ツアーで 円空仏 の見学もありました。
西尾市の浄名寺に祀られています。
門をくぐって左手の御堂に祀られていて 像の高さが270㎝もあり、円空仏としては
荒子観音寺の仁王像につぐ大きなものだそうです。(荒子観音の仁王様もまだ拝観
したことがありませんが・・)
円空仏 観音像は自然の木目を生かした立木仏で ノミで削った痕を全身に残しています。
拝観した後 西尾市の名産 お抹茶をいただき、住職さんの法和をお聞きしました。
いただいた絵葉書を見ながら 円空仏がどのようにしてこの西尾の浄名寺に
祀られるようになった経緯などをお話し下さいました。
{円空仏は元来伊勢の国で祀られていたのが、明治時代に仏様は排除すると
云うことになり 海を渡って浄名寺で祀られることになったそうです。}
住職のお話の中で 円空仏が何とも言えない優しい微笑みをしているのは
円空仏の右胸のあたりが少しふくらんでいる部分があり、きっと子供を抱いていて
優しく微笑みかけているのでは? と話された時
思わず目頭がうるんでくるような気持になりました。
ためになるお話を沢山聞き、帰りにもう一度 円空仏を見ると
右の胸あたりが膨らんでいて 子供を抱いてるように見えるので不思議ですね?
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