papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

papalionJapanTour2007~後書き~27

2008年10月29日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き26~の続き

8月5日(日)、岡山ペパーランドでのライブ後、打ち上げがあった。
車で、アメリカンなお店に移動した。お祭りのせいか、他のお客さんもテンション上げ調子。
色々話していると東京の三茶ヘブンスドアでたまにライブをやってるバンドマンもいた。
知っている共通の名前がちらほら出て盛り上がった。
話してると、彼らは、結構大き目のバンドが岡山に来るときは必ずといっていいくらい前座でやるそうだ。
地方と東京ってバンドのあり方はかなり違ってるなってツアー中に常々感じてたけど、その実感を得られた話の内容だった。地方は糸がほつれてないなと、思った。


写真は岡山ペパーランド 右→

打ち上げ後、明後日の大阪でのライブを考えて、みんなに別れを告げて車に乗り込み、高速に移動した。
高速の山陽道は深夜になると、照明も少ないし車も少ない。日本全国高速を走ったが、大阪以西は極端に少なかった。高速の車が少ない一方、下の国道2号(大阪から九州に伸びる幹線国道)なんかは24時間車が通っててうんざりする。高速は絶対に無料化すべきだ。利用者が皆無の道路なんて造られた理由がさっぱりわからない。
高速にのってすぐのPAで一夜を明かした。

8月6日(月)、朝起きて、大阪のキャンプ場に向かう。大阪のキャンプ場といっても、ライブ場所の難波からはずいぶん離れてる。山陽高速道を下りて、国道2号を大阪に向かい走り、予定のキャンプ場に向かった。
昼前にキャンプ場近くの町のスーパーで食料を買い込み、パンを食べた。キャンプ場までは急勾配の山道を登ることになった。
そして最終的には舗装されていない道を走った。

キャンプ場について、入場の手続きを済ませてテントを張る。
このキャンプ場は意外とお客さんがいた。ちょうど夏休みなのか、子連れが多かった。

夜までかなり時間があったので、竹虎で貰った竹を加工した。
その後、晩飯用に薪を山に探しに行って、釜場で火をおこして晩飯の支度をした。テレビも無ければお風呂も無い(たしかそうだったっと思う)。そんなキャンプ場では、日が落ちた闇の中で夜にすることは何も無い。
山の斜面に作られたキャンプ場は日が落ちるのも早く。早々に晩飯を食べて就寝した。

>>papalionホームページ

久しぶりに山形へ

2008年10月26日 | 歌・ミズキ
先月の連休、山形のdo itというイベントに遊びに行った。少年ナイフも出るってことなので、なおこさんに出来たばかりのレーベルのステッカーを渡しにお邪魔しました。
元映画館の建物を利用したイベントで、雰囲気がとっても良かった。数ステージ組んであり、常にどこかで音が出ている状態。僕らもセッティングのお手伝いをしつつ、いろいろ楽しめた。たまたまこの日、パニックスマイルも出ていて、久しぶりに会うことできた。またASEさんとも一年ぶりに再会できた。東京以外でこんなに知っている人に会えるなんて楽しいね。一泊できたらモールスとも会えたのに、残念。
山形は久しぶり、でもないか、よくスノボに行ってる。でも市内は久しぶり。前日に福島にいたので、13号線を北上、途中、米沢城で休憩。来年の大河「天地人」のノボリで埋め尽くされていた。その後、お昼は評判の龍上海で辛みそラーメンを食べた。しかも並んで。僕らにしたら並んでまで食べるなんて珍しい。で、最後はせっかくなので山形城にも寄って会場へ。結構な長旅でした。まー、この辺はケイジが書いてくれると思うのでー。
ちなみに、差し入れは旬のブドウと蒸しどら焼きを買いました。

papalionJapanTour2007~後書き~26

2008年10月22日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き25~の続き

8月5日(日)、瀬戸大橋を渡り、PAでお昼を食べた後、岡山市内のライブハウス、岡山ペパーランドに向かった。岡山ペパーランドは岡山市街のはずれ、岡山大学近くにあり、その場所を探すまで少し時間が掛かった。
それまでの経験で、ライブハウスっていうものは都市の中心市街、しかもアーケードのあるような場所にあるというイメージが強かったので、こんなはずれた場所で、経営は大丈夫かな?という感じがした。
ペパーランドに到着したが、少し早かったせいかライブハウスは鍵が掛かっていて、近所の公園を散歩。近所の公園といっても大きな公園だったけど。
広い公園内ではジャンベ叩いてたり、マーチングを練習してたり、休日の午後を活用している人たちがいた。この無茶苦茶暑い日差しの中、そんなに身体動かさなくても・・・と思ったが。

30分ほどして再びライブハウスに戻ると、ぞろぞろバンドマンっぽい人達が集まっていたので、「ちわーす」と挨拶してライブハウス入りした。

この岡山ペパーランドというライブハウスは、箱(ライブスペース)は小さめ。(入口から入って2重ドア挟んですぐ観客席)。リハ中だからか器材や椅子がどっちらかってて、なおさら狭く感じさせた。
狭いスペースのせいか、岡山の県民性なのか、ここに集まっている人達せいかはわからないけど、とにかくみんな明るくて気さくだった。こちらとしてもコミニュケーションを取りやすかった。
リハも、PAさんは感性重視の人で、papalionの複雑なセッティングにも身軽に対応してくれて、さくさく進めることが出来た。

リハが終わり、他のバンドもリハが終わり、30分ほど時間が出来たので、再び先ほどの公園に散歩しに行った。この公園、マラソンの有森さんと関係があるようだった。
モニュメント発見。

再び、ペパーランドに戻ると、ライブハウス前では酒盛りが始まってて、中央にかなり年配のサイケな白髪おじいさんがいた。ここのライブハウスのオーナーさんだとの事。
白髪爺さんはこの世界の経歴が長いようで、オーナーを務めてるペパーランド自体も30年以上続けている。30年って!?
地方にあるライブハウスの中では超老舗だ。
恐らく、岡山のロックを全て見てきた人だと思う。後でわかった事だが、センス豊かなPAさんは息子さんで、なるほどな~と唸る思いがした。

ライブは、市内でお祭りがあるということで女の子はみんな浴衣姿で登場して、かわいいライブになった。ツアー中は面白いバンドに良く出くわした。この日もポップセンス抜群のデュオを見た。ひねくれてる人はどこにいてもひねくれてる(誉め言葉)。

ライブが終わった後もなんだか楽しかった。
ライブ後、だらだら話していると、店長さんが、「最近は、昔やってたバンドやらお客さんやらが子育て終わったのか時間が出来たのか、遊びに来てくれたりするのよ」と話していた。
岡山ペパーランドにはロックな土壌が根付いているようだ。

>>papalionホームページ

papalionJapanTour2007~後書き~25

2008年10月04日 | キャンプでライブツアー'07・後記
>> 2007TOUR~後書き24~の続き


8月4日(土)、岡山でのライブを明日に控え、須崎に向かった。 朝、10時前須崎に到着し、竹虎に寄った。
まだ、お店が開いていなかったので、近くの磯で海岸散策した。
小一時間遊んで再び竹虎に。 竹虎では、店長のおばちゃんが喜んでくれた。店長さんはつい最近昔の日記を読んでいて、あのお遍路さんはどうしたのかなあと思ってたそうだ。
話していると、店長さんに、是非当社自慢の虎斑竹を持って行ってくれと言われた。実は今回の訪問はそれが目的だったのだけど、肉厚の虎斑竹を2本選んでありがたく貰って帰った。

帰り道、お昼を横波半島の五色ヶ浜という磯に挟まれた小浜でお弁当を食べた後、お遍路寺の青龍寺に立ち寄る。
自転車でお遍路を廻るレースのポスター発見。近々のレースだったが、いつかぜひ参加してみたい。



8月5日(日)
、岡山ペパーランドでのライブ当日、朝早々に高知を経ち、岡山に向かった。岡山までは最短で3時間程度。ゆっくり走ってもお昼過ぎには岡山に着く予定。

高知から高速道路を使い山を越え、香川の瀬戸内海沿いを走っていた。まだ午前中の瀬戸内海は心地よい。
晴天の夏空、瀬戸内海の穏やかな海面を横に、車の少ない海岸通りを走る爽快さは、最高に心地よかった。

海沿いに走っていると警察が交通規制をやっており、海岸の神社らしき場所に人が集まっていた。なんだろうなと様子を見ていると、何かの祭りらしい。まだ時間に余裕もあったので少し立ち寄った。
人だかりを辿ると、単線の踏切があって、電車が来た。 この祭りのためらしい横断補助要員が、しきりに笛を鳴らしていた。 踏切を渡ると、少し大きめの神社があり、焼いた煙が立ち上がっている。漂う空気は夏祭り。
鳥居をくぐって中へ入っていた。 来場者は、まず、海岸の方に向かって、瀬戸内海に浮かぶ小島を目指して歩いているようだ。 訳もわからず、人の列の後ろについて僕らも小島に向かった。
小島には社殿があり、そこまで桟橋が掛けられている。混雑した桟橋はベビーカーが縦列駐車してて、何これ?と思ったけど、社殿で行われていた祈祷風景を見て納得。 祭りは子供の健康を祈願した地元の夏祭りだった。
祭りには、屋台や出店が出て美味しい匂いが漂っていた。なんだか「寅さん」の映画で見たような懐かしい風景。 あんまり長居すると気持ちまで持って行かれそうだったので、煙る匂いの誘惑を断ち切って車に乗り、岡山に向けて出発した。

瀬戸内海沿いの海道から、有料の瀬戸大橋に乗り込んで渡り、岡山のPAエリアでお昼にした。

>>続く
>>papalionホームページ