ぶひょっといこうよ(食の探求編)

ぶひょっとが食について語ります。

移動支援(その1)

2015-02-10 20:50:56 | 日記
2月10日(火) はれときどきくもり

 午前中事務仕事。午後は移動支援の研修もかねて。
福祉有償運送という言葉だとなんだろう?というところですが、地域は公共の交通機関が十分ではないので、それを補う形。実際、東京でも青梅線は青梅~奥多摩間は30分に一本でしかも無人駅だしと思っていました。西武池袋線や大田区・世田谷区に住んでいた時はすぐに電車が来たので時間を見て家を出るということはありませんでした。なにしろ、車の免許をとったのも三宅島で天草干し場を教習所に作り替え、路上も島内に3つしか信号がなく一車線でとったものです。
 考えて見ると島根住み始めてから一度も電車にもバスにも乗ったことがありません。公共交通機関はあるけれど、現在の私の生活の中に存在しないほどなのです。車が便利というよりも公共交通機関に合わせて仕事をしたり、生活をしたりすることが難しいということなのでしょう。つまり、ここで生活していくのに車が不可欠なのです。
 では、車を自分で運転できない人たちはどうすればよいのでしょう?それでも、バス停や電車の駅に近い人たちはまだなんとかなりますが、バス停や駅から遠く、かつ高齢でもしくはそのほかの理由でもそこまで行くことのできない人たちはこの地域で買い物に行ったり、病院に行ったりするのにどうしたらよいのでしょう。タクシーという手段もありますが公共交通機関に比べお金がかかります。その手助けをする手段が過疎福祉有償運送という手立てなのです。