「絶対に負けられない」戦いが始まる

いよいよ本番の重圧がかかる戦いに…ザック監督(読売新聞) - goo ニュース

いよいよ今日からブラジルワールドカップの出場を賭けた戦いが始まります。

このブログでも書きましたが、グループＣは「厄介な相手」ばかりの国ばかりです。それでも個人的には日本は最終予選に進出できるという確信はありました。
しかし憲剛の骨折、そして本田が右ひざの半月板損傷で、それぞれ離脱するという緊急事態に陥り、日本代表にとっては想定外の事態に直面しました。
特に本田はザック監督になってから常に選出されていますが、10番は香川が背負っているとは言えどもやはり日本の大黒柱が本田であることは言うまでもありません。
日本代表はパスで相手を崩すという「組織」として世界に臨もうとしていますが、本田の場合はフィジカルに長け単独でも突破できれば、昨年のワールドカップで見せたようにポストプレーができるなど、日本代表の中でも格が違う選手。
本田の代役はドルトムントでトップ下を務める香川が入る可能性が高いようですが、タイプが異なるだけに微妙な影響が出ないか心配になります

ところで本田と憲剛の離脱で追加招集されたのがハーフナー・マイクですが、これは非常に良い選出だと思います
Ｊリーグでは結果を残していますし、最大の魅力は194cmの長身を生かした空中戦の強さです。欧州なら話は別ですが、アジアならばこの高さは大きな武器になるはずですし、どうしても得点が欲しい局面ではセットプレーでは頼りがいのある選手です。（しかもプレースキッカーは遠藤でしょうから、その威力は甲府の時よりも倍増です）
今日はおそらく雨でパスが回しにくいコンディションになりますから、セットプレーは重要な鍵となります。そうなるとハーフナーの「一発」で勝負を決するという可能性は十分あります。
しかもハーフナーはポストプレーは巧く、ラストパスの精度も高いですから、ザックが目指している３－４－３のセンターＦＷに当てはまると思うのですが。