威圧的な場所

デパートにはめった行かない。
大抵スーパーで間に合うからで、父が生きていた時分は、
「カトレアの包装紙」でなくちゃ贈らない、失礼
てな地元民も多かったようだ。

外国旅行に行ってきたマダムが、日本での値段を知りたいからと一緒に出かけた。
こういう目的のある人と行くのは楽しい。

全然読めない名前のブランドのブースにどかどか入って
「げっ　これってばこんなに高かったの・・」
などと言い

次に行く時の買いモノリストを頭の中で作っているに違いない。

ところでデパートの有名ブランドの店員さんて、どーしてあんなに態度がデカいのだろう
「あんたたち　冷やかしでしょ」
の光線を全身から感じるのは
100％　アタシタチが冷やかしだからだと思う

でも見ていると、ケースから出してくれと言ってる客に対しても
大して愛想があるように見えない。

ああいう態度をとるように教育されているに違いない
うちは格式高いブランドだから、お愛想　お辞儀はいりません。

売ってあげているのよ　　買いもしないアンタたちにも見せてあげてるのよ


マダム、自分が知らずに買って来たブランドが、思いのほか日本では高級品だったのが嬉しかったようで
付き合ってくれたからと、ウインナコーヒーと焼き菓子のセットをご馳走になった

もちろんウインナソーセージの入ったコーヒーじゃない
すいません　　氷河期のジョークを・・・・