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宮沢賢治記念館入り口のガラスのフクロウ |
今回のツアー、ライブ後はそのまま次の街へ移動がほとんど。高速道路のETC深夜割りを使いたいのと、宿泊費を浮かせたいということもあったんだけど。しかしライブで汗かいてそのまま移動して車中泊、しかも夏、これだとさすがに体中ぺたぺたして気持ちが悪い。だからライブの次の日は、日帰り温泉施設でちょっと休憩ってのが定番になった。
昨日も青森サブライムでのライブ後、Ca-pの藤井さん宅で夜食をごちそうになって、そのまま移動。もう帰るだけだから別に良かったんだけど、ぎんがの湯って名前に惹かれてしまった。淡く色の着いたつるつるした肌触りのお湯で、北海道・東北ツアーの疲れを洗い流す。
別に急ぐ用事もないし、宮沢賢治の足跡をちょっと訪ねてみようと「イギリス海岸」へ。賢治がイギリスのドーバー海峡の地質に似ているからと名付けた北上川の泥岩。しかし昨晩降った雨のせいで泥岩は川底に沈み、ただの川だった、、、しかも濁流。
気を取り直し「宮沢賢治記念館」に着いたのは午後2時頃。また雨が降ってきた。記念館脇の「注文の多い料理店」に出てくるレストランと同じ「山猫軒」で遅めの昼食をとってから入館。資料もおもしろかったけど、賢治作品のアニメビデオとか大銀河系図のドームとかもあって良い雰囲気だった。
こどもの頃「銀河鉄道の夜」を読んで、あの幻想的な世界観に全く着いていけなかった。話に華もなく、常に寂しい感じが漂っていて入り込めなかった。それ以前に得体の知れない列車に乗って銀河を旅する事自体が恐かった。この物語を童話ってくくりにするのはおかしい。こどもにとってイメージの世界ほど恐いものはないんだよ、どこまでも膨らんでいくんだから、、、かなり嫌だった、これ書いていて当時感じた気持ちを思い出した。今思うと完全に引き込まれていたのかもねー。