「ヤシャブシって知ってる?」
「知ってるよ〜。三線で最初に覚えた曲
だもん」
「はっ?」
「安波節(アハブシ)でしょ」
「ヤ・シャ・ブ・シ、どんな耳してる
の?」
「数字の3みたいな形の耳」
「もうお前とは喋らん!」
怒られた。。。
ヤシャブシはカバノキ科ハンノキ属の
落葉高木。日本固有種で、西日本に多く
自生する(ウィキペディアより)。
松ぼっくりを小さくしたような実が染色
に使えるそうですが、殺菌作用がある
ことから火傷などの炎症を抑える薬と
して、また水槽の水質改善などにも利用
されているようです。
ネットで検索してみると、沖縄でも
そこら辺に生えているようだし確かに
どこかで見たような気もします。
そんな時は迷わずヤンバルの森へ。
国頭村を車で走っては止まり、走っては
探す、を繰り返していたらついに見つけ
ました。
どうやらこの木のようです。
実もしっかりついていました。
実と水を鍋に入れ沸騰させ煮煎する、
冷めたら布で濾しできた煎液を染色原液
として使用します(色は灰色から黒)。
さて、どんな色に染まるかな?
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