余りにもくだらな過ぎる日本の状況に嫌気がさしてかなり長い間このブログも更新しなかったが、やはり少しは自分の思いを残しておきたく、もう一度気持ちを取り直して書いてみようと思う。あべ政権はいよいよ本当の顔を表しだしている。参議院選挙までは、財界/団体/マスコミの力を借りながらじっと時期を待つのかと思っていたが、どうも調子に乗って来た様な気がする。それはある意味で日本にとっては良い事なのかも知れない。全ての権力を宗教団体と手を組んで掴むという末恐ろしい事態になる前に本性を現す事になれば国民も少しは気がつくのではないかという期待である。。
安倍内閣が組閣された。。既得権益を持つ人たちには、待ちに待った政権なのかもしれない。一番喜んだのは官僚達だろう、そこら中にOBがちりばめられ今後の官僚主導は確実に手中に入った事になる。それから多数の業界人達である。これで原発が止まる事もなく、つぎづぎと再稼動され新規の原発工事も動き出す可能性が出てきた。ゲネコン達も大喜びであろう、公共事業という名の下に巨大な金が流れて行く事になる。それに加えてこの数年押さえつけられてきた暴力団だがこれを機会に力を盛り返して来るだろう。。ゆすりに必要な情報と政治家は山ほどいるからである。今、世界はグローバル化して行く中でこれほど内向きな政治が進もうとしている事に、一般市民は全く危機感を持とうとしない。ある意味、中国の共産党一党独裁政治より危険な状況になっている。確かに今回の自民党への支持者は国民の20%もいなかったのであるが、自民党党員以外の多数の人も自民党に当方しているのである。。一億白雉化という言葉が昔あったが(これは既に差別用語となっている。)今まさにそういった状況になっている。テレビを見ればどの番組も、タレントと呼ばれる人たちで独占され、知性のひとかけらもない番組がお横行している。それをげらげらと笑いながら見ている一般庶民がどのレベルかはすぐに想像が出来る。
ここまでの差がつくとは誰も考えていなかっただろう、、しかし冷静に考えるとこの結果はあっておかしくは無い当然の結果なのである。。一番の問題は民主をバラバラにした当人、野田首相である。彼は多分本気で、『決断』こそ今の政治家に求められる資質であると考えての行動であったのだと思う。非常に明快で単細胞的な発想であり、本来なら国のトップとしては一番危険な発想なのかもしれない。。彼は、官僚に本当にこの国は増税しなければ滅んでしまうと洗脳されたのだろう。そして、これをする事がどうしようもないぼんくら総理の偉業となると信じたのだろう。。結果、党は解体し、選挙ではすべての国民から総スカンを喰らったのである。国民が求めているのは、脱官僚の政治なのである。それを、全く分からず、個人の思想を前に出して行動した、野田首相の責任は甚大である。今になって責任をとるなどちゃんちゃら可笑しい。。そして、もう一方で乱立した第3極といわれる輩達である。。どれもこれもよく考えると自民党の後援部隊の様な気がしてならない。みんなの党、維新の党等は表向きは反官僚とは歌っているが、本筋は自民党と大差がない。はっきりと明言しているのは未来の党と社民党くらいであろう、しかしどちらも党首が女性では一般人の共感を呼ぶ事は出来ない。つまるところ、相手を雲に巻いた自民の一方的な戦略がちであろう。
この選挙前になって、北海道では7%の電力カットを一般市民に押し付けてきている。これはないか、あまりにも見え見えの暴挙ではないのか?当然、一般人は話を聞くだけで恐れおののく、、それが手なのであろう。原発が無くなったらどうなるかという見せしめをする事で、なんとか政権を取り返そうとする、利権集団の最後のあがきである事は間違いない、という事はある意味かなり危機感を持っているという事か?
乱立する政党、、それらが離れたり繋がったりしてアメーバーのように形を変化させる今の日本の政治である。国民のほとんどが政策の失敗と官僚の利権闘争の結果が今の日本の問題の原因である事を理解している。それらを正さなければならない政治家がだらしない事が問題に拍車をかけている。
いよいよ、石原知事が新党を立ち上げた。野田民主党代表が決断をした証だと思う。国民のほとんどが今の政治の不毛は官僚制度の持つ根本的な問題が原因である事を知っているにも拘らず、改革が出来ないのは何故か?それは、官僚と手を組んだ政治家との出来レース出はなかったのか?民主党も結果同様の道をたどって国民から総スカンを食ってしまった。今度の、石原にしても大阪の維新の会も同様の道をたどる事になるだろう。最終的には自民と手を組んで、旧泰然とした官僚主導の政治に戻る事になるだろう。要するに反官僚の姿勢はどの候補を見ても判る様に既存の権益を守る為の一時のガス抜きの手段でしかないのである。官僚の中にも真剣に改革が必要と感じている人間がいると思うのだが、これらの人材は必ずトップになる前に外されて行く、残る人間はイエスマンでしかない。出は、誰が子のイエスマンに指示を出すのだろうか?余りにも大きな力が後ろにあるのだろう、それは一個人ではない何物かなのだろう。。
この何年間の政治を見続けてきて、日本の政治は誰が描いたのかは知らないが、シナリオ通りに流れてきた様な気がする。あまりにひどい官僚主体の政治、年金の問題を初めに、いろいろなところで利権がらみの政策が進められ、多くの国民の税金が消え去って行った。それに反発した国民は少なくともこの様な官僚の暴行を許さないと民主党を作った。しかし、民主党内にはしっかりと時限爆弾が仕掛けられていた。本格的に官僚を制約にかかった瞬間に、一番の改革が出来ると思われた小沢を潰しにかかり、鳩山を引きずりおろした。そして財務省の言いなりになりそうな、菅直人を首相に置き、その後財務省の昔からの夢を実現すべく、野田が首相となった。そこからはやり放題、、
その間に、旧自民党を復活させるべく地道に進めてきた。ようやく総裁選で官僚に不利と思われた石破も最終蹴落とし、アメリカの言うなりの人間/派閥の象徴的人間を選んだ。後は国民が自民党を選んでくれればそれで良い、割る事も維新の会がその足らない分を補ってもらえれば、今まで通りの役人/アメリカにとって安泰の政治が確保出来る。。あまりにもシナリオ通り、、、
その間に、旧自民党を復活させるべく地道に進めてきた。ようやく総裁選で官僚に不利と思われた石破も最終蹴落とし、アメリカの言うなりの人間/派閥の象徴的人間を選んだ。後は国民が自民党を選んでくれればそれで良い、割る事も維新の会がその足らない分を補ってもらえれば、今まで通りの役人/アメリカにとって安泰の政治が確保出来る。。あまりにもシナリオ通り、、、
このところ仕事が忙しかった事もあってブログが更新出来なかったが、それ以上に今の政治の流れを見ていて本心、コメントする気力も無くなっている。しまいには中国が日本の企業、領地に対して暴挙に出ているそのさなかに、テレビではAKB49とかのグループのジャンケン大会をゴールデンタイムに放送するという、緊迫感の無さに、ただ呆然としてしまった。。これが日本なのか?30年に原発を廃止をうたったその裏で新たな原発はそのまま建設を進める?という意味不明な政策を発表すると、最後には閣議決定無しに原発の問題を曖昧にしてしまう。果ては、あれだけ大騒ぎしたオスプレーも安全宣言を一方的決議して、アメリカの配備に加担する。。支離滅裂な政治ではないだろうか?もちろん支離滅裂なのは裏で事を操っている官僚組織なのだろうが、、何でもかんでもアメリカの言いなりはいい加減恥ずかしいとは思わないのだろうか?頭の悪い連中が集まって、おろおろ、四苦八苦している様子が頭に浮かんで離れない。。
あれだけ『ノーと言える日本人!』でアメリカに対して一線を置いていた石原知事がどうもそのアメリカと手を結びそうな気配があるようだ。言い換えると民主党は次回の選挙で大敗するが、かといって自民党も第一党に返り咲く事は出来ない、今の流れは第三党の力にある。そこの目をつけたアメリカが手を結ぼうとしているのが、今まで敵対していた石原知事の様な気がしてならない。彼は明確にアンチ小沢でありその点でもアメリカにとってメリットがある。そこに橋下を抱き込めれば(可能性はまだ未知数)、次期の政局に大きな影響力を持つ事が出来る。石原は首相座を確実に狙っていると思われる。
前回も書いたが、何故瓦礫を北九州くんだりまで運ばなければならないのか?これに似た話が飛び込んできた、半信半疑であるが、知り合いの知人が絡んでいる話で、被災地のくず鉄の処理の話である。東京近辺の県にその瓦礫(鉄くず)を持ち込み溶かして再利用すると言う話なのだが、政治家が絡んでいるという話以外は詳しくは分からない。ただ、受け入れる体制が充分でない、そこで色々な人たちに声を掛けているのだが、政治家が今その法案を通そうとしている様な話であった。つまり受け取る事が出来る人たちを紹介してほしいという事だ。大手の企業は決して手は出さない様なこういった話が、実は政界と深く繋がっているのである。政界/官僚/裏世界のつながりを暗に示唆している様な気がしてならない。。