らせていた。


中でも、崖の上の鐘楼は、まず見たこと無いような絶景でした。



※ 白滝伝説恋し岩(重井の民話より)
 昔々、重井の村に気立ての優しい可愛い娘と身体の大きなカの強い、立派な若者が居り、ニ人は恋に落ち、結婚を誓いました。そんな時、相撲の巡業が村を訪れ、素質を見込まれた若者は「三年間待ってくれ、立派な相撲取りになって迎えに帰る。」と言い残し、上方へと旅立ちました。娘は若者を信じて待ちましたが、約束の三年も過ぎてしまい悲嘆にくれ、海に身を投げて死んでしまいました。
 一方、若者は一所懸命に修行に励み「白滝」と名乗る一人前の力士になりました。娘を連れに村に帰った若者は、娘が身を投げて死んだことを知りました。深く嘆き悲しむ枕元に、ある夜、白滝山の観音様がお立ちになり、そのお告げにより、若者は深浦の浜で、身投げをした娘の化身の岩を見つけ、五十貫はあろうかというその岩を、一人で山の頂へ運び観音堂に奉り、その後一生をかけて供養しました。


1時間ほど白滝山を見て回った後、キャンプ場近くの砂浜へ。

瀬戸内海の穏やかな波が打ち寄せる砂浜は、こじんまりした感じが、景観とちょうどいい感じでマッチしてた。

磯には、その奥に通じる回廊のような崖の切り目を見つけたが、その回廊のような所まで行ってみると、実際はちょっとした岩の窪みだった。

日が暮れてから、尾道に向けて出発した。

続きは>>Go to 因島!(5)で。

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