おやつ堂 のあ in 黒部・宇奈月

黒部・宇奈月のちいさな手作りお菓子屋「おやつ堂 のあ」の日々あれこれそれこれぶつくさ日記。今日は何を書こうかな***

天然生活

2006-11-07 17:04:10 | おやつ堂 のあ
天然生活という雑誌を毎月買っている。
今月号に「さらしふきんで台所仕事」というのがあって
さらしの良さや活用が書かれている。
使い捨てのキッチンペーパーではなく
使っては洗い、またキッチンペーパーでは代用できない
さらしならではの活用もあるという。

買って来た。さらしを。

もののみごとに感化されている私であった
茶巾絞りでも作るかな(笑)

もうひとつ心惹かれた記事は
静岡にある保育園の紹介です。
この保育園では子供達が出刃包丁で魚をおろす。
その魚で干物をつくる。
その他にもテングサで寒天を作ったり畑で野菜を作ったり
小麦でパンやうどんを作るのだそう。
食べるとはどういうことか
命とはどういうことか
何度も何度も子供達に伝えるそうです。
残念ながら6歳までなので、私は入所できないけど(笑)
こんな保育園がもっともっと増えたらいいなと思います。

私達は時間という年齢を積み重ねたから
その歳相応のことができるのではなくて
どんな環境で何を感じ経験し導かれるかで
子供達は大きく変わると思うんです。
だから子供を取り巻く大人のあり方はとても重要だと思うんです。
そういえば娘が小学校のとき
友達と我が家でケーキを作ったことがあります。
娘は卵を割るのは平気なのですが
その友達は卵をわったことがないらしく
とまどいと不安でなかなか割ることができませんでした。
たかが卵、されど卵ですね。

危ないから、おぼつかないから、教えなくてもできるだろうとか
周りの大人が子供から経験を取ってしまうと
知識だけで気持ちの起伏が鈍感になってしまうように感じます。
特別な英才教育はいらないと思うけど
子供達には心豊かな生きる強さの種を蒔いてあげたいですね。