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papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

moools(モールス)の面白さ

2011年12月07日 | papalionいろいろ
moools(モールス)のライブの楽しさは、普通のライブハウスバンドの面白さと少し違う異質な感じを受けます。

こんなこと言うと失礼かもしれないですが、
モールスはインディーズで長くやってるけど、昔っから全然変わってないです。
音も酒井さんのトークを交えたスタイルも。

でも変わっている部分があります。

年々細かい所が洗練されてる。

主に表現の部分、ライブパフォーマンスと言った方が適切かな。
お客さんとのやり取りも、曲に対する意図の伝わり方を考えた細かいライブ用アレンジも。
技も、見せかた、感情の入れ方…。

そしてそして、もう一つ大きく変わったとすれば、新たにギターが加わった事。
見た目が変わったのはもちろんだけど、今日やってた新曲、ギターのゴージャスなバランス具合は、
新しくギターが加入して、それが染み付いたからこそ曲作りから根本部分で出来た曲のアレンジだと思います。

しかし、酒井さんのステージでの人をいじるやり方は絶妙で、毎回新鮮で面白い。
落語家のように客席見回して、今日のお客さんの人となりをみてモールスワールドに引き込んでいく。
まさに落語でいう「枕」。

今日もライブを堪能しました(笑)

遅くなりましたが、
パパライオンのレコ発での「前座系男子」の素敵なステージありがとうございました!
まさか、1曲であそこまでやるとはw


ライブハウスについていろいろと その4

2011年12月02日 | papalionいろいろ
ライブハウス。
何かと比較する前に、ライブハウスの良さをもう少し掘り下げようと思います。

ここで詰まってしまうとあれなので、サクッと言いたい事を述べますw

まず、お酒を飲みながら大音量で生演奏の音楽を聴ける

お酒を飲む事は車運転してない限りどこでも出来ますが、
生演奏を聴けるってのはなかなか出来ないです。
しかも、間近で!
お客さんが少ない時は、自分の好きな音楽を独占状態で聴けるので、
それはもう酒好きの音楽ユーザーとしては最高の環境が揃ってるわけですね!

ヘッドフォンで大音量で酒飲みながら音楽を聴くのもテンション上がりますが、
ヘッドフォンの場合、聴く音は同じだし、一人で楽しむ以外ないし。

やっぱり、一人でも楽しめるし、友達がいて大勢で楽しんだり出来るライブハウスの方が数倍楽しいと思います。


次に、都内の近場にライブハウスがあるので、スケジュールをあまり気にせず行ける

文字通りなんですが、今日は仕事が疲れたのでばーっとストレス発散したい!
と突発的に思った時、居酒屋で一人飲み、一人焼肉もいいですが、
多少なりとも人とかかわれるし、一人でも十分楽しめるライブハウスは、
ストレートに楽しい遊び場だと思います。
ライブハウスは危険な場所だと認識してるのであれば、全く違います。
超安全です。
これは断言しておきたい!


そして、新しい友人が出来る

自らがプレイヤーであることもその理由になってますが、
友人のライブに見に行くと、必ずプレイヤーがいます。
音楽を介して近い存在がいれば、やはり話も広がるし、
回を重ねるごとに、より親密になっていきますよね。
趣味が近ければ尚更だし、
そんなの、音聴けばわかるわけだしね。


そしてそして、自分が知らなかった興味ある音楽、ライブパフォーマンスに接する事がある

全く自分の物差しに無い表現もライブハウスでは多く見かけます。
どう考えてもアウトだわ、というものもあるし、
自分が凄く毛嫌いしてるものもあるけれども、
自分の波長と多少なりとも合う部分があって、素晴らしい!と思えるものもたくさんあります。
自分が持ちえない感覚を見つける事ができるんですよね。
東京にいて、インドネシアの音楽を聞けるような。
これはかなりレアな例だけどw

ただ、そういう異空間なものも受け入れてるのが、ライブハウスっていう空間の度量の広さかと思います。

東京だからこそかもしれないけれど

どう言えばいいんだろう?

むー、また次。


ライブハウスについていろいろと その3

2011年11月30日 | papalionいろいろ
ライブハウスにライブハウスユーザーがいないとすれば、
ライブハウスは幕張メッセや東京ドームなどと同じように、
ライブ演奏という催し物をやるためのハコと言えと思います。

ハコの規模は違うけど、展示場、展示ホール、舞台小屋、演芸場…
ハコはたくさんあります。
その中で、ライブ演奏をするハコという事になります。


例えば、舞台での俳優が、「劇場へ行こう!」と銘打ってポスター作ってます。
業界を下から盛り上げる運動の一貫だと思います。

ライブハウスへ行こう!なんて運動ってやっているのかな?
聞いた事ない。
もしあったとしても、ポスターの顔になるような人をイメージ出来ない。。。

バンドは鬼のようにいます。
あるのかどうか、ライブハウス業界は、業界全体を盛り上げるような運動ってやっていないか…
フェスに行こうという広告なら見たことある。
でもフェスって有名どころの人達しか出てない。ホールしか出ない人達の野外フェスと、ライブハウスとは全然関係ない。

ライブハウスで人気が出て、ホールでライブをやるようになったバンドは、ライブハウスのお客さんを根こそぎ持って行くって事だと思います。
ライブハウスにとって見返りが少ない気がするw

ライブハウスは平均して月300万稼ぐとして都内でライブハウスが100あるとしたら、東京のライブハウスは月3億の市場。単純過ぎる計算だが。

月3億の市場。ライブハウスのお客さんはどれだけいるのか?
ライブハウスの全ユーザーが一人月に5000円として6千人くらいいるのかな?

100ライブハウスに毎日5バンド出ててその7倍はバンドがいる事を考えると、3500人はバンドマンだという計算になります。ユーザーのほぼ半数か。

音楽ユーザーってどのくらいの人数いるのかな?

ライブハウスに行く人ってどれくらいいるのかな?
そもそもライブハウスにプレイヤー以外で行く人って何に惹かれるのだろうか?


なんか違う…
そんな視点では絶対答え出ないね。
うまく説明できないし。というか考えが全く足りてない。

また次。

ライブハウスについていろいろと その2

2011年11月29日 | papalionいろいろ
好きな音楽を拾いたいユーザーと、好きな音楽を発信したいプレイヤーがもっとうまく結び付けられないかという事について、ライブハウスを軸に考えてみたいと思います。


ライブハウスのユーザーは現役プレイヤーとそのユーザーが主なので、
まず難しいのでしょうか?
前回の考察が足りてないブログでそう結論づけてしまったから、そうなのかとも思いますw

なら、ライブハウスを軸に考えてもしょうがないのかもしれないけど、
インディーズバンドにとって、音楽の発信の場はライブハウスだと思うんですよね。
というか、そう思いたいという心情があります。
ライブハウス好きですから。


好きな音楽を拾いたいユーザーにとって、ライブハウスはツールになるのか?

昔は、ライブハウスによって出演バンドのジャンルの色がある程度はっきりしていたけど、
今は、そういったジャンルの区分けはすごく曖昧になっています。
ライブハウスにただ単に行っても、自分が望むものは探せないと思います。
まずWEBで調べてライブハウスに行く。
もしくは口コミでいいバンドの情報を聞いて行く。

ただ、口コミやWEBで特定のバンドを見に、あるハコ(ライブハウス)に何回か足を運ぶうちに、
そのハコのユーザーになっていくことはあると思います。
でも、昔に比べるとそういうユーザーの量は少なくなったし、
特定のジャンルを集めてライブをやっているハコも少なくなったと思います。

結局、ライブハウスのユーザーは、
現役プレイヤーと、そのプレイヤーを見に集まる音楽ユーザーといった方がいいかなと思います。

ライブハウスはツールにはなるが、
ライブを見に来るお客さんは、ライブハウスユーザーとは言えないってとこか。


ライブハウスに限らず、組織はそれを維持する事を前提に考えるはず。
今、運営出来ているものをわざわざぶち壊して、
新たなものに形を変えるようにはなかなか動きずらい。
今あるものを保持しつつ、余力が出来たら新しいものを作る事は考えられます。

もし余力もないのに今あるものをぶち壊して、
新しいものをやれるとすれば、
先が見えない組織で、そこに活路を見出すしかない場合か。


居酒屋とライブハウスの比較。

マスメディアとライブハウスとの比較。

インディーズとは何なのか?

ライブハウスを廻って日本ツアーをするにはどうすればいいのか?

問題は山積みです。


しかし、考察が足りな過ぎるなw

また次です。

ライブハウスについていろいろと

2011年11月29日 | papalionいろいろ
今朝のブログの続きを考えたいと思います。

ライブハウスのユーザーはだいたいどういう割合になっているのでしょうか?

私は東京都内ライブハウスで、年に20本以上ライブをやってまして、
自分のライブ以外でもライブハウスに足を延ばすのですが、
おおよそ、年60本以上はライブハウスに行っています。

限られたライブハウスにしか行っていないので、一人のデータ、個人的解釈になるとは思いますが、
一応上げてみます。

ライブハウスに行く理由としては、

・友達に会いに行く
・ライブハウスの雰囲気を味わいに行く
・話題のバンドを見に行く

です。
ただ、知らないバンドのライブをふらっと見に行くことは無く、
話題のバンドであっても、何かしらの友人関係の繋がりで見に行っています。


ライブハウスが好きな理由としては、

・お酒を飲みながら大音量で生演奏の音楽を聴ける
・都内の近場にライブハウスがあるので、スケジュールをあまり気にせず行ける
・新しい友人が出来る
・自分が知らなかった興味ある音楽、ライブパフォーマンスに接する事がある
 ※新発見という喜びも含めて

他にもたくさんあるのですが、とりあえずこんなところで止めときますw


では、ライブハウスのユーザーってどういう人達がいるのでしょうか。

まず考えられるのが、私たちのような現役プレイヤー
そして、現役プレイヤーのユーザーである音楽ユーザー
この二つがまず大半を占めると思います。

それ以外で、どんなユーザーがいるのでしょうか?
ちょっと想像できません。
それ以外のユーザーをイメージすると、ライブハウスの固定ユーザーです。
ふらっと遊びに来て、ライブ演奏を楽しむ人達です。
でも、そういう人達にあまり接したことはありません。


という事は、ライブハウスのユーザーは
現役プレイヤーとそのプレイヤーのユーザー、という事かな。
ごく個人的な解釈ですが。


しかし、全然考察が足りてない感じがするw

また次です。