天窓風景

簡単goo →OCNの閉鎖に伴う一時保管所

2012年 元旦

2012-01-03 21:21:00 | 日記
どうかどうか誰の心にも、明日への光が灯っていますように。
私の身近には大正生まれがまだまだ(!)何人も元気にしています。大正元年から100年だそうで、岐阜県にある大正村では「今年は稼ぎ年!」なんて張り切っているかもしれません。
昭和生まれも平成生まれも、どんなにカッコ悪かろうと、嫌われようと、性格が悪いと噂されようと*(!?)*、生まれたからには死ぬまで生きて行きましょう。必ず死ぬことがわかっているのだから、生きてる間に「生きていることへの感謝」ができますように。*(ハート)*


年末のTVはどの局も「3.11」の津波の映像が流れていた。被害に遭わなかった私は、画面を見て、ただただ恐れおののきながら、自分が被災していたら、どうだったんだろう、の想像すらできないでいる。波にのまれた瞬間に「なんとかしなくては」なんて考えることができるだろうか。なぜ自然は誰彼の分け隔てなく命を奪うのだろう。どうして生かされ、どうして命を奪われるのか。あの波から生還できた方々の生命力は、私たちにも確かに備わっているものであるはずだけど、TVの中で静かにあるいは泣きながら語る人に、私は気持ちの中で手を合わせている。

災害や事故の不幸な出来事がないと生きている奇跡を感じることがないのは想像力の欠如だ、でも、欠如した人に思い知らせるために他の人の不幸があるわけではない。
ないけれど理屈じゃなく愚かな者が思い知るのはいつだって他人の不幸を心から思い知った時だ。

愚か者が何かを感じた後、感じる前とどう変わったのか、少しでも変われたのなら生きてることを許してもらえないだろうか。