先月初め、文春文庫から管仲が出ていました。
今年の宮城谷氏の文庫は香乱記に続いて2作目ですね。
やっとでてきました(^^
あとがきにあったのですが、
氏の春秋時代の人物はこれが最後になりそうです。
管仲は主に電車の中で読んでいたのですが、
大部分はLV往復の飛行機の中でした。
主人公は管仲と鮑叔です。
宮城谷氏の作品の中では、
主人公は方々を旅して見識や交友を広げていくことが多いのですが、
今回の管仲、鮑叔も然りでした。
管仲は一度絶望を感じ、賈を行ったとき。
鮑叔は助けてもらった太子を探すときと、管仲を助けて共に賈を行うとき。
管仲は作品中の早いうちにどん底まで落ちてあとは上がるだけ、という感じで、
鮑叔は全体を通して常に爽やかな感じを受けるので
絶望から賈を開始したとはいえ、悲壮感はありませんでしたね。
その後一緒に斉に入るのですが、そこで仕える主が別れます。
そこから先の展開は有名ですね。
この作品では、管仲の才気の大きさもさることながら、
それよりも鮑叔や公子小白の器の大きさが印象に残りました(^^
小白、鮑叔、そして管仲。
稀有な条件が揃ったこと、そして鮑叔と管仲が長寿であったこと。
桓公が覇王となれたのはこれが大きかったと思います。
今は再び上巻から読み直している段階です。
次は三国志でしょうか。。
何年後になるかわかりませんが、とても楽しみです(^^
今年の宮城谷氏の文庫は香乱記に続いて2作目ですね。
やっとでてきました(^^
あとがきにあったのですが、
氏の春秋時代の人物はこれが最後になりそうです。
管仲は主に電車の中で読んでいたのですが、
大部分はLV往復の飛行機の中でした。
主人公は管仲と鮑叔です。
宮城谷氏の作品の中では、
主人公は方々を旅して見識や交友を広げていくことが多いのですが、
今回の管仲、鮑叔も然りでした。
管仲は一度絶望を感じ、賈を行ったとき。
鮑叔は助けてもらった太子を探すときと、管仲を助けて共に賈を行うとき。
管仲は作品中の早いうちにどん底まで落ちてあとは上がるだけ、という感じで、
鮑叔は全体を通して常に爽やかな感じを受けるので
絶望から賈を開始したとはいえ、悲壮感はありませんでしたね。
その後一緒に斉に入るのですが、そこで仕える主が別れます。
そこから先の展開は有名ですね。
この作品では、管仲の才気の大きさもさることながら、
それよりも鮑叔や公子小白の器の大きさが印象に残りました(^^
小白、鮑叔、そして管仲。
稀有な条件が揃ったこと、そして鮑叔と管仲が長寿であったこと。
桓公が覇王となれたのはこれが大きかったと思います。
今は再び上巻から読み直している段階です。
次は三国志でしょうか。。
何年後になるかわかりませんが、とても楽しみです(^^