大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

「紙くず」から培養土

2022年04月09日 05時22分20秒 | 日記
 「九州大(福岡市)などは、シュレッダーにかけて細切れになった古紙を原料に使用した家庭菜園用の培養土を開発」されたそうです。〜シュレッダーに掛けた紙は再生紙にできないのでしょうか?
 「焼却され再利用が難しいとされた〈紙くず〉の新たなリサイクルシステム」とのことです。
 作られる「培養土には古紙を栄養源として増殖する善玉菌の有用微生物を使う」そうです。
「有用微生物をは〈トリコデルマ911菌〉」で「九大で環境微生物が専門の松元賢准教授が発見した」ものだそうで、「2015年ごろに発見し、紙由来の繊維質を強力に分解する特徴がある」そうです。
「培養土でサラダ菜を試験栽培した結果、培養土を使わない場合に比べて、葉の枚数が多く4割増しも重く生育し、収穫増大の効果が確認できた」そうです。〜いろんな物を食べ、有用なものに変換する微生物。研究しがいがありますね。
 松元准教授は「『シュレッダー古紙は企業や教育現場など、どこでも出るものだ。培養土の開発によって循環社会の構築につながってほしい』と話」されています。
 この培養土の「商品名は『実のなる野菜の土』(1袋20リットル入り、598円)。久留米市や佐賀県内のホームセンタで販売されている」とのことです。
(下:2022年4月4日 西日本新聞-金子晋輔「『紙くず』から培養土 九州大など産官学連携し開発 微生物活用、農産物の成長促進」より)

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