ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

長嶋さんんは努力の人、王さんは遊び人?

2009年09月21日 | 野球
こう聞くとそれって逆でしょと思いますよね。

昨日NHKの番組にお二人が出演していました。

長嶋さんが病気をしてからお話するのをじっくり見たのは初めてでした。

リハビリに励んでいらしたと思いますがまだ後遺症は残っているようです。

たどたどしくお話する姿に悲壮感は感じませんでした。

伝えたいことがあるというお気持ちの方が全面に出たいいインタビューでした。

御自分のことを天才とは思っていない、選手としてはあまり良くない選手だったと振り返る姿は謙遜しているだけでなく本心のようでした。

凄い方ほど自分には厳しいんですね。

当時の打撃コーチだった荒川さんによると長島さんは誰も見てないところで凄く努力していたということでした。

ご本人も人にそういったことは見せたくなかったと言っていました。

長嶋さんといえば天才肌で明るく天真爛漫というイメージでしたがやはり陰では苦労があり努力を惜しまなかったのですね。

印象に残った言葉として長嶋茂雄を辞めたくなったこともある、やっぱりきつかったという言葉です。

ファンの期待に応えたい、夢を壊したくないという責任感が人一倍強い方だったんだと分かりました。

一方王さんは入団したての頃はマージャンをやったり意味なくうろうろ歩き回るということがあって荒川さんに言わせるとどうしようもない選手だったそうです。

意外ですよね。

荒川さんの特訓で一本足打法を生み出しホームランを数多く打てるようになって本人の意識が変わったそうです。

長嶋さんのように明るくパフォーマンスをやるタイプではないのでとにかく毎年40本以上ホームランを打つという目標を立てたそうです。

ここで天才肌の長嶋、努力の王という対照的なスターが生まれ巨人の黄金時代が始まったようです。

自然にそうなったというよりそう仕向けられたという感じがします。

2人ともそういったシナリオどうり役柄を演じ結果を出していったというのは素晴らしいですね。


お二人に共通するのはファンを喜ばせたいという強い思いですね。

一年に一回しか野球を観に来れないかも知れない、初めて球場に来たかもしれないというお客さんにヒットを1本でも多く打ちたい、ホームランを打ちたいという純粋な気持ちで野球をやっていたようです。

ファンあっての野球という根本的な考えですね。


お二人が昔練習したグラウンドに立ち右と左に分かれてスイングする動作をする姿は壮観でした。

まだライバル心が消えていないし、自分のやってきたことに対する誇りも感じました。

今お二人の年齢に達し、現場から離れたからこそ言えることを率直に語って下さったことに感動しました。

特に長嶋さんはかっこいい自分しか見せたくなかったはず。。。敢えて取材を受けてくださったこと決心が要ったと思います。

それだけに伝えたいことがひしひしと伝わってきました。





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