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papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalion Japan Tour 2007 Map

2007年11月24日 | キャンプでライブツアー'07・前
今年の夏の2ヶ月のツアーをGoogleマップにまとめてみました。
もう冬なのに、いつまでツアーを引きずってんだぁ!って思いつつ作りました。
まだ追加するつもりだけど、ひとまず完璧、自己満足!
リンクと写真はそこそこ載せたので、ぜひとも奥まで覗いて見て下さい。
こう見ると、2ヶ月長かった。
こちらから↓
http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&gl=jp&ptab=2&ie=UTF8&msa=0&msid=100831300023907145377.00043dedc7019e537ba8f&mid=1195829611

ツアーファイナル!?

2007年11月11日 | papalionいろいろ
来週末11月16日(金)三軒茶屋ヘブンスドアでpapalionとしては久しぶりの都内ライブをします。実質ツアーファイナルになるのかな?取り立ててファイナルにイベント性を持たせるつもりはなかったんだけど、運良く「M☆N☆T」に誘ってもらいました。桔梗がご一緒っていうのもうれしいな。出番は1番目です。せっかくの週末、サクッと仕事終わらせて遊びにきてくださいね!

■11月16日(金)三軒茶屋 HEAVEN'S DOOR
『M☆N☆T vol.3710339#50』
OPEN18:30/START19:00 ADV.¥1,800(+1drink)/DOOR¥2,100(+1drink)
w.GALAXIES/桔梗/CAUCUS/HIBIKI

宇宙のこと考えると眠れなくなるのね

2007年11月09日 | キャンプでライブツアー'07・後
宮沢賢治記念館入り口のガラスのフクロウ
9月16日昼、イーハトーブ。花巻温泉郷ぎんがの湯でちょっと休憩。

今回のツアー、ライブ後はそのまま次の街へ移動がほとんど。高速道路のETC深夜割りを使いたいのと、宿泊費を浮かせたいということもあったんだけど。しかしライブで汗かいてそのまま移動して車中泊、しかも夏、これだとさすがに体中ぺたぺたして気持ちが悪い。だからライブの次の日は、日帰り温泉施設でちょっと休憩ってのが定番になった。
昨日も青森サブライムでのライブ後、Ca-pの藤井さん宅で夜食をごちそうになって、そのまま移動。もう帰るだけだから別に良かったんだけど、ぎんがの湯って名前に惹かれてしまった。淡く色の着いたつるつるした肌触りのお湯で、北海道・東北ツアーの疲れを洗い流す。

別に急ぐ用事もないし、宮沢賢治の足跡をちょっと訪ねてみようと「イギリス海岸」へ。賢治がイギリスのドーバー海峡の地質に似ているからと名付けた北上川の泥岩。しかし昨晩降った雨のせいで泥岩は川底に沈み、ただの川だった、、、しかも濁流。
気を取り直し「宮沢賢治記念館」に着いたのは午後2時頃。また雨が降ってきた。記念館脇の「注文の多い料理店」に出てくるレストランと同じ「山猫軒」で遅めの昼食をとってから入館。資料もおもしろかったけど、賢治作品のアニメビデオとか大銀河系図のドームとかもあって良い雰囲気だった。

こどもの頃「銀河鉄道の夜」を読んで、あの幻想的な世界観に全く着いていけなかった。話に華もなく、常に寂しい感じが漂っていて入り込めなかった。それ以前に得体の知れない列車に乗って銀河を旅する事自体が恐かった。この物語を童話ってくくりにするのはおかしい。こどもにとってイメージの世界ほど恐いものはないんだよ、どこまでも膨らんでいくんだから、、、かなり嫌だった、これ書いていて当時感じた気持ちを思い出した。今思うと完全に引き込まれていたのかもねー。

>>「パパライオン 日本ツアー 2007」スケジュール



何だ?あの長い土壁!

2007年11月04日 | キャンプでライブツアー'07・後

9月16日午前、志波城跡。

青森からの帰り道、盛岡市街地を抜けることを避けて、郊外の県道を走っていると、突然長い土壁と大きな門が見えた。「何だあれ?!」「なんとか城跡って書いてあった!」「Uターン!」

志波城は平安時代、延暦22年(803年)に征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷の長であった阿弖流為(アテルイ)と母禮(モレ)を破り造った城柵。
それにしても殺風景な造りだなー。歴史感を出すため、わざと木肌を見せた、地味な感じにしてあるのかと思ったら。当時も何の塗装もされていなかったそうだ。でもこういう場所は雰囲気があって大好きだ。一気にタイムスリップ。「この城の城主に会いたい!案内せい!」なんてー。でも残念ながら城壁と一部しかまだ再現されていない。

駐車場脇の展示室でいろいろ話を伺う。志波城の外郭は、840m四方の築地塀で囲われていたというからかなり広い。一区画再現するだけでもかなり費用が必要なんだとか。なんとかあまりお金をかけずに再現できないもんだろうか。
ひとしきり見学して、「飲み物売ってないの?」「喉が渇いた!」って何ともわがままっぷり発揮な僕らに、お茶で良ければと冷たい麦茶を出してくれた。早く完成すると良いね!

今回のツアーでほんと日本各地いろいろな場所に行ったなー。地形や気候はその土地土地で違っていたし、匂いっていうか空気感も違いがあっておもしろかった。でも少しでも都市部に入れば駅前や国道脇の風景は均一化されどこも同じような建物が並び、いったい自分がどこにいるのか分からなくなるってのも事実だった。
昔ここには日本列島北部の自然に根ざし形成されていた文化があった。それは蝦夷(えみし)により守られていた文化であって、大和朝廷の文化、つまり和なものではない。
昨年11月末に行った沖縄、気温25度、半袖半ズボンの人が歩く町並みで見た、全国チェーンのファーストフード店の真っ白な雪が降り積もるクリスマスのディスプレイに感じた違和感をなんとなく思い出した。

>>「パパライオン 日本ツアー 2007」スケジュール