毎日のように報道ではいかに現政権が頼りないか!そして自民党も体を成していない!と言った論争をばかりを繰り返しているが、過去の政権がことごとく潰されてきたのは、日本で絶対的な力を持ってきた財務官僚組織の抵抗に他ならない。。何度も言うようにたとえ政治家の首を取り替えても、首相が交代しても、この根源が崩されない限り日本には改革は起こらないのである。それをはぐらす為の工作の一つがマスコミによる問題のすり替え作戦であり、その一番解りやすい方法が政党の無策を演出する事である。邪魔な連中には検察を使って犯罪という名目で抹消し、政策に対しても不利な物には反旗を翻し、一切非協力の立場を取る事でなし崩しにしてしまう。これが今の日本の病の基である事を国民はもっと自発的に知るべきである。。今の反原発の運動がその切っ掛けになる事を期待している。
『しかし、米国の意向を忖度した官僚、財務官僚、大手メディアなど既得権側の抵抗は凄まじいものがありました。その力に十分抗し得なかったのは私の不徳の致すところと申し訳なく思っています。私が目指した方向は決して間違ってはいなかったと今でも思っていますが、その後の政権が、私を反面教師にして、「官僚、米国に抵抗したからうまくいかなかったのだ、そこをうまくやればいいのだ」と180度民主党の進むべき方向が転換されました。何のために政権交代がなされたのか、という憤りを強く感じています。再稼働を含む原発問題、TPPも全く同じ発想です。そしてこの消費税増税法案です。消費税を上げることは、官僚中の官僚組織、財務省の悲願なのです。』首相経験者が実体験した今の日本の恐るべき現状だと思う。尻尾を巻いて逃げた鳩山首相も首相だが、それだけ力がすごいという事なのだろう。以前から言っているように橋下程度の力は、この勢力にとってはとるに足らない物なのだろう。。
原発再稼働反対のデモが週を追うたびに活発化している。来週の国会前は大波乱が起きそうな予感がしている。もしかすると10万人規模になるかも?口だけは原発反対を唱える、一部のコメンテーターも実は猫の皮をかぶったオオカミで、反面では必死で小沢排除を歌い続けている。彼らの目的は鮮明で、今回の事はすべてが民主の責任とする事が目的である。従って、増税も反対、原発再開も反対、それには今の世論に迎合しているだけであり、間違いなく事は粛々と進められることは百も承知の上の言動であり、現実的に反対している訳ではない。従って、反小沢主張を徹底して継続している。これで、元の官僚主導の政治に戻ればすべてが万々歳ということである。友達は29日のデモに大阪から上京すると言っている。。すごい事になるかもしれない!
政治は益々混沌として行っているが、目的は一つ、第一に何があっても消費税はあげる事、原発は再稼働する事、沖縄は普天間から辺野古へ移設する事、これらは官僚が自民党を操って決めてきた事ばかりである。一番組みやすい政党が自民党である。国民がそれに反発をしたが、その国民によって選ばれた民主はことごとく潰されてきた。あげくに今度の野田総理はすべて官僚/自民の政策の丸呑みである。今の自民は適当に反発姿勢をとりながらも、実際には己たちがやりにくかった消費税値上げを野田政権にやらせその後に政権を復活させようと企んでいるに過ぎない。もっと根源はそれを操っている官僚である。今回の原発も大阪の橋下を中心とした勢力を、業界の圧力でねじ伏せたが、東電でも結果が見えているように、本当に大手のメーカーは電気を安く使っているし、東電/関電に頼る必要も無いのである。頼らざるを得ないのは一般市民であり、法外な値段で電気を買わされているのである。彼らは電力の不足を我慢してでも原発再稼働を望んではいない、、では誰が望んでいるのか?それはメーカーでもなく、一般市民でもない、原発村と呼ばれる利権団体の人たちでしかない!
橋下市長と官僚/財界を筆頭とする原発利権団体との喧嘩の第一ラウンドは軽いジャブ程度で、利権団体にポイントが入った型ちとなった。すべてが再開ありきの実績づくりの為の会合であり、原発を止めるなど全く意識がない相手に戦いを挑んでも結果は見えている。今までは橋下市長の本気度を伺っていたくらいだろうが、そろそろうざくなって来たので軽いジャブを出した程度だろう。本気になれば彼らの力は橋下を葬る事くらい朝飯前である。沖縄問題の鳩山前首相を葬ったのも、小沢元党首をほぼ葬ったのもその力の一片でしかない。。これから橋下が真剣に喧嘩を売るとは思えないが、もし売るとすると間違いなく政治生命あるいは生命自体を掛けた戦いになるだろう。。
これだけ多くの人間が反対してもごく一部の賛成派にはかなわないのがこの原発再稼動である。前にも書いた様に必ず再稼動をすると思っていたが、やはりその通りになりそうである。それは、会社存続と、利益利権の保持以外の何物でもない、、大阪の橋下市長にしても表向きは反対姿勢は示している物の、結局、容認しているのと同じ事を言っている。つまりは反対している姿勢は見せるが、動かすのは国の問題と言う事で容認しているのと一緒と言う事だ!上手い逃げ口実ではあるが、けっして一般人の代弁者ではないと言うことである。一度動き出せばなし崩しで、全ての原発は動き出すに違いない。
お笑い芸人が2人自民党の議員に吊るし上げられている。それをここぞばかりマスコミが騒ぐ、、目的は何かはハッキリとしている。生活保護の支払いを渋りたいのである。。バブルの頃には余るだけのお金を税金、年金で集めたあげくその大半を消失させたにも係わらず、少子化を名目にすべてを絞り上げて行く役人の手先がこの欲求不満の議員なのである。生活保護を受けている人たちにはそれぞれの理由がある。どう考えても今回の様に吊るし上げて、業界から抹消しようとする事が正しいとは思えない。だまし取っている人間は他にいくらでもいるだろう、そう言った事を取りあげずにただ芸人だからと言うのはおかしい話だ。。
やっぱりとつい呟いてしまった!何が何でも必死な連中が証拠があろうがなかろうが、小沢氏を被疑者という立場においておきたいが為だけに控訴に踏み切ったとしか見る事が出来ない。税金の無駄遣いであり、時間の浪費である事は間違いがないが、なんとか小沢氏の影響力を最小限にとどめたい人たちの最終戦争なのだろう。しかし、これは小沢ではなく今の検察、裁判所、マスコミ全てと一般国民との最終戦争に突入する切っ掛けとなる様な気がしてならない。小沢サイドも取りあえず裁判所の無罪判決を容認していたが、これからは本格的な戦いを挑まなければならなくなるだろう。そこには上手く消えかけていた諸々の陰謀が表沙汰になる、良い機会になる事だろう。。
先日のテレビでのニュースで話されていたが、何故再可動が必要かは関電の『含み資産』の問題であり、原発が資産から外された段階で資産は半分になってしまい、その数年後には資産割れして、関電は倒産の危機に直面する事になる。今、関電/政府が一番問題にしているのは、再稼動による一般市民の命の危機ではなく、会社の存続なのである。それに加えて原子力村と呼ばれる利権受託団体があり、現地の利益の恩賞を受けることが出来る一部の市民が再稼動を必死で進めようとしているのである。
小沢元代表の判決が出た翌日からのテレビ番組のコメンテーター、司会者の総攻撃が始まった。ひどい司会者は小沢擁護を話すゲストの話の途中で割り込んでいき、話を終わらせないという陰湿な番組を平気で放送している。僕もまだ小沢氏の本質を知っている訳ではないので、擁護出来るはないが、それにしても如何にメディアが小沢氏の復権を恐れているのか、あるいはいやがっている事が良く分る。小沢氏の『終始報告書虚偽記載』とはどのような犯罪なのか?あたかも4億円のお金を報告していなかった様な受け取れ方の出来る報道をしているが、単に収支報告の時期の遅れに過ぎない、それも1ヶ月である。証言した経理専門家によれば、その行為自体が犯罪にはならないとまで言っているのに?4億円を小沢氏が持っていた事が収賄の事実が無くても単に『おかしい?』だけで犯罪となるのだろうか?僕にはないが、小沢氏の様な家に育ち、お金持ちの奥さんがいて、長い間議員をして来た様な実力者が4億のお金があっても別に不思議な事なのだろうか?4億もっている一般のお金持ちは皆何処からお金を集めたのか、如何に資産運用をして稼いだのか、いちいち説明責任があるのだろうか?