人生をひらく東洋思想からの伝言

様々な東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら一緒に人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第120回『誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり』(中庸)

2024年01月08日 | 日記

【人生を開く東洋思想からの伝言】

第120回

『誠は天の道なり、これを誠にするは人の道なり』(中庸)


年末の特別番組で、2023年を振り返る番組が沢山放映されていました。

その中でも、WBC2023で優勝した日本チームの

舞台裏を取り上げていた番組が特に印象的でした。

その指揮を執った栗山英樹監督はまさに、時の人となり、

それらの番組では様々なWBCの舞台裏での物語や、

エピソードをお話下さっていて、とても興味深く観ていました。


その栗山英樹監督といえば、東洋思想にかなり精通されていらっしゃることが、

『栗山ノート1、2』を読むとよくわかります。

特に、『栗山ノート2』では、WBCでその采配の裏ではどのようなことを考え、

何に悩み、そしてその決断をどのようにしたのか、

その心の支えになったのが 多くの東洋思想における言葉や考え方だった

という事が
伝わってきました。

栗山英樹監督は、本当に素晴らしい尊敬するリーダーでもあります

今回のご紹介する言葉は、その本からの引用になりますが、

まさに日本人の精神的な支柱とすべき中庸の言葉でもあります。


私たちの心に、生まれながらに備わっている「誠」というものを

のように表現し、行動で示していけばいいのでしょうか?

まさに、私たちが逆境や困難な状況の際にその「誠」は問われてくるように感じます。

だからこそ、日頃 様々な方々に誠を尽くしていただいたことには

心から感謝できる人でありたいですし、

そして人に対しては能動的に誠を尽くせる人でありたいと思っています。

日本人の「誠」を実践する姿を、栗山英樹監督から今回WBC2023を通じて学ばせて頂き、

実感することができ、日本人の多くの方々にも沢山の感動と勇気を与えてくださったと思います。

心から感謝を申し上げます。

私も、栗山英樹監督のような誠実さ溢れるリーダーを目指して、

誠を尽くすということを様々な局面で実践できるような人でありたいと思っています。


参考資料
『栗山ノート2』栗山英樹著 光文社

 


日本武道館にて(2023年12月31日撮影)

 


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