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これが大問題なのかな?

2014年02月06日 | 音楽
 佐村河内という音が聞こえない作曲家の代表作「交響曲第1番 HIROSHIMA」などが別の人物による作曲だったとして、マスコミで大騒ぎになっている。肝心な知事選に関する報道はほとんどないのに、やたらにテレビに取り上げられているが、影武者がいるのは音楽界に限らずその世界にもある事である。今はやりの有名バンドの曲もほとんどは何処かのバンドの曲の一部を借り受けたものであるし、有名建築家でも誰かの作品の模倣をしていることもあり、別段騒ぐ事も無いように思うが、、、それよりもマスコミがこのハンディを追った作曲家をハンディ故に美化しようとした事の方が問題のように思える。又、美化された物にしか飛びつかない、知識不足の大衆も問題なのかも知れない。本来であれば作品の善し悪しで判断すべきを、その人の表面的なもので判断している事自体が問題なのである。

アメリカ社会とカントリー音楽

2013年10月15日 | 音楽
このタイトルの講演を聞いてきた。カントリーの表面的な流れを話していたが、余り他の音楽との関わりについての突っ込みが少なかったので、話に深みは余り無いように感じて仕方がなかった。最後の聴衆からは僕も聞いてみたかったいくつかの質問があがっていた。アメリカに住んでいると何となく分かる常識みたいな事ではあるが、カントリー音楽の支援層は圧倒的に中部、南部に限られているように思う。まさにred statesである。共和党の母体となる人たちである。blue statesは沿岸部の都会を中心とした知識層と言われる民主党支持層である。ここにカントリー音楽の絶対的な聴衆の違いがある。フォークソング系、ロック系はどちらかというと昔から反体制的な人たちが多く存在していた。質問で『ジプシーチックス』がブッシュ大統領を批判した事でカントリー界から追放を食らったという話が出ていたが、これは少し違っている。ジプシーチックスは元々カントリーバンドではなく都会のブルーグラスの人たちである。ブルーグラスは元々はマウンテン音楽をもとにしているが、発展してロック、ブルース、フォークの音楽家達と交流を深め、カントリーとは一線を隔ているからである。。
面白かったのはアメリカのカントリー音楽は姿形を変えて今に至り、若者も聞いているメージャーな音楽であるのに対して、日本のカントリーは未だに40年台のカントリー音楽をそのまま歌っている事である。講演者に言わすと日本のカントリーは絶滅危惧種であるという事だった。。そのような人たちが沢山この講演を聞きに来ていたが若者はほとんどいなかったのが印象的であった!

NHKの長谷川きよしさんのスペシャル番組

2012年05月13日 | 音楽
力の入った音楽番組だった!いい加減な音楽番組が多い中で、一人の音楽家の人生観まで深く掘り込んだ良い番組だった。選曲もとても良かったし、その各曲に合ったセッティングも新鮮で良かった!最後のover the rainbowは長谷川きよしさんの新しい音楽の世界が滲み出ていた。今後も益々その洗練された演奏と歌を奏で続けてほしいと思った!NHKも中々いい番組を作るもんだ!!感心!!

久しぶりにジャズロックを聴く

2012年04月17日 | 音楽
友達の紹介で久しぶりに大音響の演奏を堪能する事が出来た。いつもはアコースティックな音楽が中心なので、電気の入った目一杯の音を聞く事が余りない。。今回は安達久美さんという若手のギタリストのライブだが、女性とは言ってもかなりのハイテクの持ち主である。若いと言う事もあり中々セクシーなステージ衣装だった!元々はジミヘンとかのロック/ブルース系からギターを初めた様だが、今の演奏スタイルはフージョン/ジャズ/ロックと言ったところだろうか、、昔のマハビシュヌオーケストラの変拍子を思い出させる曲が沢山あった。演奏も世代交代が進んでいるなと感じるライブだった。特にドラマーのノリタケヒロユキ氏は久しぶりに聴く本格的なジャズ/ロックドラマーであった。神戸大学の出身と言う事も親近感を持てる一因かも、、バックの上手さが際出ているので、メインのギターの良さが少し消され気味だったのは残念であった。僕の大好きなスティービーレイボーンの曲を演奏してほしかったな、、

安岡力也さん

2012年04月09日 | 音楽
僕が高校3年性の時に東京のテレビスタジオでヤング720という番組にアマチュアバンドとして出演した事があった。全て収録放送だったと思うが、その時のプロのバンドが安岡さんの『シャープ ホークス』というグループサウンズのバンドだった。皆、ほとんど寝ていない様な状況で楽屋でも仮眠をとっていた。歌い手の人たちは皆疲れきった顔をしていた事が思い出される。それと、キーボードの人が僕たちが演奏した『サンフランシスコベイブルース』のコード進行にとても興味を持って一生懸命にコード進行を僕たちに聞いて書き写していたのを鮮明に覚えている。子供ながらに、プロの人たちは大変なんだーと思った一瞬だった。見かけはとても怖かったけれど、話すととても優しかったのを覚えている。ほんの一瞬の接点だったが、安岡さんのご冥福を祈ってます。。

聞いていてホッとする歌

2012年03月02日 | 音楽
偶然カントリーミュージックを聴く機会が出来たので、カントリーの名曲と言われる「San Antone Rose」と言う曲をネットで検索したらRay Priceというカントリー歌手のyoutube映像をみつけた。これが、本当に枯れていて,自然で良かった!80は裕に越えると思われるが、その声は太く、カントリーといっても乗りはスイングジャズそのものである。何度聞いても飽きない。。久しぶりに聞いて安らぎをもらえる歌だった。。

ホイットニーヒューストンの死

2012年02月17日 | 音楽
数ヶ月前からホイットニーの経済状況が費用に悪いというニュースを気になりながら見ていたが、彼女がこのように突然死去するとは思ってもみなかった、、死因はまだ確かでない様だが、かなり精神的にも金銭的にも行き詰まっていた様に感じる。直後のエミー賞では皆が哀悼の意を表したとの事だが、何故誰も彼女を本当に助けようとしなかったのだろうか?死んだ後はその功績を讃え、追悼をするのに、生きている間はどのような状況にいても決して救いの手を差し伸べようとはしないのは何故だろうか?誰かが必死で救おうとしていたなら、彼女は死ななくても良かった様な気がしてならない。。

プロとアマの違い

2012年01月11日 | 音楽
久しぶりに友人のアリさんと一緒のライブに出演、僕らは前座で演奏する事になった。なんとか無事に終わった後に楽屋の小さなモニターでアリさんのブルースハープを聞いていたが、あっという間にその演奏の中に、漂う枯れ葉の様に飲み込まれていった。音楽とは如何にいい音であろうが、どんな装置を使おうが、良い音楽はそれらに関係なく良い音楽なのである!アマチュアの我々はモニターが悪いとか、音響が悪いとか、PAが下手だとか偉そうに言うけれど、本当に良い音楽は演奏出来ていない、上手い下手は少しはあるかも知れないが、ドングリの背比べでしかない、、しかし、アリさんの音は全てを超越している。それが本当のプロの演奏である。。本当に参った、、、

日本人の文化レベル?

2012年01月06日 | 音楽
僕は決してAKB48と言うグループが悪いとは思わない、アマチュアの普通の女の子が一生懸命にスターになりたいという目的に向かってまっしぐらに頑張る姿は切ないくらい、、、しかし、その彼女達を商売として動かしている連中も沢山いる事だろうし、レコードの売り上げのトップ10のほとんどがこの素人の彼女達の歌が選ばれている事に、何か日本人の音楽に関するレベルが分った様な気がする。。このままでは日本には文化と言う物は決して育つ事はないだろう、、それは作る人間の問題ではなく、それを聞く大衆のレベレである事が理解出来ない限り、、

ライブ演奏の楽しさ!

2011年12月13日 | 音楽
ここ一ヶ月の間に3カ所で異なったバンドでの演奏が続いた。中々こういった事はないのだが、15分のステージがら35分を2回のステージ、それに40分と小一時間の2ステージとかなりの曲を歌う事になったが、練習では力つきてしまうこの長時間の演奏もライブではあっという間に時間が過ぎてしまう。。さすがに最後のステージではギターを弾く左手が吊ってしまった。それを見た他のメンバーも同様に手が動かなくなっていた。。そして友達のプロミュージシャンからは「箱バン」にはなるなよという忠告があった。「箱バン」とは、一つのライブハウスだけで専属演奏するバンドの事だが、やはり同じ様なお客さんを対象とするので変な癖がついてしまうというぞ、という警告である。まだまだ初心者でへたくそな僕にはそのレベルまでも到達していないので心配はないのだが、、、