欧場のひとりごと。

ヘタレゲーマー欧場 豪(おうば ごう)による音楽、パソコン、ゲーム、マンガなどなどの気ままな話題のブログ。

ファミ通Wave DVD、稲葉敦志氏のコラムを読む。

2007-03-02 23:16:34 | アニメ・マンガ
先月末のお話になりますが、近所の書店でファミ通Wave DVD 4月号を買ってきました。
最近この本を毎号かかさず購読していまして、今回特に稲葉敦志氏のコラムが気になったのでピックアップしてみたいと思います。

今号での表題は「まだまだ、“本”って面白いなぁ。」
コラムは小説を読む時の『想像力をフル活用する楽しさ』を皮切りに、今まで「マンガより小説の方が面白い」だと思っていたけれど最近その考えを覆すマンガに出会った、という話になっていくのですが…。
はたしてイナバ氏に「僕の頭をぶん殴ってくれた」と言わしめるほどのマンガとは何ぞや? と思いつつ読み進めてみると、コラムはこのように締めくくりられていました。

「『のだめカンタービレ』は、本当にすごい。」

…。
……。
………ん?
ひよっとして、コレ↓のことですか??



私の場合「のだめ」(二ノ宮知子・著)を読み始めてもう1年以上になりますが、まさかファミ通Waveのイナバ氏のコラムでその名前を目にすることになろうとは…。(笑)
(ちなみに私は原作派であるためドラマ版やアニメ版は観ていません。そちらも観てる方、モウシワケないッス)

私は普段「面白い」というくくりでこの作品を読んでしまっていますが、改めて分析してみるとたしかに「のだめ」というマンガは自分が知らない曲が題材でも “音が聞こえる”んですよね。楽曲の時代背景や関連したエピソードなどがさりげなく解説される場面もあり、作者の取材力がうかがえます。
純粋にマンガとしての質も高く、きちんといろいろな登場人物の視点でストーリーが進む(実は意外と小説的手法に近い)という点も見逃せません。

一方で主人公である野田恵(のだめ)は他の登場人物に比べて心理描写が少なく、あえて読者自身の想像力で「のだめ像」を構築させる狙いがあるように思います。
おそらく私の頭の中にある「のだめ像」と他の方とのそれとでは全然違うのでしょうね。

何かいつも以上に支離滅裂な文章になってしまいましたが……。
まあ、とにかく「のだめ」は面白いってことで。

なお、こちらでKissオンラインによる二ノ宮知子さんのインタビューが読めます。
はたして「みそ字」が販売される日は来るのでしょうか?(笑)
(「リアルのだめ」の部屋、いつ見てもスゲェ……。)

<了>


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