大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

三池港を世界遺産へ

2013年06月29日 10時00分05秒 | 日記
 前号で大牟田関連の世界遺産を紹介しましたが、炭鉱施設と関係の深い三池港についてもその対象にすべく、活動がされています。三池港は現在も稼働中で、遺産になれば修理改善などその扱いが制限される問題が出てきます。そこで、他のの遺産と違った取り扱いの基準が求められます。新聞によりますと管理保全協議会設立され、以下のようなことが決められました。これにより取り組みの進展が期待されます。
 大牟田商工会議所 広報誌 「OMUTA CCINEWS」 NO589 2008年4月発行より
  写真― 開港100年を迎えた三池港 ―
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<三池港を世界遺産へ 大牟田で総会 管理保全協議会設立へ >
三池地区管理保全協議会(稼働資産)が12日に設立され、同日に大牟田市役所で第一回総会が開催された。世界文化遺産候補である「日本の近代化産業遺産群~九州・山口及び関連地域」の三池エリアのうち稼働資産である三池港の的確な保全管理への協議を関係機関や企業などが連携して進めていく。
 同遺産群の中で稼働中なのは三池港と北九州市の八幡製鉄、長崎市の長崎造船所、岩手県釜石市の橋野高炉の四つ。非稼働資産は文化財保護法で対応しているが、稼働資産は同法以外で保全管理に取り組んでいく。
 管理保全協は内閣官房と国土交通省、福岡県、大牟田市、三池港物流、日本コークス工業、三井化学などで構成。総会では古賀道雄大牟田市長が「今後は関係者が構成資産の価値を共有、適切に管理保全していける情報・意見交換を行い、協議会を意義あるものにしていただきたい」などと呼び掛けた。
 三池地区管理保全協議会(非稼働資産)は三月末に設立。古賀大牟田市長が会長、前畑淳治荒尾市長が副会長になり活動を開始した。
 同遺産群の世界文化遺産登録への推薦書案は四月下旬に八県・一市による推進協議会から政府へ提出された。推薦候補決定後の九月ごろ政府がユネスコ(国連教育科学文化機関)へ推薦書暫定版を提出。来年二月ごろまでに各エリア稼働・非稼働毎の管理保全計画を作成し正式な推薦書が提出される予定。
( 有明新報 菅嶋 公尚 2013/06/13 号より)

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