宮古島に住んでいて最も恐ろしいのは何でしょう?サメ?確かに海を泳ぐ我々には巨大ザメはこわい。 それとも台風?確かに2003年の台風14号は凄かった。 不幸にも命を失った方はお一人だった。しかし、過去、宮古島では、一気に約2500人もの人が亡くなった天災がある。1771年4月24日。「明和の大津波」と言われる大津波が宮古島を襲った。石垣島付近で発生したマグニチュード7.4の大地震は、八重山地方約9400人の命を奪い、宮古島にも高さ40mの津波をもたらした。宮古島の最高地点が113mなのでいかに大きな被害が発生したか容易に予想される。上の写真は、伊良部島の佐和田の浜。ポコポコ砂浜に乗っかっている岩はその時の津波で運ばれてきた岩と言われている。1771年4月24日「明和の大津波」から237年。宮古島では、地震・津波で人が亡くなるような天災はない。しかし・・・。
上の図は、地震ハザードステーションが公表した、今後30年、震度6以上の地震が発生する地域を確率別に色分けしたもの。なんと、宮古諸島は、かなりの率で大地震が発生するではないか!まあ、その時はその時だけど、津波の前兆ぐらいは知っておきましょう~。