このエントリは、2006-03-27の記事ですが、
埋もれてしまうのはちょっともったいないような気がするので、
このカテゴリの中で上位にくるようにしておきます。
ひとつ下にあるエントリも自賛するわけではありませんが、
同じような理由で上にあげておきます。
2006年JPCの前夜祭で、JAN FISHERによる2回目のディーラー講習が行われました。
前回は2003年、京都で行われました。
やはり今回もメモなどは取っていなかったので、
第1回からの違いを主に挙げて行きたいと思います。
・カードを集めたらかきまぜない
前回は「かきまぜすぎない」という言い方でした。
ちゃんとシャッフルができるなら、必要ない とのこと。
効率よく多くのゲームをこなすのが目的でしょう。
・Anteがあるゲームではシャッフル中に「Ante Please」を言う。
前回はボタンを動かしたら だったと思います。
・全員のアクションが終わり、ボードを開く前に確認のため、テーブルをたたく。
プレーヤーが全員アクションしたか という確認です。
前回はこのことについての言及はありませんでした。
もめる場面が多くなったのかな。。。。
・フロップは一気に開く。
前回との違いはありません。
が、1枚ずつ伏せて3枚重ねた後、「一気に開く」を強調していました。
右利きの人は左から、左利きの人は右から開く形になるでしょうか。
・ターン、リバーもすぐに開く。
ここも前回との違いはありません。すぐカードを開くこと、を強調していました。
時間をかけてはいけない。と繰り返し言っていました。
・ShowDown後の手順
負けた人のカードは即座にマックしてしまうこと。
その後、勝利者のカードと、ボードを合わせて置き、
POTを渡した後、ボタンを動かし、カードを集めるという手順となります。
決着がついてPOTを動かしたら、すぐ次のゲームに入ること。
・ALL INシチュエーションのPOTの分け方
NLゲームなどでALL-INが複数居る場合、無理にチップをあわせようとするのではなく、
全員そのままで置いておきます。決着がついた後分けます。
一番のラージスタックが明らかで、その人が勝った場合はカウントせず全部入れます。
また、そうでない場合もショートの人が負けた場合は、
そのチップをPOTに入れて、残りの人の勝負で分けます。
少ない人が勝った場合はカウントせず、色の同じチップを合わせるとわかりやすい。
こんなところでしょうか。
以下、感想。
複数ALL-IN時の手順ですが、これは原則とすべきだと感じました。
今回は前回以上に「時間をかけずに」を強調していましたが、練習のときでも
サイドができたときの場面では「早くやれ」というのは言っていませんでした。
おそらく基準となるものは「もめないように」だと思います。
ボードをゆっくり開いたり、ShowDown後に時間をかけたりしていたら、
当事者でない人から「早くやれ」とクレームが出るかもしれないし、
サイドを分ける際に、手際がよくてもわかりにくかったらプレーヤーからクレームが出るかもしれません。
今後も、ディーラーをする際にはこのことを頭にいれつつ、
あまり固執し過ぎないようにしていきたいと思います。
--おまけ--
2003年@京都の内容はSTRADDLE掲示板に投稿しましたが、
ここにも出せと言われたら考慮します。
--2008/02/18追記
2003年京都の記事 を追加しました
埋もれてしまうのはちょっともったいないような気がするので、
このカテゴリの中で上位にくるようにしておきます。
ひとつ下にあるエントリも自賛するわけではありませんが、
同じような理由で上にあげておきます。
2006年JPCの前夜祭で、JAN FISHERによる2回目のディーラー講習が行われました。
前回は2003年、京都で行われました。
やはり今回もメモなどは取っていなかったので、
第1回からの違いを主に挙げて行きたいと思います。
・カードを集めたらかきまぜない
前回は「かきまぜすぎない」という言い方でした。
ちゃんとシャッフルができるなら、必要ない とのこと。
効率よく多くのゲームをこなすのが目的でしょう。
・Anteがあるゲームではシャッフル中に「Ante Please」を言う。
前回はボタンを動かしたら だったと思います。
・全員のアクションが終わり、ボードを開く前に確認のため、テーブルをたたく。
プレーヤーが全員アクションしたか という確認です。
前回はこのことについての言及はありませんでした。
もめる場面が多くなったのかな。。。。
・フロップは一気に開く。
前回との違いはありません。
が、1枚ずつ伏せて3枚重ねた後、「一気に開く」を強調していました。
右利きの人は左から、左利きの人は右から開く形になるでしょうか。
・ターン、リバーもすぐに開く。
ここも前回との違いはありません。すぐカードを開くこと、を強調していました。
時間をかけてはいけない。と繰り返し言っていました。
・ShowDown後の手順
負けた人のカードは即座にマックしてしまうこと。
その後、勝利者のカードと、ボードを合わせて置き、
POTを渡した後、ボタンを動かし、カードを集めるという手順となります。
決着がついてPOTを動かしたら、すぐ次のゲームに入ること。
・ALL INシチュエーションのPOTの分け方
NLゲームなどでALL-INが複数居る場合、無理にチップをあわせようとするのではなく、
全員そのままで置いておきます。決着がついた後分けます。
一番のラージスタックが明らかで、その人が勝った場合はカウントせず全部入れます。
また、そうでない場合もショートの人が負けた場合は、
そのチップをPOTに入れて、残りの人の勝負で分けます。
少ない人が勝った場合はカウントせず、色の同じチップを合わせるとわかりやすい。
こんなところでしょうか。
以下、感想。
複数ALL-IN時の手順ですが、これは原則とすべきだと感じました。
今回は前回以上に「時間をかけずに」を強調していましたが、練習のときでも
サイドができたときの場面では「早くやれ」というのは言っていませんでした。
おそらく基準となるものは「もめないように」だと思います。
ボードをゆっくり開いたり、ShowDown後に時間をかけたりしていたら、
当事者でない人から「早くやれ」とクレームが出るかもしれないし、
サイドを分ける際に、手際がよくてもわかりにくかったらプレーヤーからクレームが出るかもしれません。
今後も、ディーラーをする際にはこのことを頭にいれつつ、
あまり固執し過ぎないようにしていきたいと思います。
--おまけ--
2003年@京都の内容はSTRADDLE掲示板に投稿しましたが、
ここにも出せと言われたら考慮します。
--2008/02/18追記
2003年京都の記事 を追加しました
わかりやすく言えば、勝ったあとに自分のチップを整理するタイミングとか、カードを見る手順とか。
テーブルの1番はディーラーがプレイヤーだということを意識してもらう分、順番ミスをしやすいかもしれません。
「大目に見てもらう」とか、「仕方ない」部分を極力減らすのが、心がけることだと思います。
揉め事を減らすという観点から見れば、早さよりも正確さに重きを置くべきでしょうね。結局頭で計算するのに自信のない場合は、メインポットをあわせる方法で作るのが分かり易いと考えています。
今回はいわゆるPlaying Dealer時の注意点
についての言及はありませんでした。
向こうでは、特にトーナメント時は、
「ありえない」ということのようです。
今回は、
・ゲストが来ていて英語を意識した。
・持ち点が多く、ラウンドが長い。
・前日の内容を意識した。
ことにより、いつもより疲れました。
>・カードを集めたらかきまぜない
これなんですが、マックしたカードが判らない程度に、簡単にちゃっちゃっって感じでぐしゃぐしゃにする程度は必要ではないかと思います。
カードをそろえてる時に、通常は表面をディーラーに向けてますが、プレーしてるディーラーだと外に向ける人が多いのかな。たまに推測したくなる場面もあるもので(^_^;
> マックしたカードが判らない程度に
JPCでやってるときは、そこに一番気を使っていました。
なるべく中へ押し込むような感じに集めて。。。
といった具合でしょうかね。
見えてはならないものが見えると、またもめる原因になりますから(^^;;
そろえるときはカードはプレーヤー側に向けます。
前回も同じで、ディーラー側に向けてはいけない、と言っていました。
やはり、ディーラーが何かしてるのでは
と疑われる要素は極力排除する というところではないでしょうか。