セレッソの執念 【J特】

セレッソ８強入り、大阪ダービー制す…ＡＣＬ(読売新聞) - goo ニュース

ＢＳ朝日で見ていましたが、セレッソの執念を感じました。

前半はガンバペース。特に前半の中盤以降は流れるようなパスワークはため息のつくものでしたし、ガンバのクオリティの高いパスサッカーを改めて見せつけられました
更には宇佐美は相変わらずキレキレでしたし、アルビに勝った勢いを感じさせる内容でした。
しかし後半からクルピ監督は中後と小松を投入。前半ボランチにいたキム・ボギョンやマルチネスを上げた効果か、セレッソペースとなります。
マルチネスが突破してＧＫの藤ヶ谷と１対１になるという決定機もありましたが、後半43分のサイドバックの高橋の目の覚めるようなミドルがガンバゴールを揺らしました。

ここ近年の大阪ダービーがガンバが圧倒していましたし、リーグ戦はガンバが４勝しているのに対して、セレッソは未勝利。
明らかにガンバ有利の状況でしたが、ＡＣＬの決勝トーナメント、しかも一発勝負という舞台で結果を残したセレッソの選手やクルピ監督、スタッフは素晴らしいとしか言いようがありません
一方、ガンバの選手は終了のホイッスルが鳴った後に立ち上がれず、サポーターは涙にくれていたシーンも見て、ガンバがこのゲームに敗れたことによる失ったモノの大きさを感じ取れました。

絶好調だったガンバと不調だったセレッソ。
この結果は個人的には予想外でしたが、質の高いパスサッカーを見せていたガンバがＡＣＬの舞台を去ってしまうことは残念です
しかしガンバはＡＣＬ制覇後、アジアの舞台で決勝トーナメント３年連続で１回戦敗退。ツキがないというか、それとも…。