社会見学 午後からは大江破砕工場です。
ここ大江破砕工場は家庭から出される年間60万トンあるゴミ
のうち4%あまりの「不燃ごみ」と「粗大ごみ」が集められています。
集められたゴミは4種類(鉄、アルミ、不燃物、可燃物)のゴミに
選別されます。
鉄やアルミはリサイクルに・・
燃えない陶器やガラスなどは溶かされ・・
燃えるビニールや板切れ、段ボールなどは南陽工場の方へ
運ばれ、焼却されます。
投入ステージ
一日500台ぐらいのトラックがゴミを運んできます。
上の写真の様に①~⑫までゴミの搬入口があり、
⑦と⑧は一般家庭から直接搬入に来るトラック用に設けられて
いて後ろの扉が開き、ゴミピットというところに落とされます。
右側斜めのコンクリートの処からトラックから
落とされたゴミがなるべく平らになるようにしているところ
破砕機
これは模型です。
650回転して、100キロもある大きな釣鐘形をしたハンマーで
叩き砕きます。
回転ふるいと選別機の模型
砕かれたゴミが(緑色の台)の回転ふるいにかけられ、
ガラスや陶器など燃えないゴミと燃えるごみとに分けられる。
(青色の台)は選別機にあたり、ここで鉄、アルミ、
燃えるごみに分けられる。
ベルトの先は高速回転する磁石が付いていて、鉄は
磁石にくっ着いて回りきったところで振り落され、
アルミは反対に磁石でジャンプして遠くへ飛ばされる
という仕組みになってます。
中央管制室
各部所から送られてくる画像を見ながら制御しているところ。
運転班、処理班、案内班とにグループがあり 月曜~金曜
まで働いておられます。
ここの見学でも考えさせられることが多々ありました。
不燃ごみと簡単に出していたゴミも幾通りにも分別されること
ゴミから出る嫌な臭いも脱臭ゾーンで消されること
破砕機の釣鐘形をしたハンマーが3週間ぐらいですり減り
その度に交互に交換をするということ
これからは出来るだけゴミの量を減らすように心がけなくては
と思います。
社会見学でたいへん有意義な一日を過ごしました。
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