小泉前首相の『脱原発』発言は昔の『郵政民営化』と全く変わっていない、、その表面的な言動に野党も国民も大きな期待をしてしまい、、その結果がアメリカへの日本市場開放という大きなリスクをもたらした事を皆覚えていないのだろうか?彼の臭覚は非常に優れている、これからの自民党がどの方向へ向かっているかを理解しているので、少しでも民意とのギャップを埋めたいと、あえて正反対の発言をする。それによって、国民の自民党に対する抵抗意識を少しでも和らげる、、曖昧にしたところで多数決の原理で好き勝手な政策を進めて行く。。問題は野党の連中が簡単にこの小泉氏に同調してしまう事である。一般国民ももっと彼の今までの行動を思い返して、、彼が何を考えているのかをしっかりと観察することが大事だと思う。。
何故これほどに急ぐのか、ほとんど審議なしに衆議院を通した与党は何故これだけ急ぐのだろうか?今までも原発の持ち込み、沖縄返還の裏約束等など、大きな国がらみの隠蔽はすべての官僚組織、内閣がまとまって行ってきたので、それを取り上げるようなマスコミも個人も平気でつぶす事が出来た。従って今回のような法案をわざわざ今作る必要もない。。問題は各省庁単位の隠蔽である。これらは今回の法案で各大臣クラスで隠蔽出来る事になるから役人としては大助かりになるだろう。要するに国がらみでやらなければならないような大きな犯罪ではなく、コソドロ程度の犯罪を報道から守りたいという役人の焦りからくるのであろう。という事はかなり多くの出したくない、隠蔽したい案件が沢山各省庁内に山積みにされているに違いないと思う。。
いよいよ、官僚と楽天の戦争が始まった。そもそも、医薬品のネットでの販売認可から始まるが、最終的にはすべての市販薬品が同様にネットでは販売が出来ないことになった。これに対し楽天は徹底抗戦する姿勢を表明、それに対抗するように楽天の優勝セールに便乗した楽天市場の商品が77%の値引きを銘打って売られようとしたことを狙われた!!10個で12000円のシュークリームなど誰も信じないだろうが、、それを77%値引きで売った??といっても一つも売れていない、、実際の被害者はいないのであるが、マスコミは大騒ぎをしている。。これが、両社の血みどろの戦いになる様な気がしてならない。。これまで、政府に寄り添っていた新興会社がどれだけ痛い目に遭うかを過去の事例からまだ学んでいない、リクルート、ホリエモンのライブドア、介護の大手コムスン、使い捨てられて去っていたオーナ達が沢山いる。楽天はそういう事にはならないとは思うが、、どれだけ戦いを挑むかは見所かもしれない。
何故今更これほどの大騒ぎをするのか?商品の材料をごまかしてメニューにのせた?芝海老がレモンエビ?牛肉が加工肉?日本でこのような事は当たり前でなかったのか?本物も偽物も分からない人たちがブランドの名前に頼って物を買い求めてきた結果でしかないのでは?要するにブランド名があれば安心するという人種なのだろう。それより、もっと大事な法律が国会で通ってしまう、、その報道はこの馬鹿騒ぎの為に陰を細めている。。これが本来の騒動の目的なのだろうとは思うが、、それにしても、、くだらない。。
国会の開催中、まして大事な法案を多数というだけでごり押しして決めようとしている最中にトルコのトンネルの開通式に向かった安倍首相、、それがトップセールスと讃えるマスコミ!!何処か可笑しいとは思わないのだろうか?プライオリティーの履き違い、ここまで来ると滑稽を通り越して知能レベルの問題としかとらえようがないのでは、日本のトンネルの建設の実力を認められて受注したのは大事な事であると思うし、それなりの営業活動も行ってきたと思う。しかし、国が一企業の為に国会を無視して開通式に望む事が本当に国のトップが関わるべき事かどうか??
今、国会でごり押しで闘争としている『機密情報保護法案』であるがこれ自体が大問題であるにも拘らず、今日ドイツのメルケル首相の個人携帯がアメリカに盗聴されているとメルケル首相からオバマ大統領に抗議された。これはトップからトップへの抗議であり、思いつきでは決してない事は我々の様な一般人でも分かる。ドイツはしっかりとした根拠があるからトップへの抗議を堂々と行なったのである。この様な事が平気で出来る国と連携を持つ為に作ろうとしているのがこの法案である。日本とアメリカは多分盗聴をしなくても全て筒抜けになっているから関係ないのだろうか?いい加減にしてくれ!
このところ首相の『原発事故汚染』を完璧にコントロール出来ているという発言が二転三転していると報道で取り上げられているが、テレビの元官僚のコメンテーターが的確な発言をしていた。オリンピクでの発言は官邸による発言であり、国会では官僚が台本を書いているので『絶対』とか『完璧』と言った言葉は避けるように書かれている。それをそのまま読んだ首相はマスコミに突っ込まれた、、そこで又、官邸判断でもとも使った言葉を言い直している、、という事である。官僚主導であれば突っ込まれる言葉はごまかして使い、官邸主導であれば平気で嘘がつけるという事なのだろう。。いずれにしても狸と狐の化かし合い程度の事なのかもしれない、大人なの政治がいつになれば出来るようになるのだろう??
今日のニュースでこの話題が上った!今、この国はジェネコン大忙しの状態になっている。これは僕たちの業界でも大きな影響を受けている。値段は益々高騰して人手不足になる。大もうけ出来るのは大型建設工事、特に公共事業が大きな稼ぎ場所である。それに加えて国が個人企業に対してこのような法律で改修を義務受けるのだからジェネコンは益々儲かる仕組みとなっている。問題は実際に施行をする人たちである、彼らもそれなりの利益は得れるだろうが、働ける人数に限りがありまして現場にたつ労働者の賃金は最低の状態から抜ける事はないだろう。儲かるのは非労働者達である。これから現場の労働者には休みの日もないくらいに現場は過酷となって行くだろう。誰の為の政治なのかは語らずとも分かる。。。
震災以降の東電の原発事故処理、汚染水への対応が遅れているのか?それには非常に明確な理由がある。それは国に対する徹底的な反逆なのだと思う。要するに自分たちに非はないと内心思っているからであり、本来のこれらの処理は東電の責任ではないと思っているからである。まして、国は自己責任をあくまでも東電の過失のように立ち振る舞い、国が助けるのだという姿勢を通している。誰がこの原発政策を推進してきたのか?誰が各地地域に国税をつぎ込んで色々な支援をしてきたのか?誰がキャンペーンをはって原発が安全と国民の洗脳をはかってきたのか?今回の事故で起こった多額の事故処理費は最終的に国民の血税で補われる事になるのに、誰一人として刑事責任、まして道義的な責任すら問われていない。。これが、東電のとっているこのいい加減な対応の根源にある。要するに自分たちは被害者だと思っているからに他ならない。。
日本の政治家、官僚、銀行、媒体、企業のトップ連中は日本人には『嘘』をついてもつき通せば、ごまかせると信じているに違いないと最近確信した。オリンピックでの首相の福島原発問題への発言、TPPへの日本政府の発言、沖縄の基地移設問題、古くは核持ち込みの隠蔽、すべてがすべて『嘘』である。何故、一般国民は『嘘』と知りながら何もしないのか??それは『自分の身には降り掛からない問題』だと思っている事、少なからずこれらの『嘘』によって自分たちも『利益』を得ているのではという罪悪感からではないかと思っている。従って、彼らは平気で『嘘』をつき続けるのである。。きっと問題にはならないし、つき通せると信じているからに他ならない。。しかし、これらが実際に国民の実生活に影響を出すようになってきた今日では少しづつでも変化が起きているような気がしてならない。。実際の党の実情を知ってか知らずか平気で自民党がまともだと思っている人たちも決して国民の過半数がいる訳ではない、組織票があるから25%も満たないのではと思っている。その他の人間は少なからず現状に疑問に思っていると思う。どうする日本???