お久しぶりです。田中です。
今日は“バンザイ・バンザイ” の話です。
数年前、さるハウスメーカーさんのオープンハウスのイベントで知り合いになぅた
若き書家の方がみえるんですが、その方実は弊社主催の石積み講座
「数寄積み研究会」のタイトルの書と落款をお願いした方なのですが、
先日何と何と、鉄の鋳物とコラボした作品 (3次元的に表された書を鋳物にした物で、
説明が困難です、悪しからず)
が宮内庁からの要請で伊勢神宮内にかしこくも奉納されたのです。
日本の伝統的な書とこれまた現代日本が世界に誇る鋳物技術との合作で、
これこそ日本の未来に羽ばたき渡るものとして認められ、本人の生涯を通じて
奉納を許されるという快挙です。
良かった~。奉納の前に落款を完成させてもらっておいて。
今ではもう書いてもらえないだろうし。
皆さんにその作品を見て頂きたいのですが、宮内庁と伊勢神宮の規定により
奉納作品は本人を含め一般の人の目には永遠に触れることはないそうです。
残念ですが。
(奉納へのいきさつは結構長くなるのでとりあえず割愛致します)
写真向かって右から3人目がご本人・森脇友理さんと右端が鋳物製造メーカー古久根社長さんです。
壁の作品もコラボされたもので、鋳物のバリの山の中から一つ一つ適所にあうものを選んで
貼り合わせて作ってあります。
お二人の作品に対する情熱と集中力にはただただ感服するばかりです。
“数寄積み研究会” もがんばれ~。