ばばの気まぐれ日記

老後の暮らしというものはこういう事だったのかと思う日々
老後を迎えて初めて気が付くことも多い日々

出来なくても嬉しいという満足感

2020年03月11日 | 60歳からのクラシックバレエ

新型コロナのニュースでもちきりですが、通っているバレエクラスでは、自由参加でご自身で判断して無理が無いように調子が悪いのに参加したりせず、自分で判断して参加できるようにしてくださいました。

入り口には消毒のボトルも置かれていました。

3月は一週目がお休みになっておりましたので、今日は久しぶり、いそいそと参加しました。

代表の先生のレッスンです。この先生は当初からsazae3が出来ないけれど努力をしてそれを遣ろうとしているという事に気が付いてくださる指導者です。

例えば第一ポジションや第五ポジションの時にしっかりと踵と膝とつま先を真横に向けて立つ。両足の踵と膝つま先を横に向けてと言う時にしっかりと真横に向けて立ちます。そうしたポジションから片足を動かしたときに軸になっていた足の角度をしっかりと保って体がぐる~っと引っ張られないようにしてバーレッスンを行っています。

妥協してしまえば軸足の角度を曖昧にしてしまえば出来るのですが、sazae3はそれをしません。だから皆さんの様に出来ていないことも多くあります。軸脚を外へ向けたまま頑張るので、出来ないことも多々あるのですが、頑張り続けます。

その時に先生は妥協しないで頑張っているsazae3をしっかりと見てくださっています。だから出来ていない事は気にしないで目的の動きに集中することが出来ます。

妥協していたら体は外へ向けた足の方向へと引っ張られて少しずつ回ってしまいますが、足の付け根のところでガッチリ固定して頑張ります。長い年月の間には頑張り続けたほうが身に付くと思っています。もうじき15年です。

その気持ちをしっかりと理解してくださっている先生なのです。

いちいちできない理由を説明しなくても先生には理解していただいているという阿吽の呼吸といいますか・・それが伝わってきます。見えないような小さな努力を認めてくださっている事なのです。

人間って単純ですから何かを認めてくれていることが分かると大変に嬉しく感じます、満足感が生まれます。

ここでちょいと愚痴になりますが、家では長年連れ添った夫は何彼となく何も認めているような態度はしません。それでは何も伝わってきませんよね!

褒めなくても良いのです。「こちらの努力を見ていてくれる」という事が分かるという事はなんて幸せな事でしょうか、分かっちゃいないのですっ!

日頃満ち足りていませんから(笑)、sazae3はバレエのレッスンが好きなのです。小さな苦心や努力を阿吽の呼吸で、認めて貰える場なのです。辞められませんねぇ・・・・・身体を動かして気持ちが良いの+心理的に満足が得られているのです。

   

今日も好い日だったわ!

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