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軽井沢アート展

2010-09-13 19:42:38 | 国内外のイベント紹介
先月末、軽井沢で行われた、長濱香代子さん主催のアート展に行ってきました。


レンタサイクルで、軽井沢駅から目抜き通りを進み
カラマツ並木に入ると空気が一変します。澄んだ風が顔にかかり心地いい。
さすが避暑地、涼しいところです。

しかも、この辺りは大物政治家や文化人の別荘も点在する旧軽井沢。
環境が良いはずです。


そして
ありました!!  いよいよですね~

この奥、川沿いに佇む一軒家のアトリエで
4人のアーティスト達が自由なアート展を繰り広げているのです!
テンションあがってきました。 ドキドキします。


まず目に飛び込んでくるのは、傘の大群。
無数の白い傘が、雪の結晶のように橋や斜面を覆って川に降り注いでいる。

森田秀樹さんの作品:傘を用いたアート。
シンプルな素材一種類だけで、ここまで研ぎ澄まされた表現ができるんですね。
空間全体をアートにしてしまう存在感、思わず息を呑みます。
今にも動き出しそうな生命力と緊張感を感じました。
建物内にはもうひとつ、紙のアートも存在。残念ながらお見せできませんが
これがまたスゴイんです。


本杉 琉 さんの作品:ダンボール素材のオブジェ、絵画。
楽しくて、優しい作品がいっぱい。来場客の人達も笑顔になっていました。
作品のひとつは保育園に行ったそうです。子供達、人生の早い段階で
巡り会えて良かったね! きっとチャーミングな大人になれると思います。
  
ダンボール素材の小屋の中に入ると     ↑軽井沢の色。
太陽の光でできた星が!


阿美康子さんの作品:天井から真下に吊り下がるオブジェと床の装飾。
白と黒の相反する世界。二面性。エレガントで美しく、妖しく、大胆。
日常の世界を非日常に置き換えると、こういう作品のような世界ありますよね。
やっぱり、綺麗で気持ちいい方に自然と惹かれるのですね~。

白い方の作品です。


村上陽子さんの作品:映像、オブジェ
時間の経過により変化する自然の表情、一瞬一瞬を
アーティストならではの空間を使い、繊細に、詩的に表現してあり
とてもとても癒されました。



そして
長濱さんの作品:植物を使った空間アート
しっとりとした川岸に、ドライな植物! Wild Side. 私はタイトル通りワイルドに
裸足で体感してみました。これは気持ちイイ。
苔むした石垣には、まるで湧き出る水を思わせる、涼しげでシャープな植物。
普段のガーデンデザイナーとはまた別の感覚で、作品として植物を魅せてくださいました。
    
                           長濱さんとの2ショット! うれしいな。


そして Sweepyちゃん。+One!の(ワン)  
おちゃめですよね~。

『4+One!Exhibition 2010』は
繊細で、刺激的で、優しい、+カワイイ が溢れていました。

意外にも、軽井沢はモダンアートの活動はまだまだ少ないそうです。


更に、今回のアート展の裏コンセプトは「もうひとつの夏休み」だそう。



遠い昔に忘れてしまった、子供の頃の夏休み。
川に入って、草舟で遊んだり、食べ物を川で冷やしたり・・ビーサン大活躍。
なんだか久しぶりだな~。
懐かしいだけではない、ハッとするような新鮮な気持ち、大事ですね。


ありがとうございました! まさに、“大人の為の夏休み” でした。


アトリエガーデニアで次回はどんなイベントが開催されるか・・・
長濱さんの次なる企画が楽しみです。




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