papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

girls from italiaのライブを三茶で見る

2009年09月29日 | ドラム・ケイジ
僕らの先輩、girls from italia(通称・ガールズ先輩)のライブを観に三茶ヘブンズドアに行って来ました。

小雨がパラパラ降ってたので、自転車での三茶行きは断念して、電車で。

ヘブンスに着いて、入口前で、あまり好みではない音がしてきたので、しばし休憩とライブハウスに入るのをためらってうだうだしてると、ガールズ先輩のドラム・グロさん登場。世間話してると、仕事明けのヴォーカル・ガールズ先輩も登場と、メンバーが立て続けに現れました。
少ししてベースのガールズ先輩も楽屋から出現!

ガールズ先輩のライブが始まる直前には、ヘルシンキのビーチ君も現れました。
仕事あけで皆さんお疲れ様です。

ガールズ先輩のライブは凄まじいもので、一気に3曲立て続けに演奏した後、ちょっとした休憩のようなトークの後、またハードな演奏再開、最後まで突っ走りました。
そりゃーベース投げたくもなるわ!フロアタムに身体ごと突っ込みたくもなるわな!というハードなライブです。
スタートからゴールまで一気に駆け抜けた感じのライブで、テンション上がって楽しかったです。

ライブ後、ガールズ先輩達と少し話す時間があって、ライブのハードさ等を突っ込んで聞いてみると、ライブについてのこだわりは特に聞けず、それより意外や意外、毎回、曲のアレンジが違うというハレンチな話を聞けました。
しかも少しずつマイナーチェンジしてるとのこと。自分達で意味のないと感じた部分は削ったりして、パート別では、お互い、ライブの時に初めて気付くような楽曲アレンジを個々でやってたりするとか。
papalionが二人になってからは、相手のフレーズがいつもと違うなんて感じることが無かっただけに、バンドって、やっぱり面白いな~と思いました!


あと、今日のライブとは一切関係ないけど、最近発見がありました。
商品とPR(プロモーション)とは全く関係が無いという事です。
例をあげると、チーズバーガーの商品開発には一切労力をかけなくても、PRに莫大な労力をかければ、その商品は確実に売れるということです。
逆にチーズバーガーの商品開発にいくら労力をかけても、PRがゼロでは、商品開発に携わった人間のみの商品としかならないという事です。
この歳になって、やっと理解できました。遅過ぎの発見。

朝青龍が今回優勝したけど、彼が優勝してガッツポーズする事がマスコミ記事に大きく取り上げられました。今場所、朝青龍の優勝決定戦の土俵上でのガッツポーズって、普通に見てて、気にもならない話なのに異常なまでの取り上げよう。
せっかくの横綱同士の名勝負が、話題をガッツポーズに取られてしまって、非常に不愉快です。あの優勝決定戦、その勝負の凄さを語ることの方が意義があると思うが…
商品が記事やニュースバラエティーであるマスコミは、名勝負を語るよりガッツポーズの話題を取り上げる方が、記事的に簡単で、売上的にPR力がある(ネタとして面白い)と判断したと思います。
大相撲の素晴らしさを活字やVTRにして販売する方が、多方面に長期的に顧客ユーザーを獲得できる、それぐらいの商品コンテンツを持っているのが大相撲だと思うんだけどね。

papalionJapanTour2007~後書き~58(北海道上陸)

2009年09月26日 | キャンプでライブツアー'07・後記

9月9日(日)、早朝、まだ暗い中、北海道に上陸。

初の、北海道!ウォーーーーー!!
テンション上がる。
車をフェリーから出して朝の函館市街をうろうろした。
コンビニで朝食にサンドイッチを食った後、地図見ながら、とりあえず観光スポットである五稜郭へ。
ここで土方歳三は人生を全うしたんだ~ 等の感慨もあまりなく、意外と狭い五稜郭を観光。特に目新しい感じもなく五稜郭を出た。

明日の札幌ライブに向けて、一路北に車を走らせた。
途中、景勝地の大沼に立ち寄る。
まだ昼前、サンサンと日差しがある中、大沼を散策した。
周りから聞こえてくる言葉は中国語?観光客はほぼ中国・台湾人だった。3人乗り自転車ではしゃいでる人達も、バスから降りてくる人達もすべてそうだった。
北海道の観光ビジネスって東北より頑張ってるんだな~って思った。
気候的には似てる東北では、一切見なかったからね。

さらに北へ走った。途中の道の駅で遅いお昼を食べた後、さらに北上。北海道はでかい。延々続く森と延々続く海岸線がこの日のメインの風景。

洞爺湖・支笏湖と観光したけど素晴らしく湖が澄んでました。
あと、これは!と驚いたのが、風景の違い。
国道を走っていて、本州であれば、ある程度、人の痕跡が色々と見えるんだけど、北海道の国道沿いの原野は、昔も今も全く人が介入した形跡が無いかのように、何もない森の風景の連続だった。本州とは明らかに違う風景だった。
植生も青森以上にシンプルだし。
本州だと高速を走っていても、田んぼが見えたり小さい集落が見えたりするんだけど、北海道ではそれが全く無い。北海道は違う国と理解すべきだと思った。

で、そうこう北海道の原野を走って、支笏湖周辺で一泊するためのキャンプ場を探した。

探したけど、良い条件の宿泊用のキャンプ場が無かったので、札幌付近まで時間ぎりぎりまで車を走らせ探した。
千歳市に入って、泉沢・自然の森キャンプ場という団地の中の森のキャンプ場を見つけた。
もう日暮れも近かったし札幌にも近いので、ここにしようという事になり、一夜の宿場を決めた。

キャンプ場の管理人さんに挨拶した後、ミズキは晩飯の買い出しに、僕はテント設営にと、分業してる最中、近くでデイキャンプを貼ってた2家族がテントを片づけて、帰って行った。えっ!キャンプで宿泊は僕らだけなん??

他に誰もいないキャンプ場。寒々と夜空を見上げ、丼ものの夕食を作って食べた。
洗い物を済ませた後、近くのスーパー銭湯まで車で行き、一風呂浴びた。
お風呂はどこで入っても最高。

既に真っ暗になった北海道の森のキャンプ場に戻った。
さすがに9月の北海道、少々寒気がする中、他に誰もいなくなったキャンプ場のテントで一夜を過ごした。

>>papalionホームページ

下北のBASEMENT BARでhenrytennisを観てきた

2009年09月25日 | ドラム・ケイジ
シルバーウィーク最終日、下北のBASEMENT BARでhenrytennisを観てきました。

henrytennisというバンドを友達の奥村くんがやってまして、精力的にバンド活動してます。
henrytennisは、インストがメインのスタイルで、鉄琴やらサックスやらキーボードといった武器を細やかに使った、グッドバンドです。

henrytennisプレレコ発イベントとの事で、入場時にサンプラーCDを配布するという、粋なはからい。

henrytennis 久しぶりに観たんだけど、良かった!!
以前見た時は、もう随分前のことだけど、ちょっとガチャガチャしてて聴きづらい部分があったけど、これだけバンドの面子がいながら、調和が取れてて、一本筋の通ったグッドサウンドをかき鳴らしてました。
2バンドフルで観戦した後だったけど、お酒も染みてきて、ノリノリで観戦!
美しくもありテンションもあり、笑顔絶えない空間が広がってました。
アンコールが2回も出ました。(2回目は、曲がもうないので勘弁してとの事で、演奏はなかったけど。)

この日のライブは、henrytennisの企画で、他にもイイバンドが出てました。

まずは、sgt.

sgt.はインストバンドで、センターに美しいバイオリニストがいまして、サイドには激上手なドラムと、曲の主体を弾き鳴らすギターが陣取ってて、後ろには安定感あるベースが笑顔をふり撒いてバンド全体を落ち着かしてました。
何といっても、バイオリンが良い!音もそうだけど、その立ち振る舞いが素敵すぎる!!
sgt. なかなかイイバンドです。全曲楽しめました。

続いて、Luminous Orange

Luminous Orangeはマーティーのような風貌のベースがセンターにおりまして、サイドにボーカルの女の子二人がいるテンポの速いハードなガールズ?バンド。
ノリが良くて、見た目も威圧感あるし派手で、パフォーマンスもハードに汗かいてて良かった!グッジョブライブでした。

いやーー ライブってイイですね。