けいいちの日記

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本田がいなければ何もできないチームなのか!

2011-10-08 | 国内サッカー
ちぐはぐザックJ、1-0辛勝…新布陣・新戦力機能せず(産経新聞) - goo ニュース

ベトナム戦はテレビで見ていましたが、非常に歯がゆいものでした
お世辞にも3-4-3が機能したとは言えない内容で、後半に投入された選手も噛み合わず、グダグダな試合内容でした。

前半は3バックで、「4」のうちのサイドに配された長友と駒野が最終ラインの「3」に吸収され、結果「5バック」になっているシーンが目立ちました。(解説のセルジオ&松木も指摘していましたが)
3-4-3で収穫があったとすれば、3トップのうち右に配された藤本が機能していた点でしょうか。昨日は李のゴールをアシストしましたが、清水時代でも同じポジションでプレーしていたのでそのポジションで慣れていたせいもありますが、アジアカップ決勝とは別人のような活躍を見せていました。(4-2-3-1に戻したとしても「3」の右は使えそうです)

後半になると、ベトナムに決定機が2度ありましたが、いずれもGKの西川のファインセーブに救われました。(それがなければザックの不敗記録は途切れたかもしれません)
それ以降は日本ペースになりましたが、シュートまで至るシーンもなく、バイタルエリアまではが運べますが、それ以降はガチガチに固めてきたベトナムの守備網をこじ開ける迫力に欠ける低調な内容でした。(終盤に見せた原口のドリブルは良かったですが)
残り20分間ほどは中村憲剛のスルーパス一発に頼るサッカーになってしまいましたし、韓国戦で快勝したサッカーは完全に影を潜めてしまいました。

9月の予選2試合を含めての感想ですが、現在の日本代表は完全に「本田ありき」のチームになってしまっていると痛感します。
4-2-3-1の場合、トップ下に本田を配することでは収まりますし、フィジカルは強いから一人で突破できますし、パスセンスも抜群です。何よりも「俺が決める!」というエゴイストのような強烈な意志が本田にはあります。
本田と並ぶエースとみなされる香川も本田とは異なるタイプとはいえども日本代表を牽引するだけの力はあると思いますが、香川には「俺が決める!」というエゴイスト的な要素がもっとあっても良いと思います。

リーグ戦、ACL、五輪代表、そしてA代表とフル回転だった清武が故障で今回の代表メンバーからは漏れましたが、選手層が厚ければ無理しても清武を選出する必要性はなかったはず。
そう考えると、日本代表の選手層は結構薄いのかもしれませんね


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