最後の見学 梅花藻を見に醒ヶ井へ・・
JR醒ヶ井駅前の広場でバスを降り、歩いて10分程の所に湧水が
流れている地蔵川があります。
川のある通りは昔の中山道61番の宿場でも知られている古い街並みが
残っていました。
梅花藻 は五弁の1センチも充たない小さな花で、水生の多年草。
清流でしか育ちません。
梅の花に似ていることから 梅花藻 と呼ばれています。
花の最盛期は7~8月で 今頃、夏の終わりになると川沿いに植えられた
百日紅の花が散り、梅花藻の白とサルスベリの紅で彩られます。
地蔵川の水は年間を通じて、14度程度と安定している水温。
「居醒の清水」
平成名水百選にも選ばれ、
すぐ近くには
鮫島中将の歌碑 もあり・・
明治28年に北白川能久親王は台湾で熱病にかかり、重体になり・・
病床で 「冷たい水を・・・」と所望されましたが水がありません。
付添いの鮫島参謀はこの醒井の水が冷たかった事を思い起こし
- あらばいま 捧げまほしく 醒井の
うまし真清水 ひとしずくだに -
とよんで親王にお見せになると 親王もにっこりされたと伝えられています。
と この様に書かれた案内板がありました。
樽井宿の街並みに今も当時を思わせる古い建物も何軒か・・・
「旧醒ヶ井郵便局」
昔 実家の前に設置されてた赤い郵便ポストを思い出します。
明治時代の醒井小学校の玄関
地蔵川の道沿いの町ではお祭りが行われてて、提灯や屋台が出ていました。
この日はとても暑く、涼しくなる夕方にはきっと賑やかになることでしょう?!
梅花藻を見て 「さぁ 駅のそばにある [醒井水の宿駅](道の駅のような施設) へ
戻って一休みしょう!」
建物には屋外に2か所、店内に1か所 「居醒の清水」があり、喉を潤してくれます。
冷たくて美味しかったぁ~
軒には霧状に噴射され、涼しさをもたらしてくれる 「ミスト」 も・・・
店内ではおみやげ、野菜、などたくさんのその土地の名物が売られて・・
暑くて喉が渇きます。
買いました! アイス を
これだけでは ちょっと?と追加でお土産に・・
アイスは出発時間の迫ったバスの中で・・冷たくて美味しかったぁー!
バスが出発し、しばらくすると高速一宮あたりで事故発生のニュースが入り
どのあたりで渋滞するかは分からず、とにかく進むことに・・
渋滞につかまりました。
木曽川橋の上で10分間ぐらいノロノロと… あたりは大分薄暗くなって・・
ちょうど向こうに新幹線が通過するのが見え、シャッターを押す。
やっと名古屋へ着きました。 予定到着時間より1時間ばかり遅くなりました。
腕時計の跡が薄くつくぐらいの日焼けをしましたが、 楽しかった1日でした。