トルクを見ながら正確にネジを締めるためのトルクレンチです。
普通バイクの調整等には、各サイズの六角レンチとプラスドライバーで、
ゆるまない程度に適当にネジを締めることが多いです。
しかし、シマノもカンパも各部品の説明書には、
5-7Nm(50-70kg.f.cm)などと
締め付ける規定のトルクが記載されています。
先日、宮古島トライアスロンスクールでも
トルクレンチを使うかどうか少し論議になりました。
カーボンバイクに乗ってる人は、トルクレンチを使う傾向があり、
それ以外の人はほとんどトルクレンチを使っていません。
カーボンの締め付けは、非常に微妙だからです。
緩すぎるとシートピーラー等はすぐ下がってくるし、
きつく締めると折れてしまいます。
実際、沖縄那覇や京都のショップにきくと、
ほとんどのショップでカーボンバイクの組み立てでさえ
トルクレンチを使っていないようです。
経験があるから、トルクをみないでも締め付け具合がわかるのでしょう。
ここで、『うめ吉流メンテ術 トルク管理』を見てみみましょう。
結論としては、素人の自分なんかは、トルクレンチを使うべきと思います。
高価な大事な自分のバイクを壊さないように、
また、走行中のトラブルで大けがをしないように、
各社きちんとした実験から規定されているトルクを守るべきと思います。
メーカーも製造者責任として指定のトルクを明記しているのだから、
それを無視して事故が起きても自己責任でしょう。
自分?
へへへっ
トルクレンチはまだ使ったことがありません。
ほとんど調整する必要がなく納車されているからです。
しかし、カーボンのORBEA ORCAを購入する時に、
トルクレンチは必修と思い、
世界に誇る京都のKTC社製「デジラチェ」を手に入れました。
値段ははりますが、画期的商品で、品薄が続いているようです。
一生使う工具としては信頼できる名品と思います。
最後に、ORBEA ORCAを納車してくれて、その後もメンテしてくれている、
信頼すべきアスリートショップガナス店長さんの
お言葉を転載させていただきます。
『トルクレンチはKTCなら間違いありません。
デジタルですし、勘に頼ることなく締め付けできますね。
最近は軽量パーツ、カーボンパーツ多用で
トルクレンチが必需品になってきています。
ただ、車やオートバイよりパーツがより軽量で薄いため、
違うメーカーでの組み合わせ、違う素材での組み合わせでの
締め付けは特に注意が必要です。
たとえばハンドルやステムの径が26.0mm表示であっても
メーカーによって多少の交差があります。
規定取りのトルクで締め付けてもクラックや、緩みになる
可能性がある訳です。
アルミフレームとカーボンシートピラーの組み合わせで
シートピラーが割れる事例が多いのはこのためです。
ただ、部品の精度が高すぎると組み付け後に抜けなくなったり
する可能性もあるので、人間同様多少の遊びも必要ですね。
カーボンの場合はカーボングリスなどを使用して組み付けたり
ボルトには焼き付き防止のためグリスを塗布したり、
いきなり強いトルクをかけないで組み付けるとかの注意が必要です。
まずは手で組み付けて確認の上、トルク管理が必要な部分は
トルクレンチで規定値であるかチェックするという組み方が
望ましいと考えます。
ちなみに私は小さいトルクにはプリセットタイプを使ってますが、
次の更新時にはこのKTCを購入しようと思います。
大きいトルクにはプレート型を使っています。
プレート型は寿命が長いので自転車では頻繁に使わない
大きなトルク用にはこれでよいと思っています。
』
トルクレンチ使ってる??(2)へ続く。
普通バイクの調整等には、各サイズの六角レンチとプラスドライバーで、
ゆるまない程度に適当にネジを締めることが多いです。
しかし、シマノもカンパも各部品の説明書には、
5-7Nm(50-70kg.f.cm)などと
締め付ける規定のトルクが記載されています。
先日、宮古島トライアスロンスクールでも
トルクレンチを使うかどうか少し論議になりました。
カーボンバイクに乗ってる人は、トルクレンチを使う傾向があり、
それ以外の人はほとんどトルクレンチを使っていません。
カーボンの締め付けは、非常に微妙だからです。
緩すぎるとシートピーラー等はすぐ下がってくるし、
きつく締めると折れてしまいます。
実際、沖縄那覇や京都のショップにきくと、
ほとんどのショップでカーボンバイクの組み立てでさえ
トルクレンチを使っていないようです。
経験があるから、トルクをみないでも締め付け具合がわかるのでしょう。
ここで、『うめ吉流メンテ術 トルク管理』を見てみみましょう。
結論としては、素人の自分なんかは、トルクレンチを使うべきと思います。
高価な大事な自分のバイクを壊さないように、
また、走行中のトラブルで大けがをしないように、
各社きちんとした実験から規定されているトルクを守るべきと思います。
メーカーも製造者責任として指定のトルクを明記しているのだから、
それを無視して事故が起きても自己責任でしょう。
自分?
へへへっ
トルクレンチはまだ使ったことがありません。
ほとんど調整する必要がなく納車されているからです。
しかし、カーボンのORBEA ORCAを購入する時に、
トルクレンチは必修と思い、
世界に誇る京都のKTC社製「デジラチェ」を手に入れました。
値段ははりますが、画期的商品で、品薄が続いているようです。
一生使う工具としては信頼できる名品と思います。
最後に、ORBEA ORCAを納車してくれて、その後もメンテしてくれている、
信頼すべきアスリートショップガナス店長さんの
お言葉を転載させていただきます。
『トルクレンチはKTCなら間違いありません。
デジタルですし、勘に頼ることなく締め付けできますね。
最近は軽量パーツ、カーボンパーツ多用で
トルクレンチが必需品になってきています。
ただ、車やオートバイよりパーツがより軽量で薄いため、
違うメーカーでの組み合わせ、違う素材での組み合わせでの
締め付けは特に注意が必要です。
たとえばハンドルやステムの径が26.0mm表示であっても
メーカーによって多少の交差があります。
規定取りのトルクで締め付けてもクラックや、緩みになる
可能性がある訳です。
アルミフレームとカーボンシートピラーの組み合わせで
シートピラーが割れる事例が多いのはこのためです。
ただ、部品の精度が高すぎると組み付け後に抜けなくなったり
する可能性もあるので、人間同様多少の遊びも必要ですね。
カーボンの場合はカーボングリスなどを使用して組み付けたり
ボルトには焼き付き防止のためグリスを塗布したり、
いきなり強いトルクをかけないで組み付けるとかの注意が必要です。
まずは手で組み付けて確認の上、トルク管理が必要な部分は
トルクレンチで規定値であるかチェックするという組み方が
望ましいと考えます。
ちなみに私は小さいトルクにはプリセットタイプを使ってますが、
次の更新時にはこのKTCを購入しようと思います。
大きいトルクにはプレート型を使っています。
プレート型は寿命が長いので自転車では頻繁に使わない
大きなトルク用にはこれでよいと思っています。
』
トルクレンチ使ってる??(2)へ続く。