夜明けの曳航

銀行総合職一期生、外交官配偶者等を経て大学の法学教員(ニューヨーク州弁護士でもある)に。古都の暮らしをエンジョイ中。

good news (でも大変そう)

2004年09月10日 | profession
法科大学院の設立について、設置審から中間回答があった。

自分のことだけなら書いてもかまわないと思うのだが、
各教員予定者に科目ごとに○×がつけられるのだが、私は全ての科目でセーフだったようだ。
ちなみに私の担当科目は
民法第3部(債権総論)
民法第4部(債権各論)
民法第6部(担保法)
英米法
中国ビジネス法

論文の数だけは(単行本除く)40近くあったので自信がないわけではなかったが、実際に結果を聞くまでは心配だったのでほっとした。

既に設立された法科大学院で民法を教えているベテランの先生に聞いたら、法科大学院の1コマの準備は学部の4倍の時間を要する上、未修クラスでは、正規の講義の半分くらいの時間、プラスで補講してやらないと無理だそうで(学部教育は準委任だけど、法科大学院は司法試験合格という仕事の完成を目的とした請負だもの、仕方ない)来年からは研究の時間は全くなくなりそうである。

今年のうちに今着手している研究の目処をつけておかなければ、と覚悟した。
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