ちゃかましい雨音。

外は雨。
降り続いている雨。
少し強くなった雨音で、目が覚めた。

風邪薬を飲んだのに…。

雨音で、少し不安になり、
眠気がとんだ。

私の布団の真ん中を占拠している、チビ太。
静かに、寝息をたてている。

そっと撫でてみると、
ビクッ！となり、
そして私の手を抱えて、
寝ぼけて舐めだした。

雨音も、静かになってきた。
頑張って、もう一眠りしよう。

起こさないように、
そっと毛布をひいた。

お葬式…。

昨日、帰ってきた時にお袋から、
悲しい知らせを告げられた。

こちらの新聞では、
県内全域で亡くなった方の、
お悔やみ記事が出るのですが、
そこに私が借りている、
田んぼの貸主のおとうさんが、
亡くなった事が記されていた。

２年前から、お借りして、
いろいろお叱りを受けながらも、
優しく指導をしてくださった方で、
できれば、もっとたくさんの事を教えていただきたかったのですが…。

一人残ったおかあさんが
（娘さんはいらっしゃりますが、もう嫁がれていますので…）、
さらに小さく見えて…。


それにしても、私が田んぼを借りた人は、
これで二人も、亡くなってしまいました。
もしかして、私は死神なのかもしれません。
人を傷つけるばかりの人生。
イキテイテモイイノダロウカ…。

悲しいニュース

あまり好きではなかったけど、
一人のアイドルが、自殺したと、
ニュースが報じています。

残された人の事を考えると、
なぜ？という疑問と、怒りが込み上げますが、
彼女なりの、理由があるのでしょう。

私も、先の見えない恋をして、
愛し続ける誓いを自分にかけ、
それに縛られ、さいなわれ、
相手を愛おしみ、憎み、また愛おしみ…。
そんな自分に、自己嫌悪したり…。
それでも、最後の女(ひと)だと、決めているので、
待ち続けるのだろうと、思います。
いや、待ち続けます。


深夜に来たメールに起こされ、
眠れなくなった頭で、
ふと、何気にそう思った事。




上原美優さん。
生き抜いて欲しかったです。

ヘヤノオンドガヒクスギマス。

今朝、牛乳配達のため起きると、
複合プリンタが、煌煌と表示板を光らせている。
「ヘヤノオンドガヒクスギマス」

早々に着替えて、チビ太と家を出る。
(チビ太は、お散歩です)

被災地の皆さんは、
もっと寒い想いをされているんだろう…。

未だに光っている、部屋の中で、
そう考える。

半月(はんげつ)

今日は、半月。
寒々と、しかし明るく郷をてらしてくれています。


欠けて、満ちて、また欠けて。
いつまで繰り返すのだろう？
あと、どれくらい…。

久しぶりの海です。

東京から越してきて、初めての海！
潮の香りに、包まれ、
波の音に、心を揺らしています。
やっぱ、海も良いなぁ～。

行き過ぎるまで…。

行き過ぎるまで、気付かれませんように…。

タイヤのシミの様に、白っぽい点となって、ジッとしています。
そのまま気付かずに、行き過ぎてくれれば…。


でもそれじゃ、少し寂しいような気もします。
今はただ…。

そちらの空は？

こちらの空は
月が煌々と
夜空を照らしています。

そちらの空でも
月は出ているでしょうか？

遠く離れた場所で
心だけは近くに居たい…と
見上げた空には
月が煌々と
夜空を照らしています

そちらの空は？

夜桜

今夜は、天竜峡の温泉に…。
昼間、田んぼの中でドロドロになったので、ゆっくりと身体を伸ばしに行ってきた。

白髪がだいぶ目立つ髭を剃ってから、風呂を出るとライトに照らされて、桜の大木が、夜空を埋めつくすように、立っていた。
「おまえも、独りか…」
見上げた桜が、青白い街灯に照らされながら、そう呟いているような…。
春先の、そんな夜。

今夜は満月らしい。

ここのところ、あまり良い天気じゃなかったので気が付かなかったが、外の明るさで今夜あたり、満月らしいということが解る。
もうちょっと、春めいてくれるとお月見と洒落るのだが、今夜はそれどころか、真冬なみの寒さ。
明日の朝も、氷点下になるそうだ。
春、未だ遠い。