大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

雷山空襲、残酷な戦争の真実知ってほしい

2023年06月23日 05時22分56秒 | 日記

 「1945年6月19日の福岡大空襲と同じ日、米軍の爆撃機B29が糸島市雷山地区(旧雷山村)に火の雨を降らせ、8人が犠牲となった。この〈雷山空襲〉を目撃した義母の証言や関連資料を、地域で語り部活動を支援する元小学校校長の榊勝さん(81)が冊子にまとめ」られたそうです。冊子名は【榊さかえの証言から見える雷山空襲の真実】(A5判30ページ)です。
 「雷山空襲では地域の2家族7人と、講堂を除いて全焼した雷山小の教諭1人が命を落とした。二十数戸の住宅や農協の建物が全焼し、多くの納屋・倉庫も焼損。田畑は荒れ、牛馬なども犠牲になった」そうです。「なぜ、福岡市中心部から20キロほど離れた農村が狙われたのか。地元では『溜池が月の光を照らし、軍事施設と間違えられた』と伝わるが、定かではない」そうです。
 「戦後78年。空襲を体験した地域の語り部はほとんどいなくなった。建物の焦げ跡といった被災地跡も少なくなっている」「今、残酷な空襲の真実、戦争とはかくも恐ろしいことを知ってほしい。」「二度と繰り返してはいけない戦争。戦争による全ての犠牲者を追悼し、世界平和を願って、、、」と「榊さんは現在の世界情勢を直視し、義母の思いを、改めて重く受け止めている」と話されています。
 「雷山地区では〈戦争の真実〉を次世代へ伝える現場を残すため、有志による《雷山空襲跡保存委員会》発足に向けた準備が進ん」でいるそうです。
(下:2023年6月18日 西日本新聞-竹森太一「雷山空襲 真実伝える 8人犠牲、非戦闘地域〈誤爆〉と推察 『戦争かくも恐ろしい』 元小学校校長 榊さん 義母の証言冊子に」より)


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