大きな樹の下で。

大きな樹のようなヒトになりたい。
みんなの憩いの場となる樹のような、
心の広い、
でっかいヒトに。

引越し

2006-03-31 07:24:12 | Weblog
どうも、なつきです。
小さいころはよく、暗いところに隠れて遊んでいました。


大学祭の実行委員会の活動場所の引越しがありました。
なにも、ただ黙々と作業するだけじゃつまらないじゃないですか?
どーせなら、楽しく、と。

物資の積み込んであるコンテナから
いろんな種類の紙や角材などを運び出したんですよ、バケツリレーで。
んで、ただのバケツリレーもつまらんから、
しりとりを始めたんですよ。

「ふじ」

「じ、ジレンマ」

「ま、マイク」

「く、くらやみ」

おとなしそーな、かわいらしーい子が
とっさに「くらやみ」と言ったとき、
しりとりを始めた僕は申し訳ない気もちでいっぱいになりました。


いやぁ、疲れたけど、楽しかった。


なんでも、そうですよね。

どーせなら、楽しく、ね。





家族サービス

2006-03-30 08:08:33 | Weblog
バイト先の店長に
「あれ?なつき君は今度4年生だったっけ?」
って言われました。

ぴちぴちな(浪人上がりの)1年生ですよ、まだ。
春からは2年生ですけど?




ママンとジジババが名古屋にやってきました。
大学の学食でママンとジジババが
普通にラーメン食べているのを見たときは
かなり笑えましたw

再会って、なかなか実感をもてないですよね?
目の前におるって事実がリアルに感じられないっていうか…。

お昼を食べた後は地下鉄に乗ってイタリア村へ。
その日風が強くて寒かったとか、
イタリア村の人が愛想悪くて接客に腹がたっただとか、
そんなことはどうでもいいんですよ。



変化とは、ゆったりとしたものだ。



えっと、
ジジがね、僕が想っていた以上に老いていて、
今日は、その老いを見せ付けられたわけです…。

うちのジジはとっても活発で祭り好き。
友達とたくさん遊ぶし、社交的。
髪も薄いし、僕はきっとジジ似だと想われる。
走るフォームも一緒だしねw

ジジは、
幼い僕をいろんなところへ連れて行ってくれました。
自転車に乗せてあちこち連れて行ってくれました。
悪いことをすれば、走って追いかけてきました。

そんな元気なジジだったのに。





ママンがジジの袖を持って
「ここ、段差あるからね!気をつけなよ!」
「ほら、おじいさん!ぶつかるから止まってて!」
とか言ったりして。

ババがジジの袖をつかんで
「いやだよ、おじいさん!じっとしてなぁ!」
「ほら、おじいさん!邪魔になってるよ!」
とか言ったりして。

ジジへのママンやババの声はどこか威圧的で僕には不快でした。
そんな言い方はないんじゃないかって想います。

ただ、
たまに一緒に外出する僕と、いつも一緒にいるママンやババとは
事情が違うのだということですよ。

「もっと言い方考えたら?」なんて、
僕くらいの関与度だから言えるわけで。

介護や福祉の話になりますけど、
障害者や老人と四六時中一緒にいる人と、
たまにしか一緒にしかいない人とでは
状況が違うわけで、
どちらかの状況での発言が、他方の状況でも言えるとは限らないわけです。

ママンやババは、確かに威圧的だけど、
そういう発言にいたった状況や心理的なプロセスも、
僕には見えないだけで、きっとあるんだろうって想いました。





実際ね、ジジはもう、ジジなんですよ。
リアルに。

脳の腫瘍の手術で片目の視力が落ちたから、
目の前にあるしょうゆに気がつかないこともある。
夜道は絶対一人じゃ歩けないしね。




浪人時代のある日の夜、公民館に迎えにいったときのこと。

一緒に並んで帰るんだと想ってたんですけどね、
ジジは全然前がちゃんと見えていなくて
手を繋いで帰りました。
手を繋いで帰ったのはいいんだけど、
けど、
元気なジジに育てられた僕にはやっぱり衝撃的でした。

家に着いたら、
普段はなかなか素直にモノを言わないジジが
「ありがとう。」って小さい声で言って
お駄賃をくれました。
「そんなんいらないよw」って言ったけど。

ジジはどんな気持ちでお駄賃をくれたんだろうって考えたんですよ。

単純に手伝ってくれて、ありがとう、じゃないと想うんです。

夜道も手を引いてもらわないと帰れなくて、
周りは自分をジジ扱いする、そんな状況を
ジジはまだうまく自分で処理できていないように僕には想えました。
情けない、だとか、恥かしいだとか、
そんな気持ちもあるんじゃないかって。

だから、
あの「ありがとう。」は、
食器洗いや風呂掃除をしたから言われる
「ありがとう。」とは違うんです、きっと。

そう想うと、
ここは素直にお駄賃をもらっておくべきかな、って想ってもらいました。




こんなこともあったので、
まぁ、ジジは昔ほど元気じゃないってのは頭ではわかってるんですけどね、
普段家では怒鳴ったり喧嘩もしてるし、
掃除やグランドゴルフをしてるから、
ちょっと目が悪いくらいにしか思っていなかったんですよね。


だから。


今日は、とっても凹みましたよ。


目の前のジジが、僕の中でどうしてもリアルじゃないんです。




名古屋の地下鉄の階段はジジババにはつらく、
エレベータやエスカレーターがないと本当に大変そうでした。
階段を下りるときも上るときも、
必ず手すりにしがみついていました。
横ではママンとババが寄り添ってね。

一段、一段。

ゆっくりと。


とりあえず、
まだそれでも、手をひかれてでも歩けるうちに名古屋に来て
孫が通っている大学を歩かせてあげられてよかった。

本当に、よかった。

伝。

2006-03-29 21:01:19 | Weblog
どうも、歩く低気圧です。

気持ちってのは、
想いってのは、
言葉にすれば伝わるわけでもなく、
でも、
言葉にしなくても伝わるわけでもない。

プレゼントやメールなど、
目に見えるようで、目に見えない。

だからといって、
目に見えるかたちで表現するということを否定はできない。



それにしても、
伝える、というのは難しい。
それは、送信も受信も。

相手に気持ちを伝えるってことと、
相手の気持ちを、感じる、ということ。

伝えるってのは、一方通行じゃないんですよね。



伝えるってのが、一方通行になったとき。

「なんで伝わらないんだろう?」

って、そればっかりで、
想えば想うほどにすれ違う。





伝えるって、難しい。

凶暴な何か。

2006-03-28 02:02:29 | Weblog
ベッドに積まれた服の山が、
どうやら今、最高です。
今までで一番高い山を形成しています。

どうも、ダメニンゲンです。


3月9日。

僕はサークルの呑み会に出席したんですけどね、
まぁ、確かに激しい呑み会でした。
がばーって呑んで、
吐いて、
寝て、
って感じでした。


いや、
そんな感じだと想っていました。


知らなくてよいことって、あると想います。
そのほうが幸せなことって、あると想います。


「いやー、あのときの呑み会、なつき君ひどかったねー?」



…え?



いや、確かにつぶれたけど、
別に迷惑をかけたつもりはないんです。




「トイレで寝てたよねー?」


「なんか、うなってたよねw」


「あ、足をバタバタやってて凶暴だったw」








ナンナンデスカ、ソレ。






聞けば聞くほど、身に覚えのない話。






でも、確かにトイレから帰った記憶はあやふやですw







僕の中には、
なにかとても凶暴な何かが巣くっているんじゃないかって
不安で自分が怖くなるときがあります。

根拠もなしに言っているんじゃないんですよ?

幼いなつき少年の偉業を考慮すると、
やはり何かが僕の中に巣くっているんじゃないかって思えてきます。

僕は親に隠れてはさみで紙を切ったり、
門を飛び越えて脱走して線路を歩いたり、
門の外へ靴を投げて高校生にぶつけたり、
靴や服をどぶに流したり…。

ああ、小学校1年生のときはスカートめくりの達人でしたよw
僕にめくれないスカートはありませんでした。




ほら、やっぱヤバイですって、僕。





僕、大丈夫ですかね?

自分が怖いです、いつか何かをやらかすんじゃないかって。

妄想の中では、
すでに指名手配ですけどねw




卒業

2006-03-27 01:42:25 | Weblog
「女の嘘は 許すのが男だ。」


やべぇ、サンジには敵わないなぁ…。




夜勤明け。
家について睡眠をとってから目覚めると昼過ぎ。
あ、そういえば今日は卒業式じゃないか!っつーことで、
あわてて支度をして大学へ行きました。

もう式は終わっていて、
卒業生は学部の中庭にいました。

スーツや袴でキマッテル卒業生。



天気もよくって、
最高の卒業式日和でした◎

僕は急いでいてカメラを用意していなかったんですけど、
僕が学部の中庭についたら
卒業生がみんな、僕と写真を撮ってくれて、

「なっちゃん、撮ろうよ!」

って、そう言ってもらえたのが、本当にうれしかったです。

卒業式とかで、
写真を撮るときや、アルバムにメッセージを書いてもらうとき、
平静を装って、実はけっこう緊張してる僕ですから、
相手から誘ってくれたりすると
本当に嬉しいんです。

「え?まじで?いいんですか?」








誰かの中で自分という存在が
何か意味のある存在であること。

それはとても、素敵なこと。
…そう想います。

うれしいとき
かなしいとき
つらいとき
さびしいとき
ここぞ!ってとき
そんなとき

あなたのあたまんなかに
ぼくのかおがあったら
そんなにうれしいことはない
そんなにうれしいことはない









夜は呑み会。

また卒業生と、
ああやってお酒が呑めるなんて想っていなかったから
すごくうれしかったです。


朝、目覚めたら、
いつの間に寝てしまったのか隣には卒業生が寝ていて。



そのとき、想ったんです。
僕の中で卒業生ってのは、
おにーちゃんって感じだなぁって。

学年も離れているのに、
いろんな話をしてくれたし、
本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。

おにーちゃん、ありがとうございました。




勝負服

2006-03-26 12:50:04 | Weblog
1日の区切りが、またあやふやになってきました。
2夜連続で夜勤です。

今日はですね、
後期試験で合格した新入生の入学手続きで、
多くのサークルが勧誘に命をかける日なんですよ。
僕ら、大学祭の実行委員会では
大学祭の広報を目的としてビラを配ったりしました◎

僕はその動員にかかっていてたんですけどね、
その動員の指示が

「あくまでも新入生に爽やかな印象を与える服装」

はい、難しい!


でもね、僕にもね、ありますよ!
爽やかな服の1着や2着!

今日はその選ばれし1着で勝負しました。
はい、勝負服ですね★

今日、その勝負服を着るために
その完全な組み合わせを実現すべく
ここ数日の服装にも気をつけていた僕。
間違って着てしまったら、
洗濯が乾かないとかで勝負できなくなるかもしれませんしね。



夜勤明けに「眠眠打破」を飲み、
一睡もせずに大学へ。

頑張ってきましたよ★
めっちゃフレッシュな気分で新入生に挨拶しました~♪

もうね、爽やかな自分に半分酔いながら学生会館に。

「ねぇ!今日は爽やかでしょう!?」



「あの、想ったことを言っていい?」



「どうぞ?」










「浪人生みたい。」







必死に抵抗するもむなしく、
僕は次の攻撃で沈黙する。


「無駄におしゃれなあたりがね、
いかにも浪人生みたい。」






ええ、もう20歳ですけど、なにか?




ええ、僕、浪人生です。




出身校は、河合塾浜松校。




なにか もんだいでも?

暴走機関車

2006-03-25 21:30:44 | Weblog
普通に歩いていただけなのに
江頭みたいって言われました。
そしたら、
近くを通りかかった友達が
「確かに、なつきは時々江頭っぽい。」
と、追い討ちをかけてきました。
バーチャファイターで言うと、
相手を倒れさせたら、
「↑+パンチ」でジャンプして踏みつける、あんな感じです。


こらーーーーー!
コンビニで買い物するお前に
一言ものもーーーーーーーーす!


レシートが必要ないからって、
僕の手が汚いみたいに露骨に避けるなよ!
地味に凹むじゃないか!


…こんにちは、なつきです。



今日はですね、
1年生が主に授業をする大きな建物で机や椅子を動かして、
ブースを作るっていう肉体労働をしたんですけどね、
まぁ、僕はその指示を出す役員の腕章をつけて
担当のエリアの支持を出していたんですよ。

取っ払う机と椅子の数が書いてある紙を渡されたんで、
それを見ながら、
「ここ2列の机を廊下に出してくださーい。」
とかいいながら、指示してたんですよ。
いっぺんに3つの教室は見ることはできなかったんで、
ある教室は指示だけ出して、少し離れてたんです。

んで、その教室に戻ったら
「ヒトツのブースに机が3つで・・・
 8ブースだから、3かける8で、24!」
とか、簡単な掛け算を黒板使って始めた暴走機関車が1台。

いや、だから指示を聞けって。

つーか、指示を聞き間違えてるしさ。


まぁ、そこは臨機応変に、
と思って対応したんですけどね、
暴走機関車は僕が持っている紙をぶんどって、
さらに加熱していきました。

迷惑なのは、動かされる方ですよ。

彼が僕の指示を無視して勝手に暴走するもんだから、
机と椅子の数が合わなくなったり、
入れたり、出したりで、ほんと帰って欲しかったです。

「自分の役割をわきまえる。」

これ、大事ですよね。

フォローにまわるべきときは、
リーダーのフォローに徹する。
自分が周りを動かさないといけないリーダーのときは
うまくフォロアーを使う。

スイッチ入って止められなくなるやつとか、いませんでした?
なにか、使命感を勝手に感じてる暴走機関車君。

別に誰もあなたの活躍に期待してませんから。



その場で自分がすべきことを理解して動ける人って、
かっこいいですよね?

僕も、もっと適切な指示を出せたら
うまく作業を進めることができたはずです。

まだまだですね、はい。

マイアヒ

2006-03-24 18:33:52 | Weblog
恋のマイアヒを歌おうとしたら、
歌詞がソラミミじゃなくて
ただただ雰囲気で歌っていました。

サビだけ、
俄然やる気で歌っていたのは言うまでもありませんね。


こんにちは。


学校であれ、サークルであれ、職場であれ、
うまくいくことばかりではないと思います。
仕事仲間とソリが合わず、
信頼できないから仕事をうまく任せることができない。
自分で抱え込んでしまうか、
全部投げ出して逃げ出してしまうか、
それで仕事の質が下がるなんてあほくさい。

「あいつとは一緒にできない。」

そう言ってしまうことは容易いけれど、
それと仕事を全うしないこととは別のお話なわけで。

お互いを負担に感じることなく仕事ができるように、
また仕事の質を下げないためにも、
良い人間関係を築くのも大切なんじゃないでしょうか、と。



学校って、勉強だけじゃない。
集団行動とか、係りの仕事とかを通して学ぶことって、
きっとあると思います。
そのときは、気がつかなくても。

僕は学級委員や合唱の実行委員、
クラスの文化祭の責任者を通じて
何度も失敗して、
自分にはこういうとこが足りない、
ここが良くないって
自分について知ることができました。


自分には向いていないって決め付けないで、
いろいろ挑戦していきたいですね。
失敗したら、その時はその時です。
またヒトツ、成長できると思えば、
それもまた良し、と言うことで。


理屈と気持ち。

2006-03-23 15:11:08 | Weblog
なんだかおかしいな、と思ったら、
スキンケアクリームで洗顔していました。
道理で泡立たないわけだ(納得)。

理屈と気持ちってのは、
また別のもんなんだなって。

世の中で、
女は感情の生き物だと言うけれど、
それはそういうことなのかなぁ?
全国の女性のみなさん、
気分を害したらごめんなさい。


僕は筋が通ってないと嫌だし、
言ってることと思ってることが違うのも嫌。
本当はそう思っていないのに、
嘘をついてほしくない場面で真逆のことを
本当に自分の意見のように話すのも嫌。
どうでもいい場面だったら適当に受け答えますけど。


その場その場で、
相手の意見を取り込んで
自分もそう思うってすぐに同調する人っていませんか?


頭と心は、別の生き物なのかもしれないです。


僕の場合、
頭と心を一緒にしようとするから、
自分の中で矛盾が消化できなくなったりして飽和しちゃう。
一緒にしようとするから、頑固だし、融通が利かない。
理屈屋なんですよね。
そーゆー意味では、けっこうドライなんです。




僕は、こーゆー人間なんだって思ってきたけれど、
これでいいのかな、これでいいのかな、って思うようになりました。



頭と心が一緒じゃない人、
口で言ってることと、思っていることにズレがある人、
そーゆー人もいるんだってことを認めなくちゃいけない。
受け入れなくちゃいけない。


意味がわからん、って一蹴したくもなるけれど。


僕は思ってた以上に、
入り口の狭い人間です。



でも。


口で言うことと思っていることが違ったら、
何を信用したらいいのだろう?


どれが本当なんだろう?


嘘と嘘のラリーなら、
そんなに馬鹿らしいもんはない。



嗚呼、わが青中バレー部。

2006-03-22 09:26:13 | Weblog
今日はちょっと早起きなんかしちゃって、
味噌汁はうめぇなぁーなんて思ったりして。

久しぶりの実家だけど、
自分の無意識ってやつに目を向けてみると面白い。

味噌汁をよそう、そのときの、
鍋を上から見る、あのアングル。
中の具が、うごめく感じ、あの抵抗。


無意識の中にも、実家はあったんですね。


帰省してる人、帰省するつもりの人。
実家に帰ったら、夜中に電気もつけずに階段を降りてみてください。

その歩幅、きっと体が覚えてる。
手すりの位置、高さも、スイッチの位置も。

友達の家に遊びに行って階段をあがると、
なんかその幅や段の高さの違いが嫌じゃないですか?

知らないとこの階段を、
真っ暗な中、すたすた降りるのって、
やっぱ実家だからできるんじゃないかなって。

まぁ、とにかく。

実家なんだな~ってお茶をすすっていると、弟が、

「あ、おにーちゃん、男バレ、つぶれたよw」


なんなんですかね。

顧問は買春で捕まるし、
わが男バレはつぶれるし。

タメとは、あんまりうまくやれなかったけど、
先輩にかわいがってもらえて、
かわいい後輩に慕ってもらえて、
僕はバレー部が好きだったんですけどね。


顧問は、わいせつな行為をした上に、
それをデジカメで撮影して友人に売っていたとか?
ここまでやられると、
信頼だとかって馬鹿馬鹿しくもなります。

今日は、そんな春のお話です。
無理やりな上に、前置きが長くてごめんなさいw
しかも、あまり笑えないつなぎでした。


朝、ニュースを見ていたら桜の開花についてやっていました。

「休眠打破」って、知ってますか?

美しい桜が咲くためには、寒い冬が必要なんですって。



「春化処理」、だったかな?
種をあったかくして、「ほら、春がきたぞ!」って勘違いさせるやつ。

種は、いや、少なくとも僕は、そんなん望んではいないです。


仮に。

今、僕が冬だとして、
誰かが僕をあっためて、僕に春が来たとしても、
それってどうなんですかね?

いや、思いやりやエールに意味がないだなんて、言ってませんからね?
僕はこう見えて応援団でしたから☆
思いやりやエールってのは、肥料だったり、水だったりで、
結局、春を選択するのは、
自分自身以外いないんじゃないかってことを言いたいんです。


都合のいい解釈なんて、考えればいくらでもあります。
頑張ったじゃん、とか、
きっとまたイイ出逢いがある、とか、
運が悪かった、とか、
その辺にあふれてるポジティヴシンキングを鵜呑みにすれば
この世は毎日春ですよ、
ALWAYS SPRINGですよ!
すいません、言いたかっただけです。

ただ、
自分の気持ちが快適な解釈を選んで、
結局、向き合うべき問題を先延ばししたって、
かりそめの春を手に入れたって
しょんないじゃん、と言いたいのです。
しょんない、って、方言かな?

えーっと、仕方ないじゃないですか。


寒い冬?
上等じゃないですか。



今、つらくてつらくて、もう嫌んなっちゃってるあなた?
きっと、それは冬ですよ。


「休眠打破」


今が春か?と聞かれたら、ちょっとわかんないけど、
毎日が憂鬱で学校が苦痛で仕方なかった僕が
今はいろんな人に誘ってもらって、
本当にいい出逢いをしている。

死のうか、だなんて考えたことはないけど、
死んだらどうなるか、はよく考えてた僕が、
そんなこと考える暇もないくらい毎日が充実している。




生きていれば、案外なんとかなるもんだ。



326さんが言ってました。
さいころの目は、表と裏を足したら7だって。