大玉村社協ブログ 

大玉村社協の日々の出来事や、お知らせなどをアップします。

第3回とっておきの音楽祭

2013年09月16日 10時37分45秒 | 地域福祉

東日本大震災から2年以上が経過し、福島県の南達地方(本宮市と大玉村)でも震災復旧・除染作業等が進んではいますが、まだまだ解決することのない放射能問題や、避難による人口の懸念等、閉塞感がまだまだ拭いきれません。

だからこそ音楽が持つ力で、南達地方で暮らす人が笑顔になって、明日への活力が持てるようにということで、障がいの有無に関わらず、また老若男女に関わらず誰もが楽しめる「水と緑と音楽が融合する音楽祭」ということで「とっておきの音楽祭」を平成23年度からもとみや青年会議所・とっておきの音楽祭実行委員会主催、本宮市・本宮市教育委員会共催、大玉村・大玉村教育委員会・本宮市商工会・大玉村商工会・本宮市社会福祉協議会・大玉村社会福祉協議会・(株)Mot.Comもとみや後援、とっておきの音楽祭SENDAI,福島大学学生ボランティアグループkey's協力の元で、9月15日に実施しました

しかし当日は台風18号の影響で朝から雨

Img_3798

なんだか雨らしさが伝わりませんが、それはカメラとそれを撮る人の腕がないからです。
そのような中での会場準備

Img_3796
雨の影響で、テントを立てたり、椅子を運んだりするのにも四苦八苦しながらの作業となりましたが、なんとか10時過ぎには音楽祭スタート

Img_3799

Img_3807
Img_3824

Img_3844

Img_3859

Img_3862

Img_3866

Img_3872

Img_3930

途中からステージの演者さんの力か、集まってくれた皆さんの日頃の行いが良いのか、雨が止んだのですが、やはり台風の影響で雨がいつ降りださないとも限らないので、当初の予定を4時間程度繰り上げてイベントを終了させていただきました

会場に来てくれた方の中には「紅晴美さんの歌を聴きに来たのに残念」と仰っていた方もいました。せっかく来ていただいたのに、大変申し訳ありませんでしたが、来年度以降も音楽祭は実施することになると(多分)思いますので、その際にまた紅晴美さんが、そしてそれ以外の中止になってしまった演者さんが来てくださる(はず)ですので、1年後に楽しみが伸びたと思っていただければ幸いです

それにしてもなんだから「多分」とか「はず」が多い、なんとも信用ならない文章になってしまいましたが、音楽祭のイベントで雨の中にも関わらずに一生懸命頑張っていた、福島大学学生ボランティアグループkey'sの皆さん紹介します

Img_3876

上の写真のkey'sメンバーは大玉社協と一緒にはらっぱステージというステージを担当してくれました

そして4人だけではなく、多くのkey'sのメンバーが音楽祭に協力してくれました

Img_3940
後片付けまで終わった後に撮らせていただいた集合写真なのに、みんな素敵な笑顔ですね

ちなみに私はこの時には、試合が終わった後の矢吹ジョーみたいに燃え尽きる一歩手前でした

と余談はさておき、key'sの皆さんには大玉村ボランティアネットワーク主催で11月23日に実施するボランティアフェスティバルにもご協力いただく予定になっておりますので、今後とも皆さんのパワーをよろしくお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味しいコーヒーはいかが?

2013年09月16日 09時47分41秒 | ボランティア

東日本大震災及び福島第一原発の事故により、大玉村にも直後に避難所が8ヶ所立ち上がりました。

その避難所にいる方に美味しいコーヒーを飲んでもらいたいということで、最初にボランティアに来てくださってからすでに2年半が経ちますが、変わらず大玉村に避難して来て生活している方に支援に来てくださっている(しかも大阪から)方がいます。

大阪市で「珈琲屋いまがわ」を開いている今川さんです

Img_0187

プロが淹れた美味しいコーヒーを飲みながらだと、自然と会話も弾みます

Img_0192

というか、上の写真を見ていただくと分かりますが、たまたま写真を撮った時には女性ばかりでしたが、この女性ばかりの集まり=女子会というのはいつ、いかなる場所でも盛り上がりますね

ホッと一息できる素敵な時間を作って下さった今川さんには感謝いたします。

今後ともお待ちしておりますので、遠い所大変だとは思いますが、大玉村で生活している避難者の方の笑顔の為に、またいらしてください

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の夜空に思いを寄せて

2013年09月16日 09時30分37秒 | 地域福祉

大玉村には安達太良応急仮設という富岡町の仮設住宅があり、そこには富岡町を中心に様々な市町村の方が400人近く生活をしています。

もう東日本大震災及び原発事故から2年半以上が経過して、仮設での暮らしも2年以上になっています。前を向いて歩きだしていらっしゃる方もいれば、どうしてもふさぎ込んで俯きがちになってしまう方もいる事でしょう。

坂本九さんが「上を向いて歩こう」と歌っていましたが、時には立ち止まったり、上を向いたりすることも必要です。

というわけで、昨年度は「仮設から星を見る」をテーマに天体観測会を実施したのですが、今年度は「仮設から月を見る」をテーマに、昨年度に引き続き、田村市にある星の村天文台の大野裕明台長にお越し頂いて、9月12日に中秋の名月を前に、望遠鏡で月を見るイベントを実施しました

Img_0129_2

19時からのイベントだったのですが、19時になったら月を雲が覆ってしまいました

きっと見上げている人がいっぱいいたので、恥ずかしがって隠れてしまったのでしょう

でも早く会場に来てくれた人は月のクレーターや金星を見ることが出来たみたいです

ということで、残念ながら月が見えなくなってしまいましたので、大野台長による月の講座をしていただきました。上弦の月、下弦の月、皆さんは違いが分かりますか?

大野台長に詳しく説明していただいたので、ここに書いても良いのですが、それよりはせっかくですから、田村市の星の村天文台に足を運んでみてください

大野台長の素敵な人柄にふれることが出来て、もっと星や月に興味が出てくるでしょうし、なにより、星や月が好きになるはず

Img_0165_2

その後仮設内集会所に移動して、オーロラを見てきた時のお話や、オリオン座流星群、そして11月から見えるであろうアイソン彗星についての説明を聞きました。

ロケットの一部分や隕石も持ってきてくださり、それを実際に触らせて頂いたり、持たせて頂いたりと貴重な体験をさせていただきました

駆け足に日々は過ぎて行ってしまいますが、だからこそ時には悠久の時を見るために空を見上げてみるのも良いものですね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大玉社協のホームページはこちら

社会福祉法人大玉村社会福祉協議会ホームページ