天窓風景

簡単goo →OCNの閉鎖に伴う一時保管所

青春の歌

2012-05-02 09:04:56 | 日記
近所に激安の八百屋さんがある。
確かに見た目や鮮度にぎりぎり感はあるものの、
目的のメニューが仕上がればどこにも問題はない、ほんとに助かっている。
野菜 魚などスーパーの半値以下、魚はほとんど丸ごと売り、捌き代は50円、当然、自分で捌く。

この店で買い慣れているせいで、自分が仕事で回っている大手スーパーなんぞ、
王侯貴族しか買えないような高額な食品しか並んでおらず、いくら忙しくてもついでに買うのを躊躇してしまい、仕事が終わってからこの零細スーパーに寄るけど、欲しい生鮮品ほぼ完売。毎日売り切りの店。

その店のBGMが70年代~ニュー・ミュージック初期あたりの曲とそのカバーで、
買い物中に一緒に口ずさんでしまい、だんだん声も大きくなり、
余分に売り場を回ってフルコーラスを歌っている、とんだ恥知らず中年となっている。


吉田拓郎の「あーあれは春だったね~」
は帰宅してから、しばらく数日感口ずさんでいたし、
一番最近はユーミン作の「魔法の鏡」を誰だか知らないけどカバーで流れていて、今もずっと口ずさんでいる。

店主は私より、一回り以上も若い人なんだけど、有線のチャンネルを「ちょっと前の青春ポップス」に合わせているのか、この年代の歌を流すと売り上げが伸びるってデータがあるのか、
行くと必ず年代ものJ-ポップが流れている。


ところが今、もっと近くに準大手のスーパーが進出することが決定しらしく、
整地が始まっている。
しかしあのスーパーより安く、必要な食材の入る店ができるとは思えない。
なんとか地元民であのスーパーを守らねば、
フォークジャンボリー ラブ&ピースのスローガンのように、
成田闘争のように、○×スーパー死守!
なんて立て看板を各戸が玄関脇に立てている風景を浮かべながら、今度は「クィーン」のメドレーが頭の中を流れていたりする(笑)