こんにちは
今日は、人工芝敷き施工のポイントをご紹介いたします
今回は、地面に敷く場合です。
まずは、整地です。
砂を入れ均したら…プレートで転圧をかけます。
歩いても足跡が付かないぐらいに固めます。
このとき、水はけを考えて少し高低差を付けるというやり方もあります。
次に、人工芝の敷き方です。
人工芝はロールになっており、広げた直後は寝ぐせが付いています。
そのため、
すべて寝ぐせを同じ方向(一方向)に、向けていただくと良いでしょう。
気になる繋ぎの部分です。
上から被せる方は極力裏の黒シート部分をカットし、下側シートの重ねしろに被せてください。
※重ねしろ
このとき、繋げるシート同士の毛の部分を、両者ともしっかりと密着させてください。
そうしたら、プカプカする部分がないよう、ひたすら釘(5寸釘あるいはコンクリート釘等)を打ち込んでいってください。繋ぎだけでなく、端の部分も、真ん中もすべて同じように止めます。ひたすら打ち込んでください。
仕上げに、「硬い竹ぼうき」を使用し、寝ている毛を起こしてください。
気温が高いと、毛も自然と立ち上がってくるので、夏場は1~2回で良いかもしれませんが、
冬場は3~4回(できるだけ多く)起こしてやった方が、良いです。
実は、毛が立ち上がってしまうと、より自然になりますし、余り繋ぎめも目立たないのです◎
最後に…
人工芝の㎡数を割り出す計算方法にもコツがあります。
例えば3m×7mの敷地に人工芝を張るとします。
普通であれば、3×7=21㎡ という計算になりますよね。
しかし!
以下の点が重要です。
1:上記でご紹介したとおり人工芝の寝ぐせのこと、
2:人工芝が2m幅ロールになっていること、
3:作業効率、ゴミを減らす、施工後の美しさを考慮すること
これらを考えると、使用する人工芝の㎡数の出し方が単純計算ではなくなります。
2m幅の敷地であれば、
これでも問題はありません。
しかし、3m幅ならば…
こちらのやり方をおすすめします。(右端だけは1m幅にカットしていただくことになりますが)
①…「2m幅×3m」を3つと「1m幅×3m」が1つ になります。
違う敷き方というと、②…「2m幅×7m+1m幅×7m」分になります。
「1m幅×7m」を作るには、「2m幅×7m」を半分の幅(1m)でカットしなくてはなりません。使用しなかった方は余ることになります。
更に、申し訳ございませんが、弊社では、人工芝ロールの“長さ”の方はカットしても、“幅”の方のカットは行っておりません。
そのため、弊社にご注文いただく場合も、 2m幅×7m を2つ頼んでいただくことになり、 =計28㎡分となります。
逆に、上記①でご紹介したやり方の場合、必要㎡数は、2m幅×3mが4枚ということになり、 =計24㎡ です。
こちらだと余りも少なくなります。
カットの多い分、繋ぎめが多くなりますが、毛が立ってしまえば目立ちません。しっかりと、毛を起こすことが大切です。
どうぞ、ご参考になさってくださいね。
(施工協力はLANさんでした)
おしゃ楽・人工芝詳細は → コチラ
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